栗林の住宅です。
大工工事がいよいよ追込み。 ラップして仕上げ工事も入っています。
35帖もあるLDKは、ほぼ無柱、無壁の大ホール。

通常ならこれだけ大きなホールで、耐雪1m耐震等級2をクリアするには、外側の壁だけでなく間仕切り壁など耐力壁となる内壁が必要になってきます。
耐力壁は、筋交いなら90cm以上、面材でも60cm以上の巾が必要です。 しかしながら栗林の住宅では、特殊な35cmの巾の狭い壁で耐震性をクリアできる構法を採用しています。 写真のリブ状の黒い壁がそうです。
ここまで壁の巾が狭くすむと、門型フレームのラーメン構法と同様に大きな空間を自由に作れます。
そして、この高強度のフレームを隠すのではなく、あえてブラックペイントで目立たせて、構造をそのまま感じるデザインとしています。
5つ並んだの水平連続窓は、実際には柱で途切れ途切れとなっているのですが、黒い柱に光が当っていかにも連続している様にも見えます。
タテヨコにきれいにラインが通った空間になりそうです。
浴室やペントハウスも仕上げ工事に入りました。


今物件は、サンワカンパニーの商品を多用しています。
サンワカンパニーのカタログには弊社の施工例(石上のゼロエネハウス)が

こちらの現場は完成までもう1ヶ月はかかる難しい現場です。
最後までまだまだ気が抜けません。

月岡のゼロエネハウスの足場が解体されました。


前面道路が狭くてあまり引いて写真を撮れませんが、高さが押えられ横に伸びやかなファサードです。
越後杉の雨板は白い保護塗料でさわやかな印象に仕上がっています。

また、屋根にチラッと太陽光パネルが見えます。
太陽光発電を載せたゼロエネハウスです。 ただし、太陽光の発電に頼り切ったゼロエネハウスではありません。
高い断熱性能によりエネルギー使用量をウンと削減した事が認められた ゼロエネハウス です。
屋根に入れた高性能グラスウールは、こんな厚みです


壁にもたっぷりの断熱材を使ってあります。

壁の中と壁の外に断熱材を充填するの付加断熱工法です。
壁の中も外も真っ白で、とっても気持ちの良い建物です。
