native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

「桜咲く公園脇の小さい家」積雪3m耐震等級3以上の

2024-07-26 20:02:45 | 桜咲く公園脇の小さい家
今日外壁検査をしてきました。3点ほど手直しを依頼して検査終了。来週には足場を解体するのでついに全容が明らかになります。そして、内部の工事もほぼ終了。積雪3m耐震等級3とは思えない解放感。2階も相変わらずのワンルーム建物の隅から隅まで見通せます。このスペースは大分複雑な梁組みとしていますが、これはわざと。構造の梁と使い勝手上必要な梁がデザインされています。とはいうものの耐震等級3なんて計算を終わらせ . . . 本文を読む

換気回数

2024-07-24 18:33:40 | ミニストックの住み方
夜、街頭の明かりでカツラの陰が映し出されていました。いわゆる分身ですが、そういえば上の娘が無事べビを出産しました。ついに私もおじいちゃん。分身の分身ですかね。実は上の娘が生まれた時は、もちろん感動しましたが、10月10日身ごもってようやく会うことができた奥さんと比べると重さがなんか違う気がしてました。しかし、孫については夫婦で20数年育ててきた娘が出産したので、重さを共有できた気がしたんです。単な . . . 本文を読む

【ministock-01】これがミニストック-省エネ狭小住宅-

2024-07-23 22:31:15 | ministock-01
とても既視感のある光景我が家とお揃いです。こちらも同様に見覚えのある形式我が家とお揃いです。これがミニストック-01の系譜10年前と同じ。変わったことと言えば玄関前のもみじシンボルツリーと言わずして何と呼ぶといいたくなるシンボルツリー感ポーチ屋根替わりにもなっているというまさかの成長当時と比べると全然違うでしょ(逆をいうと樹木選びは慎重にならないとですね)もう10年が経過したミニストック-01先日 . . . 本文を読む

【ministock-04】ここから対策へ-建築家の小さな自邸-

2024-07-22 17:04:48 | ministock-04
梅雨が明けてここから夏が始まりますね。平和だった春を紹介します。冬の振り返りはコチラから【ministock-04】ガスもあります-建築家の小さな自邸- - native dimensions blog日曜日の夕方、仕事終わりに奥さんから花見に行こうよと誘われて、白山公園に行ってきました。この日曜日が多分見頃の最後だったと思うのですが、その最後の日に花見なんて...goo blog 4月 . . . 本文を読む

【ministock-15】見えないところのために-積年の狭小住宅-

2024-07-19 20:38:41 | ministock-15
本日より工事が始まりました。まずは地盤改良です。パッと見、地盤って同じに見えます。しかし、お正月の地震で地面って場所によって違うことを知った方も多いと思います。パッと見、まだ分からない方はコチラを。新潟市内の多くは1mも地面を掘ると水が湧き出ます。そのために地盤調査をします。そのために設計します。その結果、地盤改良をしました。一時期、巷では地盤改良をしないことがコストダウンの手法として、地盤改良を . . . 本文を読む

【ministock-04】ちょうどいい大きさ-建築家の小さな自邸ー

2024-07-18 21:13:08 | ministock-狭小住宅・小さい家-
いつも、竣工写真をお願いしている布施さんが1年に渡りミニストック-04をありとあらゆる機材を使って撮影してくれました。最近、セミナーでミニストックのことをお話しさせていただいたり、建築士会の会報でミニストックのことを寄稿させていただいたりと、ミニストックが好評露出中で、そのまとめともいうべきか7分強の動画でミニストックの特徴やネイティブディメンションズのこだわりを紹介しています。ミニストックで伝え . . . 本文を読む

「桜咲く公園脇の小さい家」ここからです

2024-07-17 19:16:21 | 桜咲く公園脇の小さい家
もうちょい感でてます。っていうか、かわいい。っていう私のはしゃぎの陰には、細かり切込みなどの丁寧な作業があります。建物は単なる四角ではないので、このような複雑な場所に対して大工さんはのこぎりやカンナを使って細かく調整をしています。すごいですよね。感心してばかりもいられないので、私もちゃんと仕事します。屋根の材料と壁の重ね合わせた材料がピタッと納まるように寸法を出しました。きれいですね。チームワーク . . . 本文を読む

【ministock-04】物持ち-建築家の小さな自邸ー

2024-07-15 14:59:42 | ministock-04
2足並んだpumaのモストロなんと15年前のブログにも登場しています。pumaがモストロ誕生25周年を記念して、左のスニーカーを復刻させたんです。うぉー、モストロが復活したぁって喜んだら、それに反応したのがウチの娘。ほほう、君もこの靴がかわいいと思うのかね。と、なぜか関係者でもないのにまんざらでもなくなる私。それならば、私がプレゼントしようじゃないか、ということで買ってきました。つまり、25年越し . . . 本文を読む

