行ってきました山形
私の不安しかなかった講演は・・・

大成功


(私はそう思ってますが何か?

JIA山形の皆さんの「スゴイスゴイ、それスゴ~イ

山形の人って本当に良い人ばかり

私はスッカリ調子に乗っちゃって

また行きたいな~ 山形

おかげさまで、今後へつながる話もいくつか頂く事ができ
とても楽しく有意義な会でした。

コーディネートして頂いた 渋谷達郎さん
ご一緒させていただいた もるくすの佐藤さん
JIA山形の皆さん
皆さん本当に良い人たち


どうもありがとうございました

その講演では、私からは施工例をもとに構造の話をさせて頂いたのですが
わたくし・・・ ぜんぜん話足りないので

ここでも構造の話を一つ
現在進行中の「高屋敷の3世代住宅」
バルコニーのフレームにスチールを使っています。

なぜか?
カッコイイから?
それもない事はないのですが、ブッブー 違います

これも構造的に大きなメリットがあるからです

通常の木造のバルコニーの骨組みはこんな感じになります↓

でもこの骨組みをばらしてみると・・・

接合部分はこんな感じ


そう大事な梁が大きく欠き取られ、強度もウンと低下します。
具体的に許容応力度計算をしてみると
グレー本(木造軸組工法住宅の許容応力度計算・2017年版)より

例えば、この梁サイズが105×300㍉だった場合 断面係数の低減率が0.5
つまり、曲げの耐力が半分しかなくなってしまいます

これではいけません

そこで、梁に大きな欠損を作らないために
フレームをボルトで後付けするバルコニーを採用しています。

もしくは、せめてここの接合部だけでも在来工法ではなく、断面欠損の少ない金物工法↓を利用すれば安心ですね。

以上、スチールバルコニーのヒミツでした

(あ~

