サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

今年最後のお料理教室

2008-12-15 15:35:58 | Weblog
 暖かい日も数日ありましたが、いよいよ今週から寒い冬になりました。1年の最後の時期になり、お忙しい毎日をお過ごしの方が多いと思います。皆様お変わりございませんか。
 今年最後のお料理教室は、クリスマスの準備やお正月の準備の献立になりました。
おせち料理を買われてしまう方も多いと思います。、おせち料理の業者は早くから作り始めています。日持ちさせなければならないため調味料の濃度を濃くしたり、薬品を使用したりで体によい物ばかりではありません。ケーキも同様です。そこでこの教室では手軽に出来るものをやってみようということで実習しました。
 伊達巻は卵と白身魚で作りますが、白身魚の代わりにはんぺんを使う方法で実習しました。焼く場合も卵焼きを使って弱火で焼く方法と誰がやっても失敗しないオーブンで焼く方法があります。教室ではオーブンを使って大きくて立派な伊達巻が次々に出来ました。味も良く、売っている伊達巻とは違うと皆さんが実感して下さいました。
 蒲鉾は特別の添加物を使わないと売っている物のような弾力が出てきません。そこで形を小さくしてその代わり中に何かを入れるもので実習しました。こねる時間や入れる調味料を工夫しておしゃれなものが出来ました。チーズが入っていますので洋風の感じがあり、おせちにもクリスマスにも使えます。色がきれいに出来ましたので名前を華蒲鉾に致しました。適当な弾力があり、そのままでも良いし、何かソースをつけても良いと思います。
 きんとんは栗を入れるものが一般的ですが、最近はりんごやパイナップルも使われるようになりました。このパイナップルきんとんはカロリーを低く抑えられるところと色がとてもきれいに出来ること。さっぱりしていておいしい点がお勧めです。おせちで使うだけではなく日常のデザートやお弁当に入れても喜ばれると思います。
 まめまめしくなるようにと黒豆を召し上がる方が多いと思います。黒くて地味な食べ物ですが、一粒一粒がとてもおいしいものです。煮方に色々ありますが、ここでは圧力釜を使ってあっという間に仕上げる方法で実習しました。短時間ですが、おいしく出来ます。
 クリスマスケーキの土台のスポンジケーキは泡立てと小麦粉を混ぜる時、バターを混ぜる時が命です。泡立てはハンドミキサーを使っても6~7分は回し続けないと良いものが出来ません。この時間を我慢できるかどうかにかかっています。粉を混ぜる時はとにかく切るように混ぜていきます。最後に溶かしバターを混ぜる時一気にささっーと混ぜます。丁寧になめるようにしてしてはいけません。焼き上がった良い香りが部屋中に満ち溢れとても幸せな気分にしてくれます。いちごと生クリームをたっぷり使っておいしいケーキを作りましょう。
 最後の茶饅頭は、お饅頭を作りたいと希望されるために実習したものです。あんの作り方も一緒にやってみようと思い、小豆の皮も入れて繊維の多い健康的なあんも作りました。こしあん風にするか、粒あん風にするかフードプロセッサーのかけ具合で調節して下さい。あんを作る時、煮込みの最中にあんがはねることがよくありますが、やけどしないように気をつけて下さい。あんは冷めると硬くなりますので、仕上げの時の目安が一番大切です。今回は茶饅頭が1人8個で作りました。26cmの蒸し器に8個分が丁度入り、蒸し上がりは皆きれいに膨らんでおいしく出来ました。
 いよいよ冬本番になってまいります。手作りのおいしい物をご家族の皆様で楽しまれてはいかがでしょうか。

 

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