ミカンノイエの外壁下地です。
壁の構成は外側から、
外壁材(ガルバリュウム鋼板) ・・・ これから施工します。
胴縁(木のサン) ・・・ 外壁を留めるための下地
タイベック(防水透湿シート) ・・・ 防水と壁内の湿気を排出するためのシート
かべ震火(耐力壁) ・・・ 耐震性と耐火性があります。
柱(間に断熱材) ・・・ 充填断熱
気密シート(断熱材と一体になっている) ・・・ 室内の湿気を壁内へ入れない様に
胴縁(木のサン) ・・・ 内壁を留めるための下地
石膏ボード ・・・ 耐火性があり、壁紙の下地となる
壁紙 ・・・ 内壁の化粧材
となります。
◇
写真で見えるタイベックは、どこの建築現場でもよく見るシートですよね。
防水性が高く、万が一 外壁の中に雨水が浸入しても
躯体の中に入らない様に施工します。
しかも、これは内部からの湿気は透すという 優れもの。
水は通さないのに、なぜ 湿気は透すのでしょう?
(業界のでも、意外に知らない人が多いのですが・・・)
答えは簡単、水に比べ 水蒸気の分子ははるかに小さいのです。
つまり、シートを形成する繊維に、水分子より小さく 水蒸気より大きい
すきまが空いていればいいのです。
シートをよく見ると、細い繊維で編んだ様になっています。
このタイベックは、医療や様々な分野でも 使われている
とても優れた素材なのです。
人気blogランキングへ ←もう1クリックお願いします。