長倉の住宅です。
在来工法の浴室工事です。グルッとFRPの防水をかけ完全防水としました。 また、下地は腐朽菌に侵されにくい無機質な素材としました。
脱衣室とは、強化ガラスの間仕切りでスッキリ開放的な空間になります。
内装材のモイスも張り始めています。 全室の壁と天井にモイスを張ります。床板が無垢材なので、これで部屋中全てが天然素材となります。
モイスが良い素材なのはわかっているが、予算的に全室は・・・と、諦めているお客さまも多いのではないでしょうか?
一般の建築会社では、全室をモイスにすると相当高額になるらしいですが、当社では30坪程度の住宅でしたら、クロス貼りと比較した場合、10万円前後の割り増しで済みます。
アクセントにタイルやレッドシダーを貼ってもそのくらいの費用はかかってしまいます。そんな表面的なデザインに費用をかけるなら、全室にモイスを採用した方がご家族のためでは?と、おすすめしています。
ですから、当社で全室にモイスを採用するお客様の割合は、ここ数年では半数以上となっています。
外部では、ねじれのある庇もきれいに完成し、2階デッキのスチールフレームも組みました。
いよいよ足場の解体です。楽しみです。
最近、新築でももちろんなのですが、リフォームや他社で建築された住宅にお住まいの方からも、家具のご用命を頂く機会が増えました。
そこで、家具の提案パースの一部を、ホームページ上に少々アップしてみました。
http://d1014702.hosting-sv.jp/sato-home.co.jp/works.php?cate=4&cno=c10
( 施工例 → カテゴリー5 → 家具提案パース )
規格住宅ではなく、こだわって注文住宅を建てられたお客様にとって、家具も出来合いの既製品ではなかなか満足できません。
サイズや素材など、お住まいにマッチするものが見つかれば良いのですがそれが、なかなか見つからないのです。 「では、工務店に造ってもらおうかな・・・」と、なるのわけです。
素材は、その家に使われているカウンター材、床、建具、壁材などを使用。 サイズも、もちろんミリ単位までご希望可能です。
すると、建築と一体となった機能的な家具が出来上がります。
構造用合板のローコストテーブル ↓
間接照明やマガジンラック一体のソファー ↓
クレテック金物を利用したロフトベッド ↓
自動ロック付き引戸タイプのチャイルドゲート ↓
などなど、アイデア満載のオリジナル家具が可能です。
大量生産の既製品家具より少々割高になりますが、十分にご満足いただけるものになるはずです。
先日、竣工から2年経過した吉田の住宅にお伺いした時に
あまりに素敵なお庭になっていたので
天気の良い日の通りがかりに、お写真をとらさせて頂きました。
当初、真っ黒のシャープな印象だった焼杉も、雨風にさらされてとても自然な風合いに。
リアルな木の外壁である事が、わかる様になってきた。
また、下屋部分の薄い色の防腐剤で化粧した杉板も、違和感なく褪めた色合いに。
お庭の緑や砂利といった自然物との相性がバッチリ。
これが 一般的に普及しているサイディングだったら、絶対にこうはいかないはず。
自然素材の外壁は、経年変化が楽しめ、何と言っても廻りの自然との同化が美しい。
吉田の住宅は竣工から丸2年経過ですが、特に風当たりが強い場所ですので
他の立地の焼杉より 少し早い経年変化が楽しめている様です。
施主様の外壁材の選択は、大正解でしたね。
直江町の増築現場です。
大工工事は順調に進み、あとは家具造作と変更になった玄関部分のみとなりました。
階段の意匠は、超シンプル。
でも、この写真を見て違和感を感じませんか?
そうです。乗ると壊れそうなくらい とてもきゃしゃな構造なのです。
階段の三角と三角がわずかにつながっているだけに見えます。
スチールのフレームなどを使っているわけではありませんよ。
本当に人が乗っても大丈夫なのでしょうか?
もちろん大丈夫です。
タネ明かしは・・・
こんなあばら骨の様な構造になっています。
後は下からベニアでフタをしたら出来上がり。
写真だけでは説明しにくいのですが、力が分散されるのです。
実際、フワフワするわけでもなく、すごくシッカリとした階段ができました。
強度が必要な階段を、いかに軽快に見せるか?
階段の設計は、とても難しく、楽しいものです。
大工さんは大変なんですけどね・・・