一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

モイスのNEWカタログ。今回も採用ありがとうございます!

2017年07月31日 | いくつかの現場のこと

このたびモイス(内装用)のラインネップが増え、NEWカタログができました。
そして、今回そのカタログで弊社の施工例が採用されました



現行のカタログにもタップリ使用して頂いておりましたが
引き続きのご採用誠にありがとうございます

NEWカタログ
現行カタログ

しかも今回は、画像にクレジットまで入れて頂きました。
弊社の名前やカメラマンさんの名前までシッカリと。
これは、うれしい

物件は、アイカ施工例コンテストで特別賞をとった「月岡のゼロエネハウス」
そして、「花園南の住宅」の写真です。

いずれの物件ももちろんですが、弊社では新築物件のほぼ100%内装に
このモイス(モイスNT)を使っています。
さらに、耐力面材にもモイス(モイスTM)を使用していますので
内装にも、見えなくなってしまう耐力壁にも、ダブルでモイスが使われている事になります。

なぜ、そこまでモイスをおすすめしているのか?
すみません 
このモイスについてわからない方は、是非カタログをめくってみてください
モイスNT(内装用)カタログ
モイスTM(耐力面材)カタログ
ブログでは伝えきれないくらいにたくさんのメリットがあるんです。

では、なぜそんなにメリットが多い建材なのに、それを採用する建築会社が少ないのか??
(弊社の様な小さな会社の施工例がカタログに載るくらいですから、少ないですよね・・・)

耐力面材のモイスの方は、採用している会社はここに来て結構増えてきています。
でも・・・ 内装用を標準的に採用している会社はそんなに多くはないです
一度採用したけどそれっきり・・・ もしくは、押入れや天井などの一部にしか・・・
という会社がほとんどらしいです。

採用例が少ないのは、なんと言っても施工が難しいから この一点の様です。

普通の内装工事は、石膏ボードを貼って、パテをして、壁紙を貼る。
でも、モイスだと、モイスを張る。で完了です。
「スピード施工で工期も短縮」が、発売当初のメーカーのフレコミでしたが
実際にはそんなことは全くなく

そのモイスをきれいに張る。の難易度がすこぶる高いのです

押入れの中や天井など見えにくい所なら、ガマンできるが
壁面全部となると、高い施工精度が要求されます。
ベテランの大工さんだったら、じっくり時間をかければそれなりに仕上がるのですが、
じっくり時間をかけると、結果的に高いものになってしまいます

ですので、弊社でも限られた大工でしか施工出来ません。
弊社で鍛えられた大工は、きれいに、しかもそれなりのスピードで張れます
職人は弊社の大切な財産です

これからも弊社ではモイスをバンバン使用しますよ~
壁や天井はもちろん、収納内やゲタバコ、キッチンまで全部にね

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へにほんブログ村

コートハウス・ビルトインガレージ・大開口サッシ・でも耐震等級3

2017年07月27日 | 井土巻の住宅

井土巻の住宅が上棟しました
中庭のあるコートハウスです。



とても整然としてきれいに並んだ構造です。




とても美しいです。
間取り先行ではなく、構造が優先にプランニングされている証拠。
テックワン工法により木材の断面欠損も最小限。

一般的なプレカットでは加工部分の断面欠損により耐力が大きく低下しますので
ちゃんと計算して適性サイズの梁とする必要があります。
ですが・・・ 以前の投稿にて

前面には、6.37mの大開口のビルトインガレージ
中庭に面しても、6.37mの大開口のサッシ



それでも、耐震等級はMAXのを楽々クリア
ちゃんと構造をデザインすれば出来る事

敷地に余裕があるので、グルッと廻れる平屋での提案です。
楽しくて暮らしやすそうです

当然、「耐震性により安全・安心が担保されている」
その前提があっての楽しい暮らしです。

外壁・床板すごくイイ。だけど一番のこだわりは耐震等級3

2017年07月24日 | 新発田の住宅

新発田の住宅です。



外壁工事はほぼ完了。
新潟県産 越後杉の雨板です。

表面はあえてプレーナー(平削り)仕上げせずにラフソーンのまま。
ノコ引き跡をそのままワイルドに残しています。
(写真だとわからないかな・・・)



