「五十嵐のヒシノイエ」が上棟となりました。
まずは土台敷き。平面的に整形でないのがわかります。90°の角はわずか1か所のみ。
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工法はいつものテックワン工法。登り梁や斜め梁等あらゆる架構に対応できる万能な工法。
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特殊金物を製作したり、プレカット専属大工さんが手加工したりと「できないことはない」はずの工法だが・・・
今回の物件では対応できない部分が多々出てきました
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加工できないのではなく、寸法や角度が出せないぃ? プレカットCADの限界なのか?
当社の物件は2次元CADと3次元CADを併用して設計していますので
平面・立面だけでは表現しにくいユニ~クな形状の建物があります。
今回は、単純な片流れ屋根ではなく、平面が斜め、基準となる桁が斜め、屋根勾配も当然斜め。
(言葉ではなおさら表現しにくいですが・・・
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プレカット会社で対応してもらえない部分は、弊社の大工が加工して長~いビスでガッチリ接合。
大型建築物などで使われるようになった、構造材同士を接合する特殊ビスです。
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長さはなんと29cm。 超長い
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各仕口の必要耐力に足りるように計算し、ビスの本数を決めます。
パネリードX
仕上りも金物が内外に露出しないでスッキリですし熱橋にもなりにくい。
一般の建築接合金物と比較して手間はかかるが「使える」金物だ。
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いつものように屋根は厚合板で水平構面をガッチリ作り、通気層、屋根の下地まで完了。
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今物件も耐震等級は3
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警察署や消防署など「倒れてはいけない建物」と同等レベルの耐震性です。
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平面的にも立面体にも変形で、大きな持出しのベランダまでありますが
構造的に効く「壁」や「床」がバランスよくあれば、耐震等級3はクリアできます。
しかも、耐震等級2と変わらない価格で
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この辺はちょっと話が長くなるので、この辺のお話はまた機会があったら
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