サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

春風と共に

2008-03-24 17:00:18 | Weblog
春の温かい日差しが、パン作りを助けてくれました。今回のパンは新しく教室に入られた方のために基本的なパンの作り方を致しました。従来のパンは発酵に時間がかかり、焼き上がるのに3時間はかかりました。しかし電子レンジを使ってイーストに刺激を与えるやり方では、1時間もかからずにパンを焼き上げることが出来ます。食事の準備をしながら十分間に合うパンをあなたも作ってみませんか。電子レンジは古い型のもので十分使えます。発酵させる時間が少ないのですが、大切な事は25度位の室温になっている事です。エアコンで室内を暖めたり、日差しを当てることによって25度の環境さえ出来れば、ふっくらと柔らかいパンが出来上がります。
皮なしキッシュは、炊飯器で作りましたが、パイ皮を使用しないためヘルシィに仕上がります。使う野菜はあまり水分が出てこないものであれば大丈夫です。炊飯をする力で仕上げますので、材料の大きさや厚みを加熱しやすいようにすれば問題ありません。炊飯器を使うやり方はとても便利です。スイッチを入れさえすれば出来上がってしまうのですから本当に助かります。
前回のいちご大福に続いて、今回はうぐいすもちを取り上げました。昨年はどこにも無かったうぐいす黄な粉も販売されておりとても助かりました。いちご大福より加える水分が少なく、いちご大福よりもうぐいすもちの方が手軽に作れます。
4月の前半は麺になります。タリアッテレの生地を作り、電子レンジでミートソースを作る方法でやる予定です。
昨年は秋に数回投稿させていただきましたが、その後ぷっつりと途絶えてしまいました。この春ブログの作り方を勉強する機会に恵まれ、何とか出来るようになりました。これからは順調に投稿できると思います。何かご質問がありましたらご連絡下さい。調理室の様子なども投稿させていただきます。

コーヒーロール・コーヒーパン

2008-03-24 15:55:48 | Weblog





コーヒーロール・コーヒーパン 各4個分 
      1個分 コーヒーロール242kcal コーヒーパン266kcal
 
材 料    分 量

強力粉    200 g
コーヒー( 無糖 )130 cc ( カメリアなどの強力粉の場合は150cc使用する )
バター    16 g
塩       2 g
グラニュー糖 大さじ2
ドライイースト 小さじ2
打ち粉用強力粉 適宜
卵液      適宜
ごま      適宜
フォンダン ( 4個分) 
 粉砂糖   大さじ5 
 コーヒー  小さじ1 
 インスタントコーヒー  小さじ1/2
           
作  り  方

1、耐熱ボウルにコーヒーとバターを入れ、蓋をしないで600wの電子レンジで1分加熱する。取り出して泡立て器でバターを溶かす。

2、泡立て器で3回ずつ撹拌しながら塩、グラニュー糖、ドライイースト、強力粉の1/3を加える。泡立て器を菜箸に持ち替えてざっくり混ぜる。

3、一次発酵  
何もかけないでそのまま電子レンジ弱( 150~200W )に30秒かける。w数切り替えの無い電子レンジの場合は(弱または解凍)
大さじ1~2杯の打ち粉をしたまな板の上に取り出し、軽く丸め、包丁に強力粉を少しつけて、対角線になるように包丁を入れ、生地を8等分する。切り目を中に巻き込むようにして丸く形を整え、とじ目を指でつまんでしっかり合わせる。 
まな板に間を空けて並べ、クッキングシートと濡らしたペーパータオルをかぶせ、2倍の大きさになるまで温かい所に10~15分置く。

4、成型する。  
生地の上に3本の指で軽く押さえてガス抜きする。
( コーヒーロール )  ガス抜きしたものを涙形に丸め、麺棒で三角形に伸ばし端から丸める。
( コーヒーパン  )   両手でころがしながら25cmのひも状に伸ばし、中央から2つに折り両サイドをねじり、最後を指         でつまんで止める。

5、二次発酵  
耐熱皿にクッキングシートを敷き4を並べ、何もかけないで電子レンジ弱で30秒加熱する。クッキングシートごと天板に移し、上にかけたクッキングシートの上に水で濡らしたペーパータオルをかけ、生地が2倍の大きさになるまで温かい所に10~15分置く。

6、コーヒーロールのみ表面に卵液を塗り、ごまを振りかける。
生地の表面に霧をかけ、180℃に熱したオーブンの上段で10~12分焼く。2段で焼く場合は12分で上下を交代し、きれいに焼きあがるまで加熱する。コーヒーパンは焼きあがったら温かいうちにフォンダンを表面に塗る。

