「月岡のゼロエネハウス」の4日連続のオープンハウスはあと1日
疲れがないわけではないけど、頑張るぞ~
ほとんどの来場者さまが玄関に入ってまず驚いているのが
この入れ子状の間取り。
約40帖、天井高4.6mの大ホールに、キッチン・浴室・収納・寝室などの小箱をポンポンと配置。
このような入れ子状の設計は、アトリエ系設計事務所さんで見られるプラン。
しかし、弊社のプランはデザイン優先に考えたものではありません
省エネ、ゼロエネ、快適性を優先させた結果、この意匠となったのです。
Q値計算をした人はよくわかると思うのですが、断熱性能の要は「窓」。
窓からの熱の流失が圧倒的に大きいので、その性能を高めることが重要。
高性能サッシを使うことはもちろんなのですが、窓面積を減らす事が大変有効となります。
しかしながら単純に窓をなくしたり減らしたりすると、暗く閉鎖的な住まいになります。
そこで、本物件のプランで考えた手法は・・・
まず、浴室、脱衣、キッチン、WCの窓を全てなくしました。
次に各室の天井に開口部などを空け、大ホールに入る明かりを共有することとしました。
寝室はサンルームと続き間として、小さい窓でも有効開口面積をクリアしました。
それらの結果が、この入れ子間取りとなったわけです。
省エネで快適、さらに楽しい住まいという、わがままな設計ですね。
弊社はデザイン事務所ではなく、快適で心地よい住まいを提供する工務店であり設計事務所なのです。
まじめに快適な住まいとなるプランを考える。そういったアプローチでプランニングを行います。
当たり前といえば、当たり前なのですが、昨今のデザイン住宅ブームでは
そうではないデザイン先行型の設計も多いように感じます。
弊社の設計は、奇抜なデザイン、かっこいい形は、二の次なのです。
でも、「かっこいい」「デザイン性が高い」と言われると、「やったね。」 ってうれしく思いますけど。
オープンハウスも今日が最終日。
是非、皆様にごらん頂きたいと思います。
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