一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

「中庭のある平屋」やりたい事、やらなくてはいけない事

2019年12月22日 | 坂之上町「中庭のある平屋」
約一か月ぶりのブログ更新です
やりたい事が増えてきたので、やらない事も増やしていきます。ブログの更新頻度の低下はその一つ。

今までこのブログなどで、一般の顧客向けに「弊社の住まいは強いですよ~」「暖かいですよ~」「カッコいいでしょ~」「こんなにこだわって住まいづくりをしているんですよ~」って一生懸命にPRしてきました。

けど、「住学」「みんなの会」を通じてたくさんの同業者とつながってみると、みんなスゴイ 
弊社なんかまだまだだったんです。偉そうにPR出来るような会社じゃなかったんです

今しばらく、顧客向けのPRはほどほどにして、実力をつける事に時間を費やします
また、そのスキル向上と、同時にやらなくてはならないと感じている事は業界改革。

そう、やりたい事も増えてきましたが、やらなくてはいけない事も増えてきたのです

住宅業界全体の改革を考えなければならないのですが、時間も力も足りないので、
まずはすぐできる事。自社の労働環境から改善していきます

そのスタート、1つのきっかけが「大型パネル」の導入
先週、長岡市「中庭のある平屋」の上棟にも大型パネルを採用
弊社では4棟目


弊社では、構造、断熱、意匠を一体と考え、同時にデザインしています。

住宅の高性能化に伴いサッシや耐力面材の重量が数倍にもなってきました。
これら総重量3.5~4トンを上棟後に、大工は人力で搬入し取付けます。
しかも、がんじがらめになった足場の中へ、2階まで上げ、足元はぬかるみ、雨でも雪でも、炎天下でも

超過酷です

しかも、全身がクタクタになるこの超過酷な重労働だけでなく
釘のピッチや面材へのめり込みなど繊細な作業を同時に行わなくてはいけません。

「それが仕事だから
確かに仕事です。しかしこれを改善する方法があるのなら
経営者は、設計者は、すぐに導入を検討しなければなりません。

こんな過酷な労働環境では、高齢者は早々に引退してしまい、若者は入ってきません。
働く人にとって、夢や希望がない業界は衰退してしまいます。



大型パネルが全てを解決してくれるわけではないけど、大きく一気に前進できる。
みんなで考えるきっかけにもなる。

今だけを考えるのではなく、未来を考えていたい。
自分だけが得するのではなく、みんなにとってメリットになる事を考えたい。

弊社の現場は、大型パネル導入を機に、週休2日、残業ゼロ、有給休暇の取得、17:30退社、真夏と真冬には現場にエアコン、過酷な重労働はありません

元々このブログは更新頻度が低いので、期待して頂いている方は少ないかもしれませんが
SNS等では、私や弊社の活動を随時公開していますので
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最後に、いつもの告知です
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