一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

つながっていない方が都合が良い。もう10年。

2017年12月28日 | タトウノイエ

新潟市中央区のタトウノイエです。
基礎工事が完了



けっこう複雑な基礎に見えますが
構造的にはスゴくシンプル。





??

真ん中辺り・・・
き・基礎がつながっていない?

施工ミス~
あんまり複雑で基礎屋さんが間違えたんだ~

いいえ
大丈夫です。落ち着いてください

2つの棟を基礎のない渡り廊下でつなぐ予定なんです。

ええっ? 基礎ってつながっていなくていいの?
と、思われる方も居られると思いますが・・・

今物件は、いくつかに分割された構造を持つ建築物。

まず、建物を各棟ごとに分割。それぞれで構造計算をクリア
次に、各棟が相互に応力を伝えない程度に接合する。

これで構造計算は完了

よって、かえって基礎なんかはつながっていない方が都合が良い。
一見、こんな複雑な物件は構造計算が難しそうだけど、実は以外と簡単

以前、長倉の住宅でも・・・


構造がつながっていません この物件でも耐震等級は2をクリア

そして、今物件は耐震等級3の最高ランク
年明け早々の上棟が楽しみです。

と言うことで、いよいよ今年も残りあとわずか。
今年も楽しかったな~
大変な事もたくさんあったけど、もう忘れてしまいました

来年も新しいことにチャレンジして
今年よりももっと楽しく充実した年にしたいです。
(来年早々にちょっと面白い事も企んでるし・・・

実は、このブログはもう10年以上も続けてる
その割に・・・
ちょっとも文章がうまくならない 
ちょっともうまく伝えられない

こんな拙い私のブログですが
広~い心で受け止めてほしいです

これが年内最後の更新です。
来年も懲りずに是非読んでください。
(あまりマメに更新しないけどね

それでは、皆様どうか良いお年をお迎えください


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やっぱスゲーや鈴木さん 2

2017年12月20日 | 建築

ネイティブディメンションズさんの住宅を見学させて頂きました。



やっぱスゲーや鈴木さん 
以前見学させて頂いた時の記事

このミニストックシリーズ
とにかく小さい
今物件はそれでも大きい方みたい

間取りを考えた事がある方はお分かりでしょうが
述べ床面積を20坪以内に納めるのは相当難しいんです

しかも、このミニストックはけっしてミニには感じない
広いです
これで十分と感じてしまいます。

写真や図面ではわからないんです
ココに来てみて始めてわかります。この満足感

今までに見学させて頂いたどのミニストックでも
「ここがいい」「ここでいい」「帰りたくない」って気持ちになります。

エスネルデザインの村松さんが、見学会で2時間以上滞在していた気持ちがわかります(笑)

壁の色がいいのかな? 
サイズ感がいいのかな?
家具と建築の一体感がいいのかな?
細かい納まりがいいのかな? 
このやさしい暖かさ?
鈴木さんの話が楽しいから?

いろいろ理由を考えましたが、全部がなんでしょうね。
全てにおいて、シックリきて ウンウンって納得がいくんです。

基本性能「構造」と「断熱」に関しては、大先生。
この日も、まんなみ設計室の堀井さんとアレコレ教えて頂きました。
(いつも授業料は払ってないけどね



と、ここまで読んで頂くと・・・
鈴木さんですごくストイックでまじめな方?と思われるかもしれませんが

ぜんぜん違います



ふざけています
この住まいの設計でもけっこう遊んでいました。

でも、その遊びもまじめにやっています
真似したくても真似できません

やっぱスゲーや鈴木さん


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見えない所こそ「きれいに」

2017年12月17日 | 河間の住宅
河間の住宅です。



実はしばらく前に足場は解体されていました
(私のブログ更新が滞っているせいで時系列がおかしくなっています)

内部では断熱工事も既に完了。
高性能グラスウールの充填断熱です。



壁は柱サイズ分120ミリの空間に、120ミリの高性能グラスウールを
屋根は梁サイズ240ミリの空間に、240ミリの高性能グラスウールを
「きれいに」キッチリ充填しています。

