長倉の住宅です。
床がタイル貼りの在来工法の浴室を作っています。
タイル貼りの在来工法と言うと、水漏れや白アリによる劣化が心配されますが
下地を無機質のケイカル板でおおい FRPでグルッと防水しますから
ユニットバスとほぼ同等の防水性・耐久性が確保されます。
写真に見える右奥の床の穴に、浴槽をスッポリ落し込む予定。
すると、フラット感のあるスッキリした浴室になります。
さらに手前の脱衣室とは 透明ガラスで仕切られるため
とても開放的な浴室となります。
外では、水廻りの外壁材を張っています。
ウエスタンレッドシダーのベベルサイディング。当社の打合せ室と同じです。
材料も施工方法もすごく大雑把で荒々しさが特徴の一つ、
とても「生きている」感がある外壁です。
また、母屋の杉の外壁は、仕上げ塗装に入っています。
真っ白にスッキリ仕上がっています。
もちろん、塗装した物ですので年々少しずつ塗装が落ちてきます。
塗装が落ちても木が腐ったりするわけではありませんので
経年変化さえそのまま受入れて頂ければ、なんの問題もありません。
しかし、既製品のサイデングが色落ちした場合は、見た目が悪いだけではなく
耐久性が失われてしまいますので、再塗装が絶対に必要になります。
どちらを採用するかは、メリットデメリットを知った上で、選択して頂ければと思います。