[花園南の住宅]の竣工写真が仕上がってきましたので、数点の写真を使ってWEB見学会といきましょう
(一気に紹介するので、ちょっと長くなるかも・・・
)
カメラマンはいつもの
山岡さん 。とても良心的なお値段でサービス満点のカット数。センス
やテクニックはもちろん言うまでもありません
まず、ファサード。
の前に
上空から俯瞰で見てみましょう。
とてもユニークなカタチ。基本は切妻屋根だが対角線上に棟をとっている。
真南に向けてポッカリ穴か開いて、ウッディーな中庭が見える。
でも、どうしてこんなカタチなのか?
まず、家の南側半分で、冬の日射をリビングに取り込みつつ、隣家の視線をカットできる屋根のボリュームを導き出し
次に、それを単純に南北対照的なボリュームとする事で対角線上が棟の切妻屋根となった。
そんなカタチなんです。(ちょっとうまく説明できない
)
普通は[平面で間取りを考えてから、立面におこし屋根をかける]が、今回はその逆。
次に地上に降りて、前面道路から見ると・・・
三角屋根が特徴的。平面的には真四角の家なのに、なぜかどこから見ても三角形△
EN GARDEN WORK 提案のシンボルツリー 針葉樹のトンガリ具合が絶妙にバランスをとってくれています。
雨樋、TVアンテナ、エアコン室外機、電力メーター、引込電線など本来あるべき物を見せないこだわり。
おかげで全く生活感のない超スッキリ
ファサード。良い意味で住宅っぽくない。
高さはほぼ平屋。周りの住まいよりずいぶんと低く抑えられている。
環境配慮型の建材である木毛セメント板仕上げのビルトインガレージ
その中に玄関口。そうです
玄関もただの入口と割り切ってしまえば、高価でゴージャスな玄関ドアは不要
他のサッシ同様にガラスのドアでOK。断熱性も問題ない。
玄関の明り取りも兼ねられるので別途に窓は不要
コストダウン
に。
内部に入ると、家の中心で明るい中庭がキラキラ
って迎えてくれる。
微妙な中庭の切取り方で、リビングへ冬期の日射はシッカリ取入れ、隣家からの視線はカット
している
大きな開口部、ウッドデッキ、植栽もプライバシーがシッカリ確保されてこそ有効になる。
人目を気にしてカーテンを閉める生活だと、それらの意味は半減
この家なら、お庭でもリビングでもストレスがなく開放的に暮らせる。
中庭は、完全なプライベート空間。
日光浴、BBQ、お子様のプール遊びなど、全く人目を気にせずに楽しめる。
ウッドデッキの桧の香りも充満していて気持ちいい
屋内は外観の形がそのまま表現されている。
壁には天然素材の
モイス オープンハウスでは端材をバスマットにしてプレゼント。たくさん作っておいたのであっという間に終了
ほしい方はまたの機会に(弊社のお客様なら随時受付)
天井も弊社定番になりつつあるシナベニアの[突付け張り] 過去記事
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一般的にシナベニア張りは追加費用がかかるが、弊社ではモイスからの変更になるのでコストダウン
となる。
特にナナメ天井の場合は、壁と同じモイスとするよりもベニア系に変更して頂いた方が、意匠も納まりも良くなる。施主様にとってはコストも落せる。一石二鳥。
オリジナルキッチンも壁と同じ
モイスで作ってある。炊飯器の蒸気、食品や調理の臭い、ゴミ箱の臭いを解消し、未乾燥の食器や調理器も気にならない。
作りはいたってシンプルだが、とっても機能的なキッチンである。
ナナメのナナメに上っていく天井空間をより活かすために吊下げられたペンダント。
取付け部分のリーリングは、出っ張りがなく超スッキリ。オリジナルで作った
プロの方はけっこう気になっていたようだ
(マニアックな所に気付いてくれるとウレシイ)
間取りでなくボリュームを先行した結果生まれた特異な空間。廊下巾に対し極端に高い天井。
バランス的には住宅ではなく美術館っぽい。ここでもオリジナルのペンダントが活きてくる。
そしてバックヤード。
洗面脱衣室、サンルーム、クローゼット、納戸が一つになった多用途ルーム。
脱衣→洗濯→物干し→収納と、家事がこれ以上ないくらいラク
この奥には寝室入口がある。
部屋数を減らし、収納棚や家具などの作り込みは最小限としコストダウン
後は施主様に工夫して使って頂きます
また、この部屋自体が裏動線にもなっているので、寝室や子供室からリビングを通らずに入浴や身支度が出来る。
例えばご主人のお友達が夜遅くまでリビングで飲んでても
、奥様やお子様は気にせずサッサとお風呂に入ってお休みできます
寝室は1階なので基本的には平屋生活となる。
子供室だけが2階(といってもガレージ上なので中2階)
低くしぼられた天井や平面的なナナメ壁。トップライトからは青空、雲、星が見える。
お子様の想像力や思考力も養える楽しいスペース。
このように吹抜けや変形がある建物は耐震性が気になりますが、ここは全然心配いりません
耐震等級MAXの3をクリアしています。地震の時に[倒れていはいけない建物]警察署や消防署の耐震レベルです。
(長期優良住宅はその下の等級2でOK。基準法は更にその下の等級1)
ある建築士の方が「長期優良住宅などで耐震等級を上げるのは、設計の自由度が制限されるので積極的には勧めない」と言っていたが、誰のために勧めないのか?
本物件を見て頂ければお分かりだと思うが、十分に自由な設計は可能だ。
耐震性、間取り、デザインなど全てを同時に解決する設計力があればね
外観もユニークなら内観もユニーク。
これはまじめに[ストレスのない快適な暮らし]を求めた結果です。
表面的なデザインのこだわって設計したって、快適性は担保されない。
この場所でスタンダードな住まいが本当に快適なのか?
立ち止まって真剣に考えてみればわかるはず。
意味のあるカタチがそのままデザインとなる。 私はそれがすごくカッコイイと思います。
表面的に取り繕った流行のデザインは、きっと数年もすれば陳腐化してしまいます
何年経ってもこの家のカタチの意味は残るので、何年経ってもカッコイイ
カタチであり続けるはずです。
この立地条件でこのご家族が快適な暮らしが出来るように一生懸命に考え一生懸命に作った
量産できないワンオフ(一点物)の住まい。 ようやく完成しました
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