来年もどうぞよろしくお願いいたします。長岡市で来年着工予定の「長倉の住宅」。
基本設計が完了し、これから実地設計となります。
白いコンパクトな総２階切妻屋根BOXと
茶のフラットな平屋BOXが、透ける？渡り廊下でドッキング。
さらに当社お得意の黒い屋根外壁一体造りポーチ付き。
平面上は、とてもシンプルでコンパクトな住宅ですが
外観は、とても豊かさが感じられるものになりました。
立地条件は、西側（正面）道路で南側（右側）には、すでに住宅が建っております。
すると、パースでお分かりの様に、冬期にはこちらの土地に大きく影を落とします。
これは、特別に悪い条件ではなく、よくある条件なんです。
この条件ですと、普通のよくある間取りでは、１階に日が入らないのは一目瞭然。
そこで、２階リビングとし 日当たりをシュミレーションしながら、プランを検討。
結果・・・
冬期、ちょうど今時期の正午の日当たり
２階リビングの大きな３枚サッシには、たっぷり奥まで日が入っています。
また、逆に夏の正午の日当たり
２階リビングには、ほとんど日が入っていません。
どうです？ 設計しだいで住環境が大きく変わるんです。
特に３Dでシュミレーションまでしなくても、
季節により太陽の軌跡は決まっているので、基本中の基本の設計なんですが・・・
（その基本を考慮していない設計者は実は多いんですよぉ
）
３Dで表現した方が、一般の方には理解して頂きやすい様ですし
設計者としても庇のサイズや形など微調整ができます。
当社では、無料の汎用ソフトを使用していますが、これがとても便利なんです。
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西本成寺の住宅。 サッシが付きました。
リビング南側には、端から端まで全面がサッシおおわれています。
３枚引戸が２連並んでいるのがお分かりですか？
実際に全面を窓にした場合には、とても地震に耐えられません。
ましてや 長期優良住宅の認定条件の一つ耐震等級２は絶対無理です。
しかしサッシの両端を見て頂くと、壁があるのがわかりますか？
そうです。全面にサッシで被っていますが、全開口するのはそのうちの約２/３
残りの１/３は、戸袋を作って 全開した時にサッシを見えなくさせます。
中から見るとこんな感じになっています。
個室にも小さいですが、同様に戸袋サッシを造作します。
写真の状態からは、ちょっとわかりにくい話だったかな・・・
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西本成寺の住宅が上棟となります。
当社としては珍しく？ スタンダードな外観。
軒の出のある切妻屋根です。
しかし、これで終わらないのが当社の設計。
南側に、とても大きな三角庇が取り付きます。
夏の日差しは遮り、冬の日差しはたっぷり取込める様に
３Ｄでシュミレーションしながら決めた大きさと形状です。
一本柱や軒裏をスッキリさせるため、フレームは鉄骨です。
その庇の下には、全開口のサッシが２連で付きます。
西大崎の住宅↓ とほぼ同じサイズの開口となりますが
今回は既製の全開口サッシは使わず、普通の引違いサッシに工夫を加えて
全開口サッシを造作します。 （詳しくはまた今後
）
そして、内装は、天然素材のＭＯＩＳＳと、無垢の杉。
外装は、杉板張り。
と、仕上げのほぼ全てが、自然素材の住宅になります。
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見附市の「猫と暮らすコートハウス」のオープンハウスが終わりました。
ＮＥＴ告知のみでしたが、たくさんの方々に見て頂き、とてもうれしかったです。
また、「見たいけど、都合で見に行けない～」とのご連絡も数件頂いたので
ここで、写真で会場を少しだけご案内。
外観上、ほとんど窓がありません。 どんな間取りか想像できませんね。
中庭があるんです。
オーダーキッチンがドーンとあり、奥には吊り階段が見えます。
リビングは吹抜けになっていて猫さんが自由に２階まで上がれます。
２階からの見下ろし ↓
和室もあります。お花は施主様に活けて頂きました。
床柱はステンレス発色仕上げ。床板はガラスです。
変わった素材ですが、さりげなく和室にマッチしています。
そして２階です。小屋上は４匹の猫さんがストレスなく行き来できる様
あちこちから登れる動線も確保してあります。
延べ床面積が２９坪のコンパクトな家ですが、以外と見所がたくさんあった様で
来場者の方々は、皆様ゆっくりと滞在していかれました。
また、エアコン暖房（設定温度が１９℃）で、会場内がとても温かい事にも
多くの方は驚かれていました。
これから お引越し後、一日も早く猫さんが新しい住まいに慣れ
のびのびと暮らしている姿が見れるのを 楽しみにしています。
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