一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

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2007年06月25日 | 建築

「ハウジングこまち」2007 夏・秋号に

当社で設計・施工させて頂いたアルーア さんが紹介されています。

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巻頭特集記事です。是非ご覧頂きたいと思います。

とても素敵な記事にして頂きました。(こまちさんありがとうございました。)

  ◇

実は、書店に並んでいる「ハウジング○○」などの県内 住宅情報雑誌の内容の

ほとんど(そうだな~80%以上)のページが企業広告なのです。

パッと見ただけでは読者には 分かりにくくなっていますが

巻頭の特集記事などは、企業広告ではなく 住まい手が主役となって

どのような家でどのような生活をしているかを記事にしています。

残りのほとんどは、企業が1ページ 数十万円払う 企業PRの記事

(どのような家を作っている会社か)が記事となっています。

つまり、

前半のほんの数ページは、雑誌社側から取材要求した注目記事。

残りの大半は、企業の広告(間に広告屋さんが入っている)となっています。

「ハウジングこまち」さんは、まだ特集記事を多く掲載している方ですが

内容のほとんど全てが広告の住宅情報誌もあります。

  ◇

別に、広告が悪いわけでは、ありませんが

読者側が広告としてとらえずに、より注目されている会社を

雑誌が取上げられている と勘違いする様では、少し問題があるのでは?

TVやインターネットや書籍 全てそうですが、

スポンサーとなる企業が付いているかぎり、広告とそうでないもの

全てがごっちゃになって垂れ流されてしまいます。

広告はウソではありませんが、受け取る側はその辺を分けて

とらえる必要があると思います。

  ◇

メディアに多くうつる物 = 一般の人が注目している物 ではないのです。

正直な所・・・

当社ももっと資金力があれば、広告をたくさん打ちたいのですが・・・

その様々な住宅情報誌からも、頻繁に広告の依頼が当社にもきます。

しかしながら、「広告にそんな大金をかけるなら、お客様のために使いたい。」

などと、強がって (^^ゞ お断りしています。

今回の「ハウジングこまち」さんの様に、特集記事 

つまり、無償で載せて頂ける場合は、もちろん 喜んでお受けしております。

過去に掲載していただいた「住まいの設計」や「日経ホームビルダー」や

電力関係の雑誌の掲載などは全て無償記事

場合によっては、逆に謝礼金を頂くケースもあります。

  ◇

私の目で見るかぎり、とても素晴らしい住宅を作っている

県内の設計事務所や工務店でも、

この様な広告雑誌には載せていない会社もたくさんあります。

一般の方が受け取る いい会社(広告でよく露出される会社)と

私(一応プロですぅ・・・)が見る いい会社 では 大きなズレがあるようです。

この辺は、やはり「お金の力」が作用しているのですね。

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2007年06月23日 | 建築

住宅雑誌などでよく

「ハウスメーカー」VS「工務店」VS「設計事務所」といった

テーマの記事を見たことありませんか?

よくありますよね。

私も、それぞれの会社によって一長一短があると思いますが

単に、「ハウスメーカー」「工務店」「設計事務所」の枠組みだけで

依頼先を決めてしまうのは、安易すぎると思います。

ハウスメーカーもいろいろ、工務店もいろいろ です。

  ◇

私の視点で、依頼先を決めるポイントとなるであろう

大きな相違点をあげてみます。

何といっても、

「誰が?」 土地を見て、お客様の意向をお伺いして、

基本間取りを設計しているのか?という所です。

「えっ!? 建築士じゃないの?」と思われるかも知れません。

しかし、ほとんどの場合は、初めにお客様と打合せをして

基本間取りを決めるのは、営業マンです。

もちろん、その方がシッカリとした資格や経験のある方ならいいのですが

多くは、無資格かせいぜい2級建築士でしょう。

もしも、1級を持っていて経験豊富なら、

設計の部署に入るか、設計事務所に入る人が大多数ですから、

あるいは、独立してしまうかな・・・

よくある「流れ」としては、

まず、営業マンが基本間取りや見積りをして

その後、設計マンにバトンタッチして、手が加わり設計される

ちょっと表面的なデザインなんかしちゃったりして・・・

といった感じです。

   ◇

あらかじめ建てる家が設計されていれば、

窓口が営業マンでも十分ですが、

自由設計 つまり これから土地をみてお客様の意向を聞いて

設計をする事は、そんなに簡単な事ではありません。

構造の事、法規の事、材料の事、施工の事 etc

たいへん多くの知識と経験が必要です。

   ◇

あなたが、もしも 現在 家づくりを計画中ならば、

その打合せをしている方の資格を聞いてみてください。

おそらく・・・

まあ聞かなくても、資格を持っていたら、名刺に自慢げに書いてあるでしょう。

私も ご多分に漏れず自慢げに↓  (-。-)y-゜゜゜

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資格があるから絶対大丈夫というわけではありません。

(悪いことする人や、勉強する事をやめてしまった人もいますから・・・)

