一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

3週連続オープンハウス 第1弾!「和納の住宅」

2014年09月13日 | 和納の住宅
来週末から3週連続でオープンハウスを行います 


まず第1弾! 「和納の住宅」のオープンハウス 

9/21(日) 1日限定 AM9:00~PM5:00

会場→新潟市西蒲区和納1丁目17

Wanou

WEBのみの告知になりますが、ご予約は不要です。

会場には駐車場はございませんので岩室駅の駐車場等をご利用ください。

(岩室駅から歩いて2分ほど)


外観は、シュッとしたスッキリシンプルな切妻屋根に、県産杉の羽目板貼り。

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リビングは、教会を思わせるような天に伸びる高い天井と、南へつづく大型デッキ。

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超シンプルな設計ですが、繊細さとダイナミックさが同時に感じられる美しい空間が出来上がりました。

普通の住宅では味わえないこの空間を是非この機会にご体感ください!


第2弾は、9/28(日)「中野原の住宅」

第3弾は、10/4(土)・5(日)「佐渡(さわたり)の住宅」

と続きます。  こちらも乞うご期待!!



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とってもシンプルで潔い住まい

2014年09月03日 | 和納の住宅

和納の住宅もいよいよ工事が追込み。

今月中にオープンハウスを予定しておりますが、詳細はまた後日

ここ和納の住宅は、とってもシンプルな住まいです。


外観も

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リビングも

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浴室だって

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とってもシンプルで潔い。


ただ、このシンプルにスッキリ仕上げるのは、逆にたくさんの苦労が・・・

形になって見えない苦労だけど、わかってほしいな・・・




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調湿建材MOISS(モイス)張りは・・・

2014年06月30日 | 和納の住宅
和納の住宅と 西大崎のコートハウスでは、内装材のMOISS(モイス)を張り始めました。


まず、和納の住宅

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室内が一気に明るくなりました。 足場にネットがかかっている状態でこの明るさということは、結構な明るさです。

このLDKの東西には全く窓がないけど、さすが2階リビング。 1階よりウンと明るく開放的です。

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次に、西大崎のコートハウス

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こちらも、モイスを張り始めています。

前面道路南側のプライバシーを確保するために、壁で覆った中庭に対してのリビングの開口部です。

全開するとサッシの存在が消えてしまう様になっています。

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市販のフルオープンサッシは高価なので、既製品の3枚引サッシを流用して使っています。


また、壁材のモイスは天然素材ですので、クロス貼りとは異なりリアルな表情で質感もマット。

余計な装飾などがなくても空間が活き活きとして、空気自体もきれいに感じます。(実際に浄化作用があります)

弊社では、クロス貼りよりこのモイス貼りの物件が年々増えてきて、ここ数年の新築ではほぼ100%このモイス。 

クロス貼りは、しばらく採用していません。


クロスの切替貼りや凝った装飾で空間を飾るよりも、シンプルで素敵な空間をこのリアルな素材で活かす事の方が

余計な費用はかからないですし、何よりも気持ち良いのです。

確かに、材料費自体はクロスよりもモイスの方がウンと高いのですが、メンテナンス性はクロスより良く、長く使って頂けていますのでお勧めしています。


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山型フレーム、水平スラスト、スッキリ空間

2014年05月11日 | 和納の住宅
先日、和納の住宅が上棟しました。

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本物件は2階リビングで、特徴的なのが一番高い所で4.6mもある山型天井。

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そして、本物件ではその空間を活かす為に、梁など構造を見せずにスッキリと仕上げる。 そこがポイント!

でも、そのためには、構造的な工夫が必要となる。 

少し専門的になりますが、説明しますね・・・




まず、屋根構造の外回り(両妻)以外は、登り梁を山型に組み、水平の梁や束柱は一切ナシとする。

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これだけで、地震や風、雪荷重に耐えられれば、何の問題もナシ。
スッキリ開放的な空間ができる。


ところが、ちょっと想像して頂ければわかるかと思いますが、この上には雪が載る。
1mの積雪ですと、1m×1mの面積に対し300kgの重さにも・・・


すると、この山型フレームはその上からの荷重により左右に開こうとします。 いわゆる水平スラストが生じます。
これを防ぐため、たとえばタイバーなど丸鋼や木を使い水平方向の開きを押さえる方法や
ラーメン構造など鉄骨造の様に部材同士をガッチリと剛接合する方法、他にもいくつか考えられる。


弊社では、以前こんなフレーム も作ったことがありますが、

今回は、間口3間(5.46m)の内、ホール空間は2間(3.64m)となっており、 両端の0.5間(0.91m)づつは収納などとして耐力壁を配置できる様に考えたプランですので、そこをうまく利用する方法を検討。


その両側0.5間(91cm)の天井に厚合板を連続してガッチリとめます。 屋根の両桁に扁平で大きな梁を作ることになります。すると、小屋組み全体が水平方向に対し強い構造ができ、水平スラストに負けない、開かないフレームとなるのです。

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その様にして様々な苦労をして作られた空間は、出来上がってしまえば、たとえばこんな感じにとてもスッキリ 

の、わりには・・・ 苦労がわからん

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そうなんです・・・ スッキリシンプルに見せるには、逆に手間と苦労が必要なんです。

でも、そんなところが、建築の楽しい所でもあり、つらくもある所なんですよね。

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和納の住宅 フラットな浴槽と、布基礎の一体打ち

2014年04月18日 | 和納の住宅

和納の住宅が着工して基礎工事が着々と進んでいます。


ダイジェストでご紹介。









最初に地盤改良

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そして、根切り


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次に、鉄筋の組立て ここで検査を受けます。

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現在は、型枠工事中です。

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今回の造作浴室の納まりが特殊で、一部に高い止水性が必要なため

布基礎としてはちょっと珍しいベースと立上りの一体打ちになります。



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長倉の住宅 と同様に、床とフラットな落し込み浴槽になります。


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