一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

倉庫に住むワクワク、考えるワクワク

2016年10月30日 | いくつかの現場のこと

先日あるご相談を頂きました。

「倉庫をリノベーションして住まいにしたい!」



「南新保のリノベーション」と同様、鉄骨倉庫を住宅にコンバーション(用途変更)するご相談です。

この手のプロジェクトは、個人的にものすご~く楽しみです。

もちろん、全くゼロから考える新築も楽しいのですが、現存する形を活かしリノベーションするのはまた違った楽しみがあります。
更に、それがかつて倉庫だったとなると・・・ (もうよだれがでそうです

単純に小奇麗に直すのではなく、倉庫であった名残りを随所に残す。
鉄骨の大空間を活かしたLDK。
南の壁は撤去して大きな窓に。 などなど
う~ん、考え始めたばかりですがワクワクします。



物件を下見させて頂いたところ、築年数、購入価格の割には、とても良質で高いポテンシャルを秘めた物件でした。
ただし、元々用途の違う建物を住まいとして使うには、様々な壁があるのも確か。

今後はその辺をご依頼者様と詰めて検討していくことになります。

住むことを考えているご依頼者様もワクワクでしょうが
実はそれを考えている私の方がワクワクしているのです。



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等級3相当ではなく、等級3と言い切る

2016年10月21日 | いくつかの現場のこと

どうもブログの更新はサボリがち、でもちゃんと仕事はしてます
各現場もシッカリ動いてます。

新しい物件も2つ始まっています。
まず、田上の住宅 ↓



すでに基礎工事も中盤



次に、旧栄町の住宅 ↓
地縄を張って、来週早々地盤改良工事です。



そして、下保内の住宅 ↓
大工工事も終盤戦、造作家具工事中。




キッチンもTV台もゲタバコも全て大工による手作り。



モイスでスッキリ仕上げ。大工の腕の見せ所


これらの物件全てが、耐震等級3をクリアした長期優良住宅です。
等級3相当、ではなく等級3。

? どう違うかというと、

前者の「3相当」は、建築士が計算して終わり。
後者の「3」は、建築士が計算して、その後、性能評価機関にて技術的審査をして適合証を発行してもらう、その後、所管行政庁に申請し、審査、認定書の発行となる。
(ちょっと道のりが長い)(質疑もあってたくさんのチェックが入ります。)

つまり、「3」と言い切れるのは長期優良住宅や性能表示などの認定により国のお墨付きがあるからです。



[相当]を付けるのは、あくまで自称みたいな使い方。公の認定は取っていないんですね。
なぜ認定を取らないかは、皆さんそれぞれ理由があると思いますが・・・

弊社では、必ず審査してもらい認定を取るようにしています。

だって・・・ もしかしたら計算や考え方が間違ってるかもしれないもん・・・ 

べ、べつに自信がないわけではないけど、絶対に間違わない。とも言い切れない
チェックにチェックを重ねて、偽装はもちろん設計ミスはあってはならない。そんな考えからです。

熊本地震で倒れた多くの建物には、設計ミスや施工ミスがありました。(そもそも設計ミス以前に計算していなかったり・・・
建築士が間違えのない構造計算をするのが大前提ですが、建築士も人間
絶対にミスがないとは言い切りない。残念ながら姉歯の様に意図的に偽装する人だっていました。

性善説に立って第三者のチェックは必要ない? それはどうなのでしょう?
建築基準法の第一条にある「国民の生命、健康及び財産の保護を図り・・」
この法令を遵守するために審査や認定は必要だと思うのです。

簡単なのは「4号特例の廃止」だと思うのですが、なかなかそうは問屋がおろさない
「4号特例の廃止」はググってみてください。

くれぐれも木造2階建ての建築確認申請では、構造の審査などはありませんので
あくまでも「確認」で終了です。ハイ。




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〔住まいNET新潟〕表紙と巻頭です\(~o~)/

2016年10月12日 | 佐渡(さわたり)の住宅

[住まいNET新潟]vol.22が発売




な、なんと、[佐渡(さわたり)の住宅]が表紙を飾っています
そ、そして、巻頭ページでも紹介されています

う~ん、単純にうれしいです 
そろそろ県内の書店やコンビニに並び始めました。
是非、お手にとってみてください

が、

弊社の名前はどこにも出てきません
私の個人名はサラッと出てきますが 

理由は・・・

わかる人はわかると思いますが
わからなかったら・・・ 
ご想像ください

業界の人でも知らない方が多いです。
どーしても知りたかったら、私にお尋ねください。

ま~とにかく
うれしい事であることは間違えないです。

弊社のような小さな小さな会社を見つけて頂いた編集の方に
ただただ感謝です。




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低い(^_^;)、スキップフロア&大屋根、でも耐震等級3

2016年10月04日 | 下保内の住宅
下保内の住宅です。
ようやく足場が解体されました。



低い 
平屋並み。もしくはそれ以上に低く見えます。
でもちゃんと2階建てです。

いつもは足場が外れると「うわぁ~」ってなるけど、今回は「ほほぉ~」って感じ
色見も黒一色でギュッと締まって見えます。(これ絶対に植栽が映えるわぁ~)



近くに来ると、焼き杉の質感がよくわかります。いい感じです。
数年して表面の炭化した部分が取れてくると、更にいい感じになります。



道路側の前方は平屋、地盤の低い奥が半地下からの2階建て。 
高低差を活かしたキップフロア&大屋根の構造です。





超開放的な吹き抜けもありますが、こちらもシッカリ耐震等級3をクリア  
もちろん、長期優良住宅です。




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耐震等級3の標準を継続します!

2016年10月01日 | 建築

今年4月に発生した熊本地震からまもなく半年。
繰り返しの大きな地震、たくさんの建築物に倒壊などの甚大な被害がありました。

新耐震基準や2000年基準の建物さえも倒壊 !? 
私たち建築士に多くな衝撃を与えた出来事です。

私はあの「津波」の時と同じ様に、無力さを感じずにはいられませんでした。
今後も今までと同じ構造設計で良いのか? 
工法を変える必要があるのか?
などなど悶々としていました。

その後、様々な書籍やセミナー、地震調査報告書などから
被害の状況や原因、課題が少しずつ見えてきました。
最新の報告は、建築研究所の 報告書 

そして、これらの報告から今後の指針となりそうなキーワードがでてきました。
「耐震等級3」です。

報告書の総括です↓(クリックして)


建築基準法レベルの耐震等級1
長期優良住宅レベルの耐震等級2
更にその上に、耐震等級3があります。

等級3の建物は、益城町でも大きな損傷はなく大部分が無被害であったこと。
そして、この等級を活用し、より高い耐震性を確保しましょう。という締めくくり。

弊社では約1年前から、全棟を等級3に耐震性をアップしています。
これは施主様から要望があったのではなく弊社が自主的にアップしたもの。

これまでは、長期優良住宅の条件である等級2を標準としてきましたが
それと比較すると、耐力壁が数枚増えるのと、釘ピッチが増える。だいたいその程度しか変わりません。
もちろん、バランスの良いプランであることが前提条件です。

今、弊社が出来ることは、耐震等級の標準を3にあげる事。
とりあえずこれです。

2020年までにZEH住宅を50%以上・・・・ も大事ですが
今からすぐ出来る耐震性向上は、もっと大切だと考えます。



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