しかし、少なくとも 無資格では知識が足りなすぎます。

つまり、営業マンは 「物売り」のプロではあるが

「家づくり」のプロではないのです。

  ◇

<私が出した結論>

すでに用意されているプランの家を買おうと思っている人

  ハウスメーカー」に。

これから、家をつくろうと思っている人なら

設計マンが直接 打合せをして基本のプランから考えてもらえる

  「工務店」か「設計事務所」に。

頼むべきでははないでしょうか。

(同じ設計事務所でも、中には2級建築士事務所もありますよ)

   ◇

ここで当社のPR

もちろん、当社では、打合せから設計 現場監理まで

私(一級建築士)がやっています。

小さい会社だから、あたり前なんですけどね・・・ (^_^;)

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防水透湿シート

2007年06月22日 | ミカンノイエ

ミカンノイエの外壁下地です。

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壁の構成は外側から、

外壁材(ガルバリュウム鋼板) ・・・ これから施工します。

胴縁(木のサン) ・・・ 外壁を留めるための下地

タイベック(防水透湿シート) ・・・ 防水と壁内の湿気を排出するためのシート

かべ震火(耐力壁) ・・・ 耐震性と耐火性があります。

柱(間に断熱材) ・・・ 充填断熱

気密シート(断熱材と一体になっている) ・・・ 室内の湿気を壁内へ入れない様に

胴縁(木のサン) ・・・ 内壁を留めるための下地

石膏ボード ・・・ 耐火性があり、壁紙の下地となる

壁紙 ・・・ 内壁の化粧材

となります。

  ◇

写真で見えるタイベックは、どこの建築現場でもよく見るシートですよね。

防水性が高く、万が一 外壁の中に雨水が浸入しても

躯体の中に入らない様に施工します。

しかも、これは内部からの湿気は透すという 優れもの。

水は通さないのに、なぜ 湿気は透すのでしょう?

(業界のでも、意外に知らない人が多いのですが・・・)

答えは簡単、水に比べ 水蒸気の分子ははるかに小さいのです。

つまり、シートを形成する繊維に、水分子より小さく 水蒸気より大きい

すきまが空いていればいいのです。

シートをよく見ると、細い繊維で編んだ様になっています。

このタイベックは、医療や様々な分野でも 使われている

とても優れた素材なのです。

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続々・アクリア

2007年06月21日 | ミカンノイエ

ミカンノイエの壁・天井に、アクリアが充填されてきました。

Img_1269

アクリアは室内側が防湿フィルムになっていて

隙間なく施工する事で、防湿ができます。

(今回は、内側にこれで防湿、外側に耐力壁で気密をとっています。)

この内部のフィルムは、断熱材より一回り大きくて

耳が付いた状態になっています。

この耳を柱や梁にきちんとラップさせて施工します。

(ただ断熱材を入れるだけでは、全然ダメですよ。)

このフィルムも以前の物の倍の厚みになっていますので

破れにくいし、防湿性能も高いです。

また、壁の中に空洞を作ったりせず、

床や天井へと空気が行き来させない様に

エンを切ることも重要です。(気流止め)

壁の中で気流が起こると、室内や床下から湿気のある空気を

吸い込む可能性があるからです。

中には、壁内通気をさせている工法もあります。

この場合は、断熱材や工法が全く違います。

これとは別に、外壁下地の通気はもちろん必要です。

(壁内の湿気を排出するため)

   ◇

こうやって、断熱の事を一つとっても

一般の方に分かる様に 説明するのはとても難しい。

実は全然伝わってなかったりして・・・ (~_~;) 

これから家を建てようとする方々は大変です。

様々な材料や工法があり、何が正しく、何が間違えなのか・・・

表面的に勉強したつもりでも、まだ奥が・・・

業界にいる人でも、分からない事がたくさんあるのですから、あたり前ですよね。

   ◇

これから建てられる方は、いかに信頼できる人・会社を見つけるかが重要ですし

業界の人(もちろん私も)は、絶え間ない勉強が、必要なのです。 ( ..)φ

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