そこに、ほんのり木肌色のクリア保護塗料を塗って仕上げました。
品が良く、自然な仕上りです。

将来の経年変化を想像してみても・・・
この立地、この家にすごく似合っていて、すごくイイ

施主様は色見をだいぶ悩んでおられましたが
このチョイスは大正解


内部では床板を張り始めました。
上野住宅建材さんのヨーロピアンウォークです。



幅が15cmもある一枚ものの無垢板がワイルド。迫力あります。
仕上りも楽しみですが、こちらも経年変化が楽しみな材料です

仕上げ材にも、
間取りにも、
断熱性にも、
開放感にも、こだわった住宅です。

でも、一番こだわったのが耐震性です。

雪荷重を1m見込んだ上で、耐震等級3をクリアしている
超耐震住宅ですので

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へ
にほんブログ村

扶桑社「住まいの設計」に掲載。

2017年07月22日 | 花園南の住宅

「住まいの設計」の巻頭特集に、「花園南の住宅」の記事を掲載頂きました



全国の書店に並びます

ご購入はこちらからも→ http://www.fujisan.co.jp/product/70/new/
デジタル版もお徳です。 28%OFF
定期購読ならもっとお徳。 最大40%OFF

巻頭記事なので、けっこう前半のページです。 うれしい



今回も広告記事ではないので、広告費はゼロ
(コレあまり言うと怒られる

でも今回は、社名や私の名前がハッキリ載っている うれしい
ご協力頂いた施主様にとても感謝です

今、新潟県内の書店なら以前ご紹介したの「ハウジングこまち」と、今回の「住まいの設計」の
2冊で「花園南の住宅」の記事が掲載されています。

同じ住まいを、2社それぞれの記事や写真によって表現して頂きました。
ライターさんやカメラマンさん、特集テーマによって切取り方が全然違う。 
どっちも違って、どっちもイイ

また機会があったら、是非よろしくお願い致します


にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へにほんブログ村

オリジナルカラーの雨板~DIY住宅などなど

2017年07月14日 | いくつかの現場のこと

またまたブログの更新が滞ってしまいました
それでも大丈夫です。各現場は順調に進んでいます


まず、新発田の住宅は、外壁の雨板張りが進行中



ラフソーン(ノコ引き)仕上げの越後杉
今回使用している保護塗料は、この家のために作ったオリジナルカラー



クリアをベースにわずかに木肌色が入っています。
これにより、木目を活かしつつ杉の赤白のコントラストを少し落着かせるのが狙い。

このいつものラフソーン仕上げは、通常の仕上げより保護塗料を2倍以上も使っちゃうって知っていましたか?
ラフな表面は通常よりタップリ塗料を吸い込みます。板の表面だけでなく内部にまでシッカリ浸透します。
つまり、その分保護塗料の効果が持続することにるんですね

ただ・・・ 
こちらの住まいは軒の出が1.8mもあり、しかも平屋。
よって、実際には外壁にほとんど雨が当らないんですけどね


また、井土巻の住宅では、基礎工事中。



まもなく完了。来週には建て方の準備に入ります。
建て方作業はやっぱり楽しみ
中庭のあるコートハウス。こちらも平屋ですよ~


次に、高屋敷の3世代住宅 ここでは断熱材を充填中



いつもより床面積も広く、部屋数も多い、しかもスキップフロア。



当然、いつもより手間がかかります


そして、見附のリノベーション現場
オープンハウス → 竣工写真撮り → お引渡しまでさせて頂きました。
ここで当社の工事は完了です。(当社の?)



実は・・・ この住まいではクローゼットや押入などの収納を全く作っていません。
(あっそー言えばゲタバコだけ作らせて頂きましたね


後は施主様が楽しみながらDIYで収納などを作ります
自由にカスタマイズできるDIY住宅です。

玄関ポーチの奥の6帖程度がDIYの作業スペースになります。


今の状態がものすごくシンプルで無骨な仕上りですので
今後どんなものをつくっても、どんなものを置いても大丈夫 
しっかり許容できる建物です。ご安心ください

また、数ヵ月後に雑誌の取材も決定
その頃どんな暮らし方をしているか、今からとても楽しみです


にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・住宅建築家へにほんブログ村