昨日プレゼンをさせて頂いた物件
先回ご紹介したパノラマウインドウの物件に引続き平屋
(なぜか、最近 平屋案が急増しています
)
そして引続き、耐震等級は最上級の3をクリアです
ビルトインガレージで間口方向の壁が少ないのに?
リビングに大開口(巾6mも
)があって壁が少ないのに?
本当に等級3? いける?
はい大丈夫です!楽勝です
もちろん、タネも仕掛けもあるのですが
今回もそれは置いておいて
そう、先回の話の続き
なぜ?私が毎回毎回バカの一つ覚えのように
「耐震等級3」を連呼するのか?
「耐震等級1」の建築基準法を守ればセーフでは?
私はそうは思わないんです。(思わなくなったのです。)
熊本地震の調査報告が様々な形で発表されてきました。
そこからもわかること・・・
建築基準法が求めているレベル「耐震等級1」の建物は、大地震に対して倒壊・崩壊しない。
(1回の地震に限る)
確かに、(2000年基準の)建築基準法で建てられた木造住宅の90%以上は、倒壊・全壊を免れました。
(と 言うことは、2000年基準でも倒壊・全壊した住宅もあるという事です。)
ただし、倒壊を免れている中でも、大規模半壊や半壊した住宅も多く、そこではもう住む事が出来なくなりました。
つまり、「命」は1度守れたが「財産」は守れなかったのです。
それに対し、耐震等級3の住まいでは、
倒壊・全壊が、
ゼロ
一部損傷などした物件もありましたが、修復が可能で住み続ける事が出来ています。
そうです!
「等級3」の住まいは、「命」も「財産」も両方とも守れたのです。
建築基準法第一条に
~国民の生命、健康及び財産の保護を図り~と、あるように、
住まいは、そこに暮らすご家族の命と健康そして財産を、守らなければなりません。
ですから、私は「等級3」の住まいをおすすめしているのです。
ですから、「等級3」を弊社の標準としたのです。
でも・・・ 「等級3」だと高くなるでしょ?
いいえ、高くはなりません。違っても数十万円くらいです。
弊社では、等級2と3ではほんの数万円の違いです。
でも・・・ 「等級3」だと、吹き抜けや大開口が取れないでしょ?
いいえ、そもそもそのプランが構造的に成立していないからダメなんです。
弊社では、吹き抜けも大開口もバンバン提案しています。
これからも、ことあるごとに
「耐震等級3」を連呼します
にほんブログ村