サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

もっと良い政治を

2012-06-25 11:35:16 | Weblog
 原発の再稼動や消費税の増税問題、TPP、沖縄の米軍基地、社会保障制度も何一つ国民のために良くなる事が無いまま現在に至っています。民主党に期待した人も多いと思いますが、悪くなる一方の現実を、どのように受けとめ、どのように改善していったらよいのでしょうか。
 今回の実習は、そんな中で少しでも美味しいものを食べてお心を休めていただければと思い、次の4品を実習しました。
 まずご飯はいかめしです。このいかめしは以前にも実習したものですが、何名か新しい人に代わりましたので、その方のために再度実習しました。圧力鍋で炊き上げますが、とても柔らかく美味しく出来ます。注意点は、いかは加熱により縮んできますがもち米は反対に膨らんでいきます。もち米を余裕を持たせて入れて下さい。
 塩麹がブームになって1年になろうとしています。今回は手軽な使い方で、豚肉に塩麹を塗ったものを焼いて試食をしていただきました。料理番組では、付けてすぐ焼くやり方や一晩つけるやり方などが紹介される事がありますが、麹が肉や魚の組織についてから、組織を分解して旨味を発生させるまでかなりの時間がかかります。到底一晩ではおいしい味が出てきません。今回は3日漬け込んだものを 皆さんに試食していただきましたところ、肉が柔らかく、甘みもあってとても美味しいと喜んでいただきました。麹の粒が気にならない方はそのまま、気になる方はフードプロセッサーのようなものにかけて滑らかな状態にしたものを肉や魚に付けて下さい。今回の実習も滑らかにしたものを付けて漬け込んだものでした。
 前回の鯵はたたきにしましたが、今回はサラダにしました。フレンチドレッシングであえましたのでフレンチサラダですが、サラダ油をオリーブ油に替えて大葉をバジルに変えるとイタリアンになります。鯵はしっかり〆ますので、全然魚臭くありません。皆さんに召し上がっていただけるか心配でしたが、とても美味しいと喜んでいただきました。暑くなりましたら、あえる前のサラダ材料を冷蔵庫でよく冷やして下さい。サッパリしてキリッとしたお味が楽しめると思います。
 デザートは夏らしい色のものと思い、冬に作ったりんごのタルトの生地をそのまま使い、りんごを黄桃に替えただけのものですが、フードプロセッサーで全て仕上げてしまう作り方で、色も夏らしくきれいに出来ました。手軽に出来しかも美味しいタルトです。皆様も是非お試し下さい。
 次回はパンになります。皆様お体を大切にお過ごし下さい。

いかめし

2012-06-25 11:22:46 | Weblog


いかめし ( 中4はい分 ) 中1はい分 187 kcal  

材 料       分 量

いか        中4はい
もち米       3/4カップ
昆布         10㎝
a )
 出し汁       300㏄
 醤油        大さじ3
 砂糖        大さじ2・1/2
 酒         大さじ2
 みりん       大さじ1
 しょうが汁     小さじ1