【ministock-14(modern)】ゆとり世代ー現代版最小限住居ー

2024-07-14 09:04:34 | ministock-14(modern)
ユニットバスの下に寝転んでみました。見たことない景色かと思います。皆さんが毎日入っているお風呂の下ってこんな感じになっています。このままここで昼寝もできます。床下に分電盤やソーラーパネルのパワコンも床下です。エアコンも床下なので、とにかくお部屋がすっきりします。SNSや雑誌ではエアコンや分電盤をいかに目立たなくするかの工夫が紹介されていますが、そもそも1階や2階にないのが一番簡単で単純。半年点検に . . . 本文を読む

「桜咲く公園脇の小さい家」却下

2024-07-11 20:41:43 | 桜咲く公園脇の小さい家
壁の石膏ボードが張られると家っぽくなってきます。ギリギリまで下げた天井が最高です。ぶっちゃけ壁際に行くと頭をぶつけます。でも、壁際に行かないからOKという設計。っていうとこまで攻めたので、右に写っているサッシ上の梁はピッタリ窓の高さに合わせました。自分で構造計算しているからできること。構造をデザインに直結させるのが大好き建築家です。内部の造作は着々と進んでいまして洗面所も大分洗面所らしくなってきま . . . 本文を読む

「桜咲く公園脇の小さい家」ひみちゅ

2024-07-10 20:46:04 | 桜咲く公園脇の小さい家
周りから見えないように現場が不穏な動きを見せています。何かやらかしたのでしょうか。実はそうなんです。やらかしている最中です。外壁の杉板張りが始まりました。雨の中、屋根を作って大工さん頑張っていました。今回は横張りです。そして相変わらずの無塗装。理由は、せっかくの木の素顔を隠す必要ないかなって思っているから。2階が張り出している部分の天井も杉板を張ります。この天井部分は、内部を点検できるようにするこ . . . 本文を読む

【ministock-15】過ぎず-積年の狭小住宅-

2024-07-06 16:20:30 | ministock-15
涼しかったり、暑かったり、晴れてたり、雨の予報だったりどっちつかずな天気が続いていますが、暑すぎず、寒すぎず、晴れ過ぎず、じめじめし過ぎずの今日、無事地鎮祭を執り行うことができました。ちなみに私はこの天気についていけず今週風邪をひいて声が全く出ない日々を過ごしています。敷地面積24坪ここに延べ床面積18坪、4人家族のお住まいを建てて、自動車も2台停めます。すごく便がいいところなんですが、こんなとこ . . . 本文を読む

「桜咲く公園脇の小さい家」きく工事

2024-07-05 19:19:46 | 桜咲く公園脇の小さい家
後半の使いやすくするための工事が始まりました。もうこれ何の景色でしょうか。あまり私もよく分かっていませんがとにかく遊びが効いています。一応完成です。これも効いちゃってます。ごく普通に作ると76cmしかない浴室前の脱衣室が85cmに早変わるマジック。いわゆる3尺モジュールは変えてないのに当たり前を当たり前じゃない視線で見ると幅を広げることができます。床下階段は大工さんが効かせてくれました。図面通りに . . . 本文を読む

エゴイズム

2024-06-30 17:11:08 | ministock-狭小住宅・小さい家-
先月旭化成建材さん主催で開催された第18回ネオマアカデミーがアーカイブで視聴できるようになりました。私がなぜ小さい家にこだわることになったのか、ミニストックの誕生秘話、ミニストックとは、について約70分ほど語っています。事業者向けのセミナーでしたが、現在お住まいを検討中の方にも是非ご覧いただきたい内容となっています。ぜひ下記リンクより視聴ください。ネオマアカデミーミニストックに対するこだわりに加え . . . 本文を読む

「桜咲く公園脇の小さい家」後半戦行ってみよう

2024-06-25 18:31:17 | 桜咲く公園脇の小さい家
来週から外壁工事に入るそうです。今はまだ輪郭がぼやけていますが、外壁が張られるとコントラストの効いた可愛い姿が浮かび上がると思います。今から楽しみ。内部もフローリングが張り終わって、最後の造作工事を待つばかりの状態です。こちらもさりげない空間(最小限の材料)でありながらよくよく見ると立体感(デザインされた構造)に溢れていて、それでいてしっとりとした空間(重心と素材感)に仕上がる予定です。なに、その . . . 本文を読む