団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

七十肩には、なるかも⁈

2017-05-01 10:34:06 | 健康・病気

中年になったころ、先輩、同僚を見渡すと、四十肩、五十肩に苦しむ人たちを数多く見てきました。ある先輩の男性は49歳のとき、右の四十肩になり、右腕が上がらなくなりました。整形外科に通いましたが、治るのに半年かかりました。すると、今度は左肩が五十肩になりました。こちらは治るのに三か月かかったそうです。

「四十肩になると、腕は痛くて上がらない。頭は洗いにくくなるし、生活上の支障が出る。片方がやっと痛くなくなり、なんとか動かせるようになったら、もう一方が同じ症状だ。年を取ると、こんな症状が出てくる。たまらんぞ」と先輩はいいました。

四十肩は加齢に伴い、肩回りの筋肉や靭帯が弱り、関節が硬くなることから生じます。このため、仕事が終わった後、ジムに通って肩周りの僧帽筋、広背筋、三角筋などを鍛える運動やストレッチを続けました。こうした運動が効果を奏したのか、四十代、五十代は肩の痛みで苦しまないですみました。

定年後、柔道整復師の専門学校に通い、筋肉の勉強に取り組みました。五十肩、六十肩は、主に棘上筋が衰えることから発症することが多いことを学びました。棘上筋は肩甲骨の上部から上腕骨の上部につき、腕を横に開いて肩関節を外転させる筋肉です。棘上筋が衰えると、肩関節の外転が困難になり、肩関節が硬くなり、五十肩を起こします。

それで、トレーニングにゴムチューブを手に握って反対の足で抑えて横に開く棘上筋を鍛える運動を加えました。左右で各10回。それに、ゴムチューブを両足で抑えて、両手を横に開く運動も10回しています。この運動のおかげでしょうか、六十肩にもならずにすみそうです。

患者さんや諸先輩をみていると、七十代から筋肉の衰えが急に来る人が目立ちます。私は七十肩になるかもしれませんが、この症状は必ず治ります。もし、なったらなったです。

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