作 り 方

1、 もち米は洗い、1時間水につけた後よく水を切る。

2、 いかは足を抜き、胴の中をきれいにする。足はわたを切り、吸盤を取り共に水気を切る。

3、 いかの胴にもち米を6割位入るように等分に詰め、楊枝で止める。

4、 圧力鍋にa )を入れ、砂を拭いた昆布を敷き、いかを並べ足を上にのせて蓋をセットする。

5、 強火にかけ錘が動いたら、錘が止まらない程度に火を弱め、10分加熱する。火を止めて15分蒸らす。

6、 蒸気が抜けている事を確認してから蓋を開け、いかを取り出し食べやすく切る。



豚肉の塩麹焼き

2012-06-25 11:06:43 | Weblog


豚肉の塩麹焼き ( 2枚分 ) 149 kcal

材 料      分 量

豚肩ロース     2枚
塩麹        大さじ1弱
サラダ油      小さじ1
キャベツ       20g

作 り 方

1、 豚肩ロースは、両面に塩麹を塗り、保存用の袋や容器に入れて2~3日冷蔵庫に入れる。

2、キャベツを千切りにし、水に放ち十分吸水させて水を切り、器にこんもり盛る。

3、 フライパンを熱し、サラダ油を入れた中に肉を広げて入れ、両面をこんがり焼き、盛り付ける。

塩麹とは、麹・塩・水を合わせて作る調味料。
 
麹は食品中のでんぷんを分解して甘みを出し、タンパク質をアミノ酸に分解して旨味を出す働きがある。塩味と旨味を合わせ持ち、調味料やたれとして利用する。

塩麹の作り方

甘口の場合  麹 200g  湯 300㏄ 塩 60g                          辛口の場合  麹 200g  湯 400㏄ 塩 90g

1、 熱湯に塩を入れて溶かし60度まで冷ます。

2、 麹を揉みほぐし1に入れて混ぜ、清潔な容器 ( 熱湯で消毒したガラス瓶やタッパ )に入れ、タオルなどに包んで2~3時間保温する。麹が柔らかくなったら常温で冷ます。

3、 日光に当たらない所に置き、毎日一回かき混ぜる。1週間から10日で完成。塩角が取れてまろやかになれば良い。

完成するまでは容器の蓋はしっかり閉めないで、のせているだけ。完成したら蓋をしっかり閉めて冷蔵庫で保存する。3ヶ月を目途に使い切る。

鯵と野菜のフレンチサラダ

2012-06-25 11:00:59 | Weblog




鯵と野菜のフレンチサラダ ( 4人分 ) 110 kcal

材 料      分 量

鯵         4尾
塩        大さじ2
酢        適宜
みょうが      6個
玉ねぎ      1/2個
大葉        5枚
トマト        1個
パセリ       1枝

フレンチドレッシング  
 酢        大さじ2
 サラダ油    大さじ4
 マスタード   小さじ1/2
 塩・コショウ   適宜

作 り 方

1、 流水でよく洗った鯵を3枚に下ろす。

① 胸びれを頭の方に倒し、包丁を入れて頭を切り離す。

② 腹をV字に切り、内臓を取り出しよく洗う。

③ 切り口の骨の上の部分に包丁を入れ、骨の上を切りながら尾まで続け切り離す。半身も同様に切り離す。

2、 包丁で腹骨をそぎ取り、中骨を毛抜きで取る。ザルに並べて塩を両面にふって15分おく。洗って水気を拭いてからバットに並べ、酢をひたひたに注ぎ20分おいて〆る。

3、 鯵の皮をむいて、斜めに6mm位の幅に切る。

4、 玉ねぎは縦に薄切りして冷水に晒し水を切る。みょうがは縦2つに切り、更に縦に薄切りする。大葉は大きめに切る。トマトはくし型に切る。

5、 ボウルにトマト以外のものを入れ、ドレッシングを加えて軽く混ぜ合わす。

6、 器に盛り、トマトを添える。

黄桃のチーズタルト

2012-06-25 10:55:11 | Weblog


黄桃のチーズタルト ( 18cmのタルト型1台 ) 1/6切れ 183 kcal

材 料        分 量

生地 
 クリームチーズ    30g 
 無塩バター      30g 
 卵          1個半 
 砂糖          60g 
 薄力粉         60g 
 ベーキングパウダー 小さじ1/2

黄桃          2切れ
無塩バター       10g
杏ジャム       大さじ1・1/2

作 り 方

1、 タルト型の底にバターを塗り、オーブンペーパーを貼り付ける。生地の無塩バターとクリームチーズを室温で柔らかくする。

2、 フードプロセッサーにクリームチーズを入れて撹拌し、続いてバターを加え撹拌する。更に砂糖、卵の順に加えよく混ぜる。最後に薄力粉にベーキングパウダーを加えてふるったものを入れてさっと混ぜる。

