団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

便失禁の予防にもお尻体操

2018-08-14 09:25:11 | 健康・病気

便失禁の原因となる肛門括約筋の緩みは、痔や出産などで筋肉に傷がついたり、便を感じる神経に支障が起こったりすることから生じるほか、加齢に伴い筋力が低下することからも発症します。

さらに、排便のときの無理ないきみがダメージを与えるうえ、便座に座って新聞や漫画、雑誌を読むことを長時間続けることも筋力の衰えを招くとされています。

内肛門括約筋は自律神経が支配する不随意筋ですので、自分でコントロールすることはできませんが、外肛門括約筋は随意筋ですから自分で鍛えることが可能です。

外肛門括約筋を鍛えるのはお尻体操です。肛門をぎゅっと5秒間締めたあと緩めるを繰り返します。最初は5回、1日2回を続けます。その回数がしんどければ少なくてもOKですし、1日1回でも結構ですが、少しずつ増やしていくことが大切です。私は10秒間、10回を1セットにして、1日2回以上続けています。

生活習慣を整えることも重要です。過度の飲酒を控えたり、動物性脂肪の摂取を控えめにしたり、食物繊維が多く含まれる食べ物を摂ったりして下痢を予防します。腸のぜん動運動を刺激するコーヒーなどのカフェイン類の摂取は少なめにします。

糖尿病などは腸のぜん動運動や便を感じる神経の働きを障害するため、病気の改善を図ります。

こうした取り組みをしても、便失禁が起こる場合は、専門医の受診をお勧めします。

 

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