一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

「住まいネット新潟」掲載、でも載っていませんけど。

2017年09月30日 | 五十嵐のヒシノイエ

本日発売!
「住まいネット新潟 vol.24」
「五十嵐のヒシノイエ」が掲載!



今号は「眺めのいい家」との事で、「五十嵐のヒシノイエ」に取材のオファーを頂きました。
向かいの松林と青空を切取る三角バルコニーを中心に撮影。

施主様に多大なるご協力を頂き、とっても素敵な記事になりました。
大変ありがとうございました!



なんと500円! 破格値です!
是非!県内の書店、コンビニでお買い求めください

ただ・・・ そう

今回も弊社の社名は・・・ 何処にも載っていませんけど
(イイ意味で


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越後杉のラフソーン 新築らしさとエイジング

2017年09月25日 | 井土巻の住宅
井土巻の住宅です。
外壁の下見板張りがほぼ完了



越後杉のラフソーン(ノコ引き)仕上げ。
板を製材した時のザラザラのノコ引き跡を、そのまま現しとします。



通常はこの製材後にプレーナー仕上げ(平削り)し表面を平滑に仕上げるのですが
ラフソーン仕上げは表面が荒いまま

防腐剤を塗布する場合は、この方が塗料をたっぷり吸い込むので
耐久性が向上します。(その分塗料をたくさん消費しますけどね)

そして、何と言っても表情がいい
ツルッとした表面より深い味わいがあります


道路側正面の外壁は、しばらく新築らしさをキープしたいので
無色の防腐剤を塗布。しばらく木色を持続させます。



いずれは、経年変化していきますが
その時は再塗装はせずに、そのままエイジングを受け入れます


そして、中庭内の外壁は最初からエイジング感を出したいので
ウッドロングエコを塗布。



中庭には植栽が入るのでこの壁はあくまで背景。
あまり主張しないエイジングされた外壁としました。




そして、両サイドの外壁はガルバリュウム鋼板の立平葺き
ここには屋根の雨がそのまま伝って落ちてきます。



屋根の延長としての機能がある外壁ですので
屋根と同じ仕様になっているわけです。

ということで、外壁材のチョイス一つ一つにも
ちゃんと意味があるのです


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モイスは2つある。ダブルで使う。

2017年09月22日 | 新発田の住宅

新発田の現場です。
モイスの施工中



一般的なクロス貼りとは異なり、マットな質感がとってもグッド
写真からも反射や影がやさしく感じられ、
天然素材であることをさりげなく主張しています



「モイスって建物の外周に張る耐力面材じゃないの?」ってよく言われます。


そうです。その通り。
でも、モイスには2つの商品があって、
その耐力面材として使う「モイスTM耐力面材」
内装の仕上げに張る「モイスNT内装材」があります。

基本的にはどちらも同じ素材で出来ていますが
それぞれサイズや表面の加工などが違い用途が異なります。

素材自体に、耐火性、ねばり強さ、調湿効果、透湿性、
天然素材、などといった優れた機能がありますので、
建物の耐力面材用と内装仕上材用の2つの商品が出来たわけです。

弊社では、その商品のどちらも使って家を作っています。
壁の外部と内部のダブルでモイスって事になります。
他メーカーの類似の商品よりもやはり少し高くなります
弊社のこだわりで使い続けています




造作の家具工事も進んできました。
上野住宅建材さんのスプルース3層パネル「3パネ」ですね。

大きな開口のキッチン窓↓
調理しながらこんな景色



工事もいよいよ終盤戦、この辺から一気に仕上がった感じになりますよ~

現場は弊社からはちょっと遠いけど、へっちゃらです
現場廻りが益々楽しみになってきました


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高い施主力、耐久性と耐用性

2017年09月18日 | 見附のリノベーション

昨日、[見附のリノベーション]にて雑誌の取材がありました。
雑誌は扶桑社さんの 「住まいの設計」です。
ここ数年は、ほぼ年1回のペースで取材をして頂いております。

たびたびお声掛けを頂いている編集の方には、大変感謝しておりますし
何よりも快く取材を受けて頂ける施主様には、感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます!