( フォンダンの作り方 )
粉砂糖にインスタントコーヒーを加え、コーヒーで硬めに練る。焼けたコーヒーパンの表面に塗る。

皮なしキッシュ

2008-03-24 15:30:51 | Weblog





皮なしキッシュ ( 炊飯器1升炊き使用・材料4人分 ) 1/8切れ 115kcal

材 料     分 量
長ネギ      1本
アスパラガス  2束
卵        6個
牛乳     大さじ6
ナツメグ塩・コショウ 各少々
ピザ用チーズ  80g

作  り  方

1、長ネギは縦半分に切り、アスパラは根元の硬い部分の皮をむき、それぞれ2cm長さに切る。

2、炊飯器の内釜に卵を割り入れ解きほぐす。牛乳、ナツメグ、塩、コショウを加え混ぜ合わせ、1とピザ用チーズを加え炊飯のスイッチを入れる。

3、スイッチが切れるまで加熱し、内釜からキッシュを取り出す。

うぐいすもち

2008-03-24 15:24:57 | Weblog





うぐいすもち  8個分   1個 112kcal
 
材 料    分 量
白玉粉   100 g
水      130 cc
砂糖     50 g
小豆こしあん  160 g
青きな粉    20 g

作  り  方

1、小豆こしあんを8等分して丸める。トレーに青きな粉を茶漉しで敷いておく。

2、ボウルに白玉粉と水を入れ混ぜる。砂糖を加えてよく混ぜ、耐熱ボウルにざるを通してこし入れる。

3、ラッブまたは蓋をして600Wの電子レンジで1分40秒加熱し、取り出してよく混ぜ、再度同様に加熱する。できたらすぐ混ぜてトレーにあける。生地の上にも茶漉しで青きな粉を薄く振る。

4、生地をゴムべラで8等分する。生地を円形に広げ、内側の黄な粉を払ってあんをのせる。生地であんを包み込み口をつまんで閉じる。逆さにして生地の両端をつまみ、うぐいすのように形を整える。青きな粉を全体に振る。

春一番のお料理

2008-03-16 16:06:02 | Weblog
長い冬が終わり、日差しも明るく春らしい毎日になって参りました。皆様お変わりございませんか。今回は、寒さに緊張していた体をときほぐし、暖かさに体を慣らして頂けるような献立に致しました。
菜の花ちらしにカルシウムの多いちりめんじゅこやシラスを入れておりますが、酢で和えておりますので嫌な臭いもなくさっぱりした味に仕上がります。
豆腐のすり流し汁は、柔らかい汁で体を温める効果があます。また、三つ葉のさわやかな香りはイライラを解消する力もあります。花粉の心配や気温の変化がある春先には、ぴったりの汁ではないでしょうか。
鯵が産卵間近となり、油が乗っておいしい時期になりました。鯵のたたきは色々な作り方がありますが、ここでは身を大きく切りそこに薬味を混ぜています。尾頭付きの盛り付けにすると、お客様にお出ししても恥ずかしくありません。
ヤーコンは最近販売されるようになりましたが、フラクトオリゴ糖の含有量が多く、でんぷんなどの含有量が少ないため、カロリーを低く抑えられことができます。生の状態でもおいしく、梨のような感じです。そのため生でサラダのように使ったり、今回のように煮物にも使えます。煮上がった時、中心がやや生に近い状態が一番おいしいです。いり鶏風煮物の甘味はみりんしか使っておりませんが、食材全部に程よく甘味がつき、おいしく仕上がります。何度かヤーコンを食材に使おうと思っておりますので、その時またヤーコンについて書かせていただきます。
次回はパンの順になっております。どんなパンになるでしょうか。楽しみにして下さい。



菜の花ちらし

2008-03-16 14:58:19 | Weblog





菜の花ちらし ( 4人分 ) 596kcal

材 料    分 量

すし飯   
 米   3カップ 
 水   3カップ 
 昆布  5cm角1枚
 合わせ酢  酢   70 cc
         砂糖  大さじ3
         塩   小さじ1
かまぼこ 100 g
ちりめんじゃこ又はシラス  1カップ
酢   大さじ1
かに身( 冷凍 )  正味100 g
菜の花      1束
錦糸玉子 
 卵      2個 
 砂糖    大さじ1 
 塩      小さじ1/3 
 サラダ油  小さじ1
昆布佃煮   適宜

作り方

( すし飯を作る )
1、 米をとぎ炊飯器に入れ、炊飯器の目盛りに合わせて水を加え30分給水させ、米の上に昆布を置いて普通に炊き上げる。

2、 酢に砂糖・塩を合わせてよく溶かし、合わせ酢を用意する。

3、 炊き上がったご飯は5分間蒸らして飯台にあけ、合わせ酢をかけてつやのよいすし飯にする。

( 混ぜ込む具の準備 )
4、かまぼこは2.5cm長さの短冊切りにする。ちりめんじゃこ又はシラスをポリ袋に入れ、酢をまぶしておく。かに身の白い部分を細かく裂く( 全体の2/3 )。