3、1のタルト型に生地を流し入れ、カットした黄桃を並べ170℃に余熱されたオーブンで30~35分焼く。溶かした無塩バターをはけで塗り、やや冷めてから型から取り出し網の上に置く。杏ジャムを小さじ1位のお湯で溶きのばしたものを綺麗に塗る。

梅雨に入りました。

2012-06-11 13:40:25 | Weblog
 6月に入り、梅雨空になって参りました。今年は冬が寒く長く続いたせいでしょうか、夏服になった今でも寒い日の方が多く、今年の夏はどのようになるのでしょうか。太陽の黒点が多くなり、地球は寒冷期に向かっていると考えている学者も多く、夏の電力の需要が大幅に増加するとは考えられません。大飯原発の再稼動は勿論、他の原発の再稼動も無しで十分やっていける状況になっているのではと考える方も多いのではないでしょうか 
 さて今回の実習は、NHKのあさいちで放映された夏にピッタリのアボガドのパスタを実習しました。アボガドは今まで、冷製スープ、すり流し汁、アボガド豆腐で実習しましたが、今回の様にパスタの具材としても十分役立つ事が分りました。試食された皆さんもサッパリして美味しいと喜んで下さいました。
 前回スモークをしましたので、今回はソーセージを作ってみることに致しました。今はハーブの入っている塩が売られていますので、とても美味しく仕上がります。全員の方が手作りソーセージは初めてでしたが、簡単に出来、添加物の入っていない純粋のソーセージに感激していただきました。
 サラダはカッテージチーズにパイナップルを刻んで入れた物を、トマトに盛りつける簡単なものですが、レタスやアスパラとの相性もよく、きれいなサラダになりました。会席料理の時は大皿にトマトを並べ、周囲に緑の食材で囲むととても見栄えがするのではと思われます。
 デザートはくずもちです。くずもちは、とろみが付くまでくず粉を煮る時が難しいのですが、何回かやっていただくうちに上手になると思います。くずもちを冷蔵庫に入れてしまう方がおりますが、澱粉がかたくなってしましますので、冷蔵庫には入れられません。出来上がったその日のうちに召し上がって下さい。おいしい黒蜜もご自分でお作りになり、たっぷりかけて召し上がって下さい。
 次回はご飯になります。裏日本の小ぶりのイカが安く売られていますので、イカ飯を予定しております。皆様お元気でお過ごし下さい。
 

アボガドの冷製パスタ

2012-06-11 13:28:37 | Weblog


アボガドの冷製パスタ ( 4人分 ) 584 kcal      

材 料      分 量

アボガド       1個
帆立貝柱      100g
トマト         1個
きゅうり       1/2本
パプリカ       80g

レモンドレッシング 
 はちみつ    大さじ1 
 レモン汁     大さじ1 
 米酢       大さじ1 
 塩        小さじ1/2 
 オリーブ油   50㏄

アボガドピューレ 
 アボガド     1/2個 
 きゅうり     1/4本 
 レモン汁     小さじ1 
 牛乳       100㏄ 
 塩        小さじ1/2 
 オリーブ油   大さじ1・1/2
スパゲティ      240g
オリーブ油    大さじ1~2
パセリのみじん切り  少々
パルメザンチーズ  適宜

作 り 方

1、 レモンドレッシングを作る。はちみつ、レモン汁、米酢、塩をよく混ぜた中へオリーブ油を少しずつ加えながら泡立て器でよく混ぜる。

2、 アボガドは種をとり皮をむく。トマトは横半分に切り、種を取る。アボガドからパプリカまでの材料を8mm角に切り、1のレモンドレッシングに静かに混ぜる。

3、アボガドピューレを作る。ミキサーに半分のアボガドをスプーンでかき出して入れ、薄く切ったきゅうり、レモン汁、牛乳、塩、オリーブ油を加え、滑らかな状態になるまで撹拌する。

4、スパゲティの麺を茹でる。鍋で茹でる場合は、湯1リットルに小さじ2の塩を加えた中で茹でる。電子レンジで茹でる場合は小さじ1の塩を入れた中で茹でる。
茹で上がったものを冷水に取り洗ってから氷水の中で冷やし水気を切り、オリーブ油を軽く混ぜる。

