「コの字プランの白い家」はまもなく竣工です。
クリーニングも終わり、庭園工事が始まりました。
今回も
EN GARDEN WORK の小川さんにお願いしましたので、安心してお任せできます。
そして、昨日 完了時の気密測定を行いました。家中でどれだけ隙間があるかがわかります。
工事中盤でも測定しましたが、一番大切な最終的にどうなのか? またその性能をどれだけ長く保てるか? です。
んで、結果は・・・ C値=
0.19 cm2/m2
スゲ~ です。 0.2を切っちゃいました。

基準としては「2.0以下」という あま~い指針があるのですが、その1/10しか隙間がありません。
今回のC値=0.2の数値に床面積をかけて、家中の隙間を計算すると、25cm2の穴があることになります。
しかし、エアコンのドレン管はふさがずに測定しているので、それが2台分で約4cm2
つまり、25-4=21cm2 = 4.6cm×4.6cm程度の穴です。
なんと、名刺の半分にも満たない大きさしかない事になります。
超高気密ですね。
しかも・・・
この物件は、「コの字プラン」です。つまり床面積のわりに外皮面積が多いのです。
C値の計算は、外皮面にできる隙間面積を床面積で割る。ので、総2階の様な単純な形状の建物の方が良い結果が出やすいのです。「コの字プラン」のような凹凸のある建物では本来はウンと不利なはず。
でも、いい数字が出ちゃいましたね~
気密性能は、新築後1~2年で10~30%ほど性能が落ち、その後は安定する。と言われていますが、余裕で安心していただける数値がでました。
以前にも書きましたが、この物件はパネル工法(FPやスーパーウォール)でもなく、吹付け断熱でもなく、外断熱でも、別貼りフィルムをしているわけでもなく、ふつ~の袋入り断熱材の充填工法です。
サッシも隙間ができやすいふつ~の大きな引違い窓がバンバン付いています。
このふつ~の工法でも これだけの性能が出せるヒミツは・・・・ 「丁寧な仕事」

これに尽きます。
どんな高性能な材料でも、どんな合理的な工法やマニュアルがあっても、この「丁寧な仕事」を行わなければ、高性能な住宅はできません。

「誰が作るか?」が高性能で高品位な住まいを作るためには大事なんです。
現在弊社では大工工事は少数精鋭(?)の社員が担当します。下請けには出しません。よって年間にそんなにたくさんの住宅は作れません。
たくさんの仕事はできませんが、こらからも一棟一棟大切に作られていただきます。
12/20(日)には この高性能、高品位の「コの字プランの白い家」のオープンハウスを行います。
見学をご希望の方は、
コチラまでご連絡ください。折り返し案内図をお送りさせて頂きます。
どうぞ宜しくお願いいたします。
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