団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

所属先の数が寿命を決めます

2015-06-18 09:30:42 | 健康・病気

65歳以上の20万人を対象に、どのような特徴を持った人が要介護になりやすいか、どのような特徴があると寿命が短くなるか、を調べた千葉大学の「Jエイジス」というプロジェクトがあります。その結果を、予防医学研究者の石川善樹さんがNHKラジオの健康ライフの「人とのつながりが寿命を延ばす」の中で紹介していました。

介護状態になりにくく、寿命が延びている人の特徴は、所属している組織の数が多いことでした。とくに、自治会、老人会など三つ以上の組織に所属している人は要介護になる確率が22%減っていました。

「Jエイジス」は、三つ以上の所属先がある人は外出する機会が多い▽自分の人生に張り合い、生きがいを見つけやすい▽一つの組織では、人間関係のギクシャクがストレスになるが、三つ以上あればそのストレスを避けることができる、などを理由に挙げています。

また、世話役をやると寿命が延びていることもわかりました。所属先の役員になった人は、役員でない人に比べて、男性では死亡率が5%、女性では17%も減少していました。

役員になると、自立性を発揮でき、責任感を持つことが生きがいに通じ、寿命の延長につながる、と「Jエイジス」は分析しています。

 

 

 

 

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