そう「きれいに」 



スカスカでも、押込み過ぎてシワが出来ても、ダメ
空間にピッタリ適正な量の断熱材を充填します。

身近なもので一番断熱性能が高いものは、静止空気(動かない空気)です。

この「空気を動かさない」を意識してキチンと施工をするとしないとでは
同じ断熱仕様の建物でも性能は大きく異なってきます。

いくらこの家には〇〇ミリの断熱材を・・・ といっても
隙間やシワがあったら本来の性能は発揮しません

いくら計算上の外皮性能が高くても
施工精度が高くなくては、実際の性能に大きく差がでます

完成すると見えなくなる部分ですが、とても大切な部分です

誤解を恐れずに言えば・・・
「この見えなくなる所さえキチン施工されていれば、逆に見えるところなんて少々雑でも後でいくらでも直せます

一定規模以上の建築会社では「社内での完了検査」がよく行われます。
社員総出で竣工した完成現場に出向き、仕上げに不具合はないか?改善する所はないか?
を目を皿の様にしてチェックします。

でも、工事中の現場を社員総出でチェックする話はあまり聞いた事はありません

完成した時に見える不具合なんて、お客様でもわかります
完成したら見えなくなってしまう所こそ、「きれいに」作りたいものです。

「仕上がり良ければ全てヨシ!」ではダメなんです

洋服だけでなく下着に気を使う。 
身に着ける物よりも中身を磨く。

そんな仕事が理想かな


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冬の日射取得と夏の日射遮蔽、もちろん耐震等級3

2017年12月11日 | 井土巻の住宅

「井土巻のコートハウス」のオープンハウスがこの日曜日に開催されました
ご来場頂いた皆様、大変ありがとうございました

この日は予想外の快天

(今回も数名のプロの方にジックリとチェックして頂きました)

写真でもお分かりの様に
LDKのサッシからは、お部屋の奥までシッカリ日射が入っています。
コレを「冬の日射取得」と言います。

冬至に向けてだんだん太陽高度が低くなるので、
もう少し部屋の奥まで日射が入り込みます。

このように新潟の冬でも、日射があれば日中は暖房要らず
ポカポカ室内

この日も朝から夕方までエアコンは完全オフ

来場者が一気に増え、室温が急上昇してしまったので、
少し窓を開けでクールダウン

「こんなに日が入ると夏は暑いんじゃないの
って思われる方も居られると思いますが、

大丈夫

夏は太陽高度が高いので、ちょっとした庇で十分カットできます。
このLDKには91cmの庇。これで夏の日差しは完全にシャットアウト。
コレを「夏の日射遮蔽」と言います。

「冬の日射取得」、「夏の日射遮蔽」、いずれも無料ソフトのスケッチアップでシミュレーション済み。
(弊社のような零細企業にとってはこの[無料]が大事



また、「間口が6mもあるこんな大きな窓だと、耐震性は大丈夫
って心配される方も居られますが、

大丈夫

まずは、一番大切な耐震性を優先してプランニングしていますので
この物件も耐震等級は3(最高ランク)をクリア

自社の構造計算だけで終わるのではなく
評価機関にて認定もちゃんと取得しています

他にも見所がたくさんある物件ですが、写真を撮る時間がなかったので
また改めてご案内させていただきますね


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タトウノイエ やっぱり耐震等級3 オープンハウスも 

2017年12月05日 | タトウノイエ
新潟市中央区で、さらに新しい現場がスタート





本日、配筋検査も合格

「タトウノイエ」である。 多棟(たとう)
そう 棟がたくさんある住まい。

分譲区画2つ分を贅沢に使っての計画
しかし、奥行きが違う 前後左右の高さもけっこう違う
この複雑な敷地でどんな住まいを建てるか



すごく悩んだ・・・ 難しい・・・

悩んだ末に、敷地をシンプルに4つに分けてみた・・・


すると一気にスッキリした

この形状と高さの違う4つの区画に、それぞれそれに合った棟を建てて
生活動線をつなぐ。単純明快なプラン
そうしたらこんな感じに ↓



一見、複雑に見えるこんな物件でも、耐震性を優先にプランしているので
やっぱり耐震等級3はクリア 評価機関での認定もちゃんと取得

施工難易度はMAX
基礎屋さんも大工さんもウデの見せ所

これからワクワク楽しい工事が始まる(私だけかな?)
確かに職人さんはスゴく大変だけどね


あっそうそう
今週末の12/10(日)1日限りだけどオープンハウスあるからねぇ~ 来てねぇ~
詳細はコチラ↓
突然ですが、オープンハウス開催します!