一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

大開口サッシが付きました。

2008年01月31日 | 燕の住宅

燕の住宅に、大開口サッシが取り付きました。

南側リビングには、特大の両片引きサッシ

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北側エントランスホールには、スクエアな形状のFIXサッシ

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「かべ震火」は、早めにタイベックで被っちゃいます。

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この 「かべ震火」 は、壁内結露を防ぐため吸放湿性が高いので

雨に当たると、一時的に水分をすってしまいます。

傷むわけではないのですが、早めにタイベックで防水します。

この 「タイベック」 は、防水効果は高く かつ水蒸気は通すので

通気工法の外壁に下地には、欠かせないシートです。

この上に、胴縁で通気層を作ったら

大工から板金屋さんにバトンタッチとなります。

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「燕の住宅」工事進捗状況

2008年01月30日 | 燕の住宅

燕の住宅の工事の進捗状況を報告します。

建前後、

木軸の外部には、耐力壁となる 「かべ震火」 を張っています。

釘はもちろん、釘頭が黒い 「N50」

釘の間隔もしっかりチェック

Img_2360

ジョイントには、気密テープ。

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断熱材の室内側でも防湿しますが、

外部で気密を取る事により、壁内外への空気の動きがなくなり、

万が一の施工不良があった場合にも、安全側に働き、

断熱性能の維持と、壁内結露を防ぐ事ができます。

この上に、タイベック(防水・透湿紙)を貼ります。

 ◆

ガルバリュウムの屋根も葺き終わりました。

屋根勾配が緩いので、完全防水工法となっています。

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 ◆

浴室は、ユニットバスの設置前に

壁と床下は先行して 断熱材を充填しました。

Img_2372

今回も 「アクリア」 を使用します。

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外観パース

2008年01月25日 | 燕の住宅

「燕の住宅」の外観パース ↓

Photo

メインは、ブラックのガルバリュウム

そこに白い塗り壁の玄関ポーチと

目隠しのガラスブロックウォール。

とても個性的な外観です。

窓も、大きめのスクエアサッシにして

四角形を組合せた ファサードになっています。

そして、

次回着工予定の「直江町の住宅」の外観パース ↓

Photo_2

土地の都合で、着工は2ヵ月ほど先の現場ですが

ここも、メインはブラック。そのブラックも

ガルバリュウムの部分と、木の部分があります。

そして、玄関ポーチは、白い塗り壁。

スッキリ、シンプルな形状ですが

間近で見ると、それぞれの素材感がでる

これも個性的な外観です。

 ◆

 いずれも、シンプルでモノトーンな外観ですが

家のフォルム自体が、きれいにまとまっていると

余計な装飾やカラーがなくても、このくらいで十分なのです。

後の、植栽やデッキなどができてくる事を考えると

これ以上アクセントを付ける事は、逆効果となりそうです。

ただ・・・ なるべく見た目を良くしようと考えると

ついつい、色々付け足したくなる物です。

本当は、私もそうなのですが・・・ (^_^;)

しかし、そこはグッとこらえて簡素なデザインに

する事を意識して 提案をさせて頂いております。

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燕の住宅 上棟

2008年01月23日 | 燕の住宅

昨日、燕市の住宅が上棟となりました。

この時期の新潟では、珍しく晴天でした。 (^_^)v

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屋根タルキは、こんなに大きいんです。↓

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雪に耐えるためは、もちろんですが

断熱材をタップリ詰め込むためでもあります。

その上に構造用合板を敷き、

N50釘を150㍉ピッチで留め 水平剛性を高めます。

さらに気密テープで気密をとります。

ここが気密層、でも透湿抵抗は低いので湿気は排出され結露を防ぎます。

防湿層は、後に断熱材の室内側でとるようになります。

今回もこの「ボード気密工法」を採用です。

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そして、タイベックを敷き 通気用の桟を打付けます。 ↓

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 そして、ようやく野地板(屋根下地板)を張ります。↓

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あとは、板金屋さんが防水紙 ルーフィングを張ります。↓

「ルーフィング」と「フェルト」の違い

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これで、あとは 雨でも雪でも安心していられます。

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やはり問題になっている釘の種類

2008年01月18日 | 建築

以前 → 施工ミス?意図的?その2

で、私が指摘した釘の種類について、

やはり問題になっている様です。 → 建築基準法違反のクギが・・・

最近もまた、いくつかの現場を街中で見かけました。

・ダイライトを張っている現場

・OSB合板を張っている現場

いずれも、「N50」の釘は使われていませんでした。

「N50」は釘頭が、黒色に塗られているので、

通りすがりにパッと見ただけでも、すぐにわかります。

何度も言いますが、これは違法なんですよ。 (>_<)

  ◇

また、外部にOSB合板を使い 内断熱とした物件は

壁内結露の可能性があります。

OSB合板は、透湿抵抗が高く 湿気を通しません。

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室内側の防湿層よりも 室外側の耐力面材に

この様な透湿抵抗の高い物を使うと

壁の中で結露がおこる可能性があります。

つまり、柱より外側を覆う 面材や防水シートには

透湿性のあるものを使わないといけないのです。

そうでないと、壁の中で結露して

不健康で耐久性にも劣る家になってしまいます。

OSB合板は、安いので価格的には

とても魅力的な合板なんですけどね・・・。

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