一級建築士事務所 サトウ工務店

自然素材を使い省エネと快適性をデザインする 新潟の家

「住宅インテリア究極ガイド」の施工例に

2017年04月28日 | 五十嵐のヒシノイエ

このたび発売となったエクナレッジ社の書籍「住宅インテリア究極ガイド」の中で
無機ボード系の施工例として、モイスを使った「五十嵐のヒシノイエ」の写真が採用されました 



200ページ以上ある中のほんのワンカットですが、
弊社のような小さな工務店の施工例を採用いただいた事は
大変光栄に思います ありがとうございました

住宅と店舗のプランニングから素材や照明、家具までインテリアの全てが掲載されている本です。
まさに「究極ガイド」
実務者はもちろん新築やリフォームをご検討されている方にも大変役立つ参考書的な書籍です

ご興味のある方は是非一度お手にとってみてください。



弊社のカットは一番最終のページです




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モイスで特別賞

2017年04月17日 | 月岡のゼロエネハウス

月岡のゼロエネハウス」がアイカ工業さんの施工例コンテストで特別賞を頂きました



アイカ施工例コンテスト 特別賞「月岡のゼロエネハウス」 紹介ページ

普段はコンテストなどは応募しないのですが、
今回はメーカーの担当さんの強いすすめで応募してみました

内装の全てに「モイス」を使用するのは、弊社にとってすごくフツ~の事なのですが、
それが全国的にはとても珍しいみたい

しかも、弊社の現場の仕上り具合を目の当りにしたメーカーさんはビックリ

「こんな高い精度でモイスを施工している会社は他にはないです
逆に残念な仕上りで施主様がガッカリしているケースの方が多いくらいです。
サトウ工務店さんの施主様は幸せですね。」

ですって

設計だけではなく、写真では見えない施工精度も含めて認められたような受賞で
すごく工務店みょうりに尽きます。

この受賞を励みに、これからも職人さんと一丸となって頑張ります



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断熱・断熱また断熱、トンネルから・・・

2017年04月13日 | 見附のリノベーション

いや~久々の更新

ホントヤバイ
スケジュール管理が出来なくなっています
いろんな方に色々お待たせしています

それでも現場は問題なくサクサク進んでいます。
見附の鉄骨倉庫~住宅へのリノベーション現場。



まずは断熱工事
鉄骨の場合は、いわゆるヒートブリッジ(熱橋)をいかに防ぐかがポイント

なにしろ「鉄」は「木」の何百倍も熱を伝えやすいので、
断熱材でいかに外部と遮断するかがとても重要。

ただ闇雲に壁の中に断熱材を押込むだけではダメ。
鉄骨フレームがある部分はその外部もしくは内部を
断熱材で遮断しなければなりません。

そうでないと、いくらたくさんの断熱材を入れても
内部結露が起こったり、芯から冷える建物になってしまいます




鉄骨の裏まで手を伸ばして断熱材を丁寧に付加したり
二重三重に断熱材を重ねたりと
とても細かい作業ですし、熱の伝わり方をよ~く考えながら施工しないといけません。




現場監督(私)が見逃すような細かい所まで配慮が必要です。
その点、弊社の大工は自分で考え自分で工夫します。




ただ単に言われた事、図面に書いてある事だけをやる大工ではないんです。
どうしたらこの住まいが快適になるか? どうしたら施主様に喜んで頂けるか?
を考えながら仕事をしています。 自慢の大工達です


2階LDKの南側サッシも付きました。
いいです! この開放感



守られつつも、先に広がる期待感
まるでトンネルから明るい出口へ出る瞬間のようです。

普通の木造住宅では構造的に難しいつくりですが
鉄骨造ならではの個性が生きているLDKになります。

北側にも間口4.8mの大開口


2階LDKは48帖のワンホール
窓はこのデカイ南北の2ヶ所だけ、東西には窓は一切ありません。潔い

なかなか全貌がご紹介しずらい物件ですが
下地や断熱工事など見えない部分にかかる手間が8割以上
残りのわずか2割が仕上げといったところ

既存鉄骨部分や土間床部分を古いまま現しにしたり
構造用合板(ハンコ付き)の仕上げだったり
レッドシダーのオープンジョイント工法の外壁だったりと
普通の住宅では採用されない仕上げもあり、この後の工事も楽しみです


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