5、スパゲティの麺を器に盛る。アボガドピューレを2のレモンドレッシングに全て入れ、軽く混ぜて麺の上に盛りつける。パセリのみじん切りを散らし、好みでパルメザンチーズをかける。


手作りスモークソーセージ

2012-06-11 13:21:05 | Weblog


手づくりスモークソーセージ ( 300g1本分 484 kcal )

材 料           分 量

豚赤身挽肉         300g
ハーブソルト        小さじ2   
すり卸し玉ねぎ・にんにく  各小さじ1
牛乳             大さじ5
片栗粉           大さじ2

スモークチップ       一掴み
紅茶            大さじ1

作 り 方

1、 にんにくと玉ねぎをすり卸す。卸した玉ねぎは茶漉しの中に入れ、軽く水分を切っておく。中華鍋はアルミホイルで被い、スモークチップと紅茶を入れる。

2、 フードプロセッサーに豚赤身挽肉とハーブソルトを入れて、よく混ざるまで撹拌し、玉ねぎとにんにく、牛乳を加えてよく粘りが出るまで撹拌する。

3、 その中へ片栗粉を加えて肉汁を吸い取らせ、やや弾力が出るまで撹拌する。
4、 ラップを広げた上に3を取り出し、棒状に形を整える。

5、 薄く油を塗った網の上にラップを取った肉を置き、ピッタリ蓋を閉める。

6、 強火にかけ、煙が出たらそのまま2~3分加熱してから火を弱め、更に25~30分加熱する。途中上下を返す。手で押さえてしっかり硬くなるまで焼いて仕上げる。

カッテージチーズのトマトサラダ

2012-06-11 13:13:28 | Weblog


カッテージチーズのトマトサラダ ( 4人分 ) 74 kcal  

材 料          分 量

カッテージチーズ     40g
パイナップル        40g
パイナップルシロップ  適宜
トマト            小4個
グリーンアスパラガス  4本
サニーレタス        80g

玉ねぎソース
 玉ねぎ         30g
 醤油         大さじ2
 酢           大さじ2
 サラダ油       小さじ2

作 り 方

1、 トマトは下になる部分を半分よりやや多めに切り離し、種を取って裏返して水分を切る。グリーンアスパラガスは根元から5cm位の部分の皮を薄くむき、茹でて冷水に取り、冷めてから4等分する。サニーレタスは食べやすい大きさに切る。

2、 パイナップルを大きめに切ってカッテージチーズと混ぜ合わせ、シロップを適量加え軽く丸める。器にサニーレタスを敷き、中心にトマトを置き、その上にチーズをのせる。トマトの上部を立てかけ、グリーンアスパラガスを盛り合わせる。

3、 玉ねぎをすりおろし、醤油・酢各大さじ2、サラダ油小さじ2で玉ねぎソースを作り添える。

くずもち

2012-06-11 13:07:38 | Weblog


くずもち ( 4人分 ) 171 kcal           

材 料        分 量

くず粉          50g
水            400㏄
浮き粉又は片栗粉  50g
薄力粉         20g

黒蜜 
 黒砂糖        70g 
 水           50㏄

きな粉         適宜

作 り 方

1、 ボウルにくず粉を入れ、水を徐々に加え、指先でくずを潰しながら溶かす。その中へ浮き粉又は片栗粉、薄力粉も入れて溶かし裏ごしにかける。

2、 1を鍋に入れ弱火にかけ、泡立て器で混ぜながら50~60℃の熱を加える。くず粉にとろみがついたところで火から下ろし、水で濡らした流しカンに2㎝の厚さに流す。蒸し器に入れ、強火で20分蒸す。

3、 刻んだ黒砂糖に水を入れて煮溶かし、茶漉しでこして蜜を作り冷やす。

4、 流しカンのまま冷水に浸して冷やし、三角に切る。器に盛り冷えた蜜をかけ、きな粉をかける。