一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

「住まいの設計」の取材、月岡のゼロエネハウス

2014年10月12日 | 月岡のゼロエネハウス
昨日、Footer_banner 「住まいの設計」の取材がありました。

物件は「月岡のゼロエネハウス」。 とってもきれいな青空の下取材ができました。

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庭の緑もきれいに手入れされ青々としていましたし、お住まいもとてもきれいでした。

ご家族にも出演協力を頂き、無事に取材完了!

発売は来年1月。 まだ少し先ですが、どんな記事ができるのか、とっても楽しみです!



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性能UP!アクリアαと、限界寸法超えのサーモスⅡ

2014年10月08日 | 小須戸の住宅

小須戸の住宅の進捗状況です。

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外周部には耐力面材のモイスTMが施工され、断熱材が搬入になりました。

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今回使用する断熱材は、このたび発売されたばかりのアクリアの高性能クレードアクリアαです。
弊社が標準的に使用している高性能グラスウールアクリアNEXTと比較しても1~2割程度性能がアップしています。

もちろん価格もUPですが、そこはさすが繊維系。 同性能のボード系の断熱材よりはまだまだ安い。


そして、玄関入口にサッシが取り付きました。
玄関は吹抜けになっていて高さ4.7mの組合せサッシです。

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熱の逃げやすいフレーム部分が極細になっていて、意匠性と断熱性が両立した断熱サッシサーモスⅡ

しかし、この高さや幅の組合せは、この商品の特注範囲の限界寸法を超えています。

ですので、フレームにかかる荷重や納まりなどを検討して、他の部材で補強などしながら作ってあります。
こうすることで、住宅用の断熱サッシでも、店舗の様なダイナミックな意匠が可能となります。

小須戸の住宅は、こいうった新しい試みが盛りだくさん。 
外壁でも新しい試みが・・・
それについてはもう少工事が進んでから  お楽しみに!




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上棟!床の重要性と7mの連続窓

2014年10月06日 | 女池上山の住宅
佐渡(さわたり)の住宅のオープンハウスが無事終了。
おかげさまで大盛況のうちに3週連続のオープンハウスが終了しました。
ご来場頂いたたくさんの皆様、本当にありがとうございました。

と、オープンハウスの準備やお引渡しでバタバタしている間にも
素敵な住まいを2棟上棟させて頂きました。

なかなかブログにアップできなくて、すみませんでした。


まずは、小須戸の住宅

とてもボリューム感あるフレームですが、普通の2階建てとはちょっと違います。

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通常の木造は、2階の床が全面に連続して存在していないと、構造的に成り立ちません。
(実際には、構造計算をせずに大きな吹抜けやスキップフロアの家を作っている建築会社もあるみたいですけど・・・

1階の耐力壁の上に2階の床という「フタ」をしてはじめて地震に強い構造になるのです。 もちろん2階の耐力壁の上にも屋根部分を強く固めてフタをする必要があるのです。

「全棟に構造計算を行っています。」と、うたっている会社でも、例えば クリアするレベルが耐震等級1(建築基準法程度)なら、この床(フタ)の強さなどは対象外ですので、この大事な床剛性は計算はされていません。  

つまり、吹抜けだらけだったり、複雑なスキップフロアだったり(ちゃんとフタがされていない)の危険な建物でも、壁量のチェックだけで「構造計算しているから大丈夫です。」と、言って簡単に建てる事ができちゃうのです  怖いでしょ
(でも、これでは長期優良住宅の認定は取得できませんよ~)


ここで、話を戻してこの小須戸の住宅。 実は吹抜けだらけ・・・ というか2階の床(フタ)がほぼない住まい。
今お話したとおり、このままでは強い地震には耐えられません・・・ 

そこで、背の高い大きな平屋(1層)の建物として構造計算する事で安全性を確保する事にしました。
通常より、たくさんの長い柱や、部分的に太い柱を使い、さらに屋根のフタをとても強固なものにしたり、それによりとても強い構造が可能となりました。

今物件は、もちろん耐震等級2以上で長期優良住宅の認定も取得しています。




そして、もう一棟の上棟した物件は、女池上山の住宅

こちらは、2階の床(フタ)も、屋根(フタ)も、シッカリ作るベーシックな構造。

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しかしながら・・・ 一部にすこし変わったフレームが・・・ 


Photo

弊社の設計はどの物件も普通の構造じゃすまないみたいです・・・

構造に縛られない自由な間取りとしたい・・・  そのために「緩い基準の建築基準法をハードルにする?」のではなく、
シッカリとした構造計算により高いレベルの耐震性を確保する事で、安全に自由でダイナミックな住まいが実現できる。 そう考えています。

この変わった構造・・・ 実は、横幅が7m以上の柱のない水平連続窓(地窓)を作るための構造です。 写真ではまだ仮の短い柱が3本立っていますが、そのうち取ってしまいます。

本当に大丈夫なのでしょうか・・・ 続きはまた今度



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超開放! 週末はオープンハウスで!

2014年10月03日 | 佐渡(さわたり)の住宅
佐渡(さわたり)の住宅では、今週末のオープンハウスを前に竣工写真撮りをおこないました。
カメラマンはoffice Y.S. の山岡さん。

写真ではこの家の開放感はなかなか伝わらないかな・・・と、思っていたらとんでもない
さすがです!空気感がヒシヒシと伝わる写真です。

Shoy2389

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普通なら写真の方が、色々修正できて現物より、はるかに良く見せることが可能なのですが
開放感や空気感、質感などは、なかなか写真では伝わらないものです。

しかし、この写真なら伝わります。
これは、あくまでブログ用に早々に頂いた写真。本仕上りが楽しみです!

とはいっても、写真で全ての物が見えるわけではありません。
周辺環境、スケール感、風、匂い、肌触り、などなど


週末は、是非 この場に立って、この圧倒的な 開放感を 体感してみてください!

では、オープンハウスでお会いしましょう 


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10/4(土)・5(日) の2日間 AM10:00~PM5:00

会場→燕市佐渡(さわたり)814





Sawatari



Tirasi1004

「tirasipdf.pdf」をダウンロード 



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