当日は、台風直前。 ギリギリセーフの撮影でした。
ピーカンではないけれど、北側ファサードなので撮影としては逆光にならずこれはこれでOK



で、数ヶ月ぶりに訪問して驚いたのは「高い施主力」

弊社では、ほんのハコだけ。住宅に最低限必要な機能部分しか工事をさせて頂いておりませんでした。
収納もなし、食器棚もなし、テーブルも、もちろん飾り棚や装飾なんてナシ
しっかり仕上げたといえば、ファサードの外壁くらい

DIY好きの施主様に「あとはご自身で使いやすいように工夫して暮らしてくださいね。」なんて感じで
ホント「素」の状態でお引渡し

しかし、施主様は頑張りました。(きっと楽しみながら)
階段口のチャイルドゲート、食器棚、ダイニングテーブルやチェアなど



DIYやリサイクル品のリユース、既存の家具などを利用し
メチャかっこよくまとまってます。
お見事!男前なインダストリアルデザインですね。

まだまだ作らなくてはいけない物がたくさんあって・・・とご主人。
奥様からも様々なオーダーを頂いて、バックオーダーをたくさん抱えています

そして、それらが作られる場所↓



そもそもこの場所がカッコイイ。
玄関ポーチと兼用の作業場です。

弊社の建物は装飾が少なくとてもシンプルなので
施主様の力で、どんなインテリアもバッチリ決まります。

将来、トレンドや好みが変っても、施主様の力で自由に変えることが可能です。

建築会社の手によって最初からガッツリ装飾されたコテコテの住まいでは
トレンドや好みが変っても、対応できずにずっとそのまんま

住まいは店舗みたいに数年置きに改装する事は、とても困難ですよね。
ですから、この施主様の様に家具やインテリアで自分好みに仕上る事に大賛成

自分で楽しみながらインテリアを仕上げれば
将来、模様替えするときも自分でできますものね。

結果、長く住まう事の出来る住まいになります。
ここは「耐久性」とは別の「耐用性」の問題。

建物の劣化対策を行い いくら物理的に寿命が延びても
デザインが古臭いとか、今の生活に合わないなどの理由で
寿命が尽きてしまってはもったいない。という事です。

撮影では、すごく素敵な写真がたくさん撮れていました。
うぅー 早く記事を見て見たいな~


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「くびれ」は要注意! でも耐震等級は3を

2017年09月12日 | 河間の住宅

新しい物件が始まります!
新潟市西蒲区です。



とっても気持ちの良いお天気の中
地鎮祭が滞りなく執り行われ、いよいよ着工です

この物件の特徴は「くびれ」です。

いわゆる平面不整形の「くびれを有する平面形」に分類される間取りで
構造的に注意が必要となるプラン。



上図の様に中庭を設けるために、コの字の間取りとなった場合。
建物の中央に「くびれ」が出来ます。

女性の「くびれ」は大歓迎ですが、建築物の「くびれ」は要注意なのです。

今回も許容応力度計算するために
グレー本(木造軸組工法住宅の許容応力度計算・2017年版)をひも解いてみると




なんだかわかる様なわからん様な・・・

簡単にいうと・・・


①、右縦の赤点線(Lf)の長さが、くびれ部分(Lh)の長さの2倍以内
②、下横の赤点線(Ll)の長さが、くびれ部分(Lh)の長さの2倍以内
③、小さい方の島(青い点線部分)が、14㎡以内

①~③のいずれかがクリアしていればOK
通常の構造計算で進めることができます。
今物件は①②がクリアしているのでセーフ

つまり、全体のボリュームに対し「くびれ」が細すぎない。って事が重要なんです。

でも、もしも、上記条件全てに引っかかった場合は・・・

くびれ部分を境にして左右に分割。そして、それぞれで構造計算を行いクリアさせ、
それぞれの検定比がほぼ同等(3:4以内)になっていればセーフ

左右の島の強さに差があると「くびれ」部分で壊れちゃうって意味ですね。

少し手間がかかりますが、こちらの場合もこの意味をシッカリとわかった上で
間取りが考えられていれば、クリアできない事はありませんね。

だ・け・ど・も 
一般的には・・・

まず、営業マンと施主様で間取りを煮詰める。
そしてめでたく、ご契約。
それからようやく、構造屋さんに図面を持って相談に。

すると・・・
「コレでは構造的に成り立たないとよぉ」と言われる
でも・・・
かといって今さらプラン変更なんてできないし
じゃ・・・
今回は構造計算なしで・・・ って

おそらくこんな手順でやっている建築会社が大多数。
まあ、構造屋さんに相談に行っただけ良い方なのかもしれませんがね。

弊社では、自社で構造計算しながらプランを練っているので
こういった心配はありません

今物件も、避難所レベルの耐震性を持つ「耐震等級3」をクリアしてますし
社内で計算のみを行う「耐震等級3・相当」ではなく
審査機関と行政にて認定を取得した自他共に認める「耐震等級3」です。

皆さ~ん! 
住宅が全て構造計算されていると思ったら、大間違えですよ~
有名な会社だから大丈夫。とかはないですから

計算書を見せてもらいましょう
シッカリ評価機関と行政で認定をとってもらいましょう

出来れば「長期優良住宅」で。目指すは「耐震等級3」です。

弊社ではこの辺(だけ?)は
遠慮せずにシッカリ自慢したいと思います


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