団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

幼児の前での発言は気をつけて!

2012-11-12 09:21:21 | 健康・病気

中国での話です。83歳の祖母のもとを訪れた2歳と3歳の孫が尋ねました。「おばあちゃん、いつ死ぬの?」。祖母は「お迎えが来たら、死にます」と答えたそうです。

WHO(世界保健機関)の2012年版「世界保健統計」によると、中国の女性の平均寿命は76歳で、世界ランキングで79番目です。トップは日本の女性で86歳です。中国では、83歳という年齢は長寿に入ります。どうやら、孫たちの両親が「おばあちゃん、どれくらい長生きするのだろうか」といった内容のことを話しているのを、聞いた孫たちが上記の質問をしたようです。

今度は日本の話です。私も住んだことがある大阪・千里ニュータウンは物価が他の地域より20~30%高いといわれます。高い収入の人たちが居住しているためでしょうか、食料品や衣料品、理容・美容、飲食店などもかなり割高です。

千里ニュータウンに最近、転勤で引っ越してきた若夫婦と2歳の男の子がいます。妻の母も近くに住んでいることから、母、妻が男の子を連れて、一緒によく買い物に行くそうです。東京から移転してきた妻は、母に向かって「千里はやはり高いわね」「安いものはないかしら」とよくつぶやいていました。

3人で買い物に行ったある日、母と祖母に向かって2歳の男の子が叫びました。「ママ、おばあちゃん、こっちのが安いよ」。幼児も、親や祖母が話している言葉をきちんと聞いているのです。「こっちが安いと言われて、ちょっと恥ずかしかった」と祖母は振り返りますが、孫に言われて困るようなことは口にしない方が無難です。とりわけ「おばあちゃんは、まだ死なないのか」は厳禁です。

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