( 散らす具の用意 )
5、 菜の花は良く洗って耐熱用のポリ袋に平らに入れ、600wの電子レンジで表側を1分半、裏返して1分加熱後取り出して冷水の中にとる。よく水分を切り2等分して穂先のみを使う。錦糸玉子の材料を合わせ、フライパンにサラダ油を熱して薄焼き卵を作り千切りにする。かに身の赤くてきれいな部分を飾り用に大きくほぐす。

( 仕上げ ) 
6、人肌くらいの温かさのすし飯にかまぼこ、酢で和えたちりめんじゃこ又はシラス、カニの白い部分を混ぜ込む。器に盛り、菜の花、錦糸玉子、かに身、昆布佃煮を散らす。

豆腐のすり流し汁

2008-03-16 14:36:05 | Weblog





豆腐のすり流し汁 (4人分) 56kcal
 
材  料  分 量

絹豆腐   1/2丁
卵      1個
片栗粉   小さじ1/2
えのきたけ 1パック
玉ねぎ    100 g
スープ 
 水        3カップ 
 コンソメの素  1個 
 塩・コショウ  少々
三つ葉   適宜

作り方

1、 えのきは石づきを取り、1cmの長さに切る。玉ねぎは1cm角に切る。鍋にスープの材料を合わせえのきと玉ねぎを加え加熱する。

2、 絹豆腐はよくつぶし、卵と片栗粉を混ぜ合わせる。1の玉ねぎが柔らかくなったところで汁に加え、一煮立ちさせて静かにかき混ぜる。

3、 塩・コショウを加え味を調え、3~4cmに切った三つ葉をぱっと散らして火を止め椀に盛る。

鯵のたたき

2008-03-16 14:15:20 | Weblog






鯵のたたき ( 1人分 ) 102kcal

材 料      分 量

鯵          1尾
塩蔵わかめ    10 g
ねぎ         5 cm
しょうが       1片
しょう油・わさび  適宜

作り方

1、 塩蔵わかめは水に戻し3cm長さに切る。熱湯を回しかけ、流水にあてさっと水洗いしたら、しっかり水気を切る。ねぎとしょうがは千切りにし、飾りの部分を取り分け、残りを大きめのみじん切りにする。

2、 鯵を流水でよく洗う。水で濡らしたまな板に置き、尾頭付きの三枚下ろしにする。

3、下ろしてから内臓とえらをを取る。骨をよく洗いペーパータオルで拭いて器に置く。下ろした身は腹骨を取り、頭の方から尾に向けて皮をむく。中骨の脇に包丁を入れ中骨を取り除く。

4、器に盛った鯵の骨の上にわかめを盛り、大きめに切った鯵にみじん切りにしたねぎとしょうがを混ぜて軽くたたいた身をこんもりと盛り付け、千切りのねぎとしょうがを上に飾る。
つけ醤油・わさびを添える

ヤーコンのいり鶏風煮物

2008-03-16 13:57:44 | Weblog





ヤーコンのいり鶏風煮物 ( 4人分 ) 116kcal

材 料   分 量

鶏もも肉  100 g
サラダ油  小さじ2
みりん   小さじ1
しょう油  小さじ1
ヤーコン  200 g
人参    100 g
こんにゃく 100 g
干し椎茸  4枚
さやえんどう 25 g
出し汁   2カップ 
酒     大さじ1 
みりん   大さじ1 
しょう油  大さじ1 
塩    小さじ1/2

作り方
1、鶏肉は1cm厚さの削ぎ切りにする。ヤーコンは皮をむき、乱切りにして水にさらす。人参も同じ大きさの乱切りにする。こんにゃくはさっと茹で、同じ位の大きさに切る。干し椎茸は耐熱性の器に入れ、椎茸が被るくらいの水を入れ、その上ラップをぴったり張り付け600wの電子レンジで45秒加熱する。戻ったものを削ぎ切りする。さやえんどうは洗ったものをラップに並べて包み、600wの電子レンジで1分加熱後水に入れて冷ましてからザルに上げる。

2、 鍋を熱してサラダ油を入れ、鶏肉を加え表面を焼き取り出す。みりん・しょう油をからめておく。

3、その鍋にヤーコン、人参、こんにゃく、干し椎茸を入れ軽く炒めだし汁を加えて加熱する。沸騰したら酒~塩までの調味料を加え10分煮たところで鶏肉を戻し、汁気がほとんど無くなってきたらさやえんどうを加え、全体をからめて火を止める。