ミカンノイエの壁・天井に、アクリアが充填されてきました。
アクリアは室内側が防湿フィルムになっていて
隙間なく施工する事で、防湿ができます。
(今回は、内側にこれで防湿、外側に耐力壁で気密をとっています。)
この内部のフィルムは、断熱材より一回り大きくて
耳が付いた状態になっています。
この耳を柱や梁にきちんとラップさせて施工します。
(ただ断熱材を入れるだけでは、全然ダメですよ。)
このフィルムも以前の物の倍の厚みになっていますので
破れにくいし、防湿性能も高いです。
また、壁の中に空洞を作ったりせず、
床や天井へと空気が行き来させない様に
エンを切ることも重要です。(気流止め)
壁の中で気流が起こると、室内や床下から湿気のある空気を
吸い込む可能性があるからです。
中には、壁内通気をさせている工法もあります。
この場合は、断熱材や工法が全く違います。
これとは別に、外壁下地の通気はもちろん必要です。
(壁内の湿気を排出するため)
◇
こうやって、断熱の事を一つとっても
一般の方に分かる様に 説明するのはとても難しい。
実は全然伝わってなかったりして・・・ (~_~;)
これから家を建てようとする方々は大変です。
様々な材料や工法があり、何が正しく、何が間違えなのか・・・
表面的に勉強したつもりでも、まだ奥が・・・
業界にいる人でも、分からない事がたくさんあるのですから、あたり前ですよね。
◇
これから建てられる方は、いかに信頼できる人・会社を見つけるかが重要ですし
業界の人(もちろん私も)は、絶え間ない勉強が、必要なのです。 ( ..)φ
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