Ｗｈａｔ ｔｏ ｄｏ ｔｏｄａｙ

タケちゃんは、よいと思ったことはすぐ実行するタイプです。物忘れをするようになったら、こまめにメモを取るのも、その一つです。

仕事などで、やることが沢山あり、パニックになりそうになることがありました。そんな時、解決の手掛かりになる本を読みました。フリージャーナリストの千葉敦子さんが書いた「ニューヨークでがんと生きる」です。２５年も前のことです。千葉さんは東京新聞記者を経てフリージャーナリストとしてニューヨークに居住して活躍した女性です。乳がんを患い、１９８７年に４６歳の若さで亡くなりました。がんの治療をしながら、精力的に取材、執筆し、「『死への準備』日記」など多数の本を著しました。

「ニューヨークでがんと生きる」の中で、千葉さんは、今日やらなければならないことを箇条書きして、翌日以降に繰り延べできるものは後に回し、今日どうしてもやらなければならないことに絞ると１０項目を超えることはない、と言っています。それを「Ｗｈａｔ　ｔｏ　ｄｏ　ｔｏｄａｙ」と書いたノートに記述しているそうです。

私もすぐに実行しました。ノートに「今日どうしても実行しなければならないこと」を書き並べると、１０項目を超えることは一日もありませんでした。今日は忙しい日になるな、と思っても６、７項目です。これだけすればよいのか、と考えると、気持ちがすごく楽になりました。