サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

冬本番ですね

2012-01-30 13:26:58 | Weblog
 比較的暖かい房総も、ここ数日とても寒い北風が吹いています。庭の金柑やレモンが黄色くなりました。金柑を食べようと大きな鳥が時々来ています。皆様の所は如何でしょうか。
 今回の炊き込みご飯は、缶詰の帆立貝とアサリを入れたご飯です。放射能のことを考え生のものを止めて缶詰めで作りましたが、そこそこの味に出来上がりました。ご飯をサッパリ仕上げようと思い、米をといでから30分ザルに上げましたが、普通のご飯で良い場合は、その必要はありません。
 寒い季節ですので汁を冷めにくいものにしようと思い、かき卵汁に致しました。一般的には三つ葉を入れるのですが、風邪の予防も兼ねてねぎを入れました。ねぎの風味がとてもよく美味しい汁になります。試食された方も満足されていました。
 いつも鯖の味噌煮は圧力鍋で作っていましたが、今回は普通に作るやり方で実習しました。魚はノルウェー産の鯖を使いましたが、とても油がのっていてこってりした美味しい味噌煮が出来ました。時間も短くあっという間に出来ますので、是非お試し下さい。
このようなお料理の時は、何かサッパリする漬物が良いのではと思い、漬けていた大根のビール漬けを皆さんに試食していただきました。和がらしがピリットきいた味で、とても美味しいと喜んでいただきました。ご飯だけでなくお酒の時にも使えます。ビニール袋に材料を入れ、軽く外からもんでいただくやり方で簡単に出来ます。
 今回のデザートは初春のお菓子ということで、うぐいすもちを致しました。このような和菓子を作る時はあんが必要ですが、あんを手に入れる事が大変な事も多いと思います。そこでこの実習では、さつま芋を使ったポテトあんを作ってうぐいすもちにしました。あんにお味噌の風味があり、皮もあんも柔らかく作りますので、売られているうぐいすもちとは違った美味しさがあります。白味噌が無い場合は、普通のお味噌を少し使って下さい。このポテトあんには生徒の皆さんがビックリしましたが、柔らかくて美味しいと喜んでいただきました。
寒い毎日が続きますが、皆様お体を温める物をたくさん召し上がって、お元気にお過ごし下さい。
 次回はパンです。ナッツを入れたパンを作りたいと希望される方があり、美味しいパンが出来るように頑張りたいと思います。

帆立貝とあさりの炊き込みご飯

2012-01-30 12:34:50 | Weblog


材 料      分 量

米        2合
帆立缶詰    1缶
あさり缶詰    1缶
生姜       1片
酒      大さじ2
塩      小さじ1

作 り 方


1、 米を洗い30分ザルに上げておく。帆立とあさりの缶を開け、ザルに入れて缶汁を切る。生姜は千切りにする。

2、 炊飯器に米を入れ缶汁と酒大さじ2を加え、2合の目盛りまで水を入れる。塩、帆立とあさり、生姜を入れて軽く混ぜ、スイッチを入れる。

3、 炊き上がったら蒸らし、全体を混ぜて器に盛る。


ねぎのかき卵汁

2012-01-30 12:30:05 | Weblog


ねぎのかき卵汁 ( 4人分 ) 47 kcal  

材 料      分 量

卵        2個
塩       小さじ1/2
水       大さじ1

出し汁     4カップ
塩        小さじ1
醤油      小さじ1
片栗粉     大さじ1
ねぎ       30g

作 り 方

1、 卵をボウルに割り入れよくときほぐし、塩と水を混ぜておく。煮出し汁を火にかけ、塩・醤油各小さじ1で味をつける。

2、1が煮立つ直前に、ボウルを鍋の上20cmに持ち上げ、箸を添えて細く静かに全体に回し入れる。全部入れたら箸で手早くかき回す。

3、 片栗粉を同量の水で溶き、玉じゃくしで汁をかき回しながら流し込み、とろみをつける。

4、 ねぎを斜め薄切りにしたものを、ぱっと散らしてから火を止め、わんに盛る。

鯖の味噌煮

2012-01-30 12:24:16 | Weblog


鯖の味噌煮 ( 4人分 ) 219 kcal  

材 料      分 量

鯖         4切れ
ねぎ        1本
生姜        大1片
a ) 
 水        1カップ 
 酒        100㏄ 
 みりん・醤油  各大さじ2
味噌        40g
砂糖        大さじ2

作 り 方

1、 鯖に大きく×の切れ目を入れる。ねぎは4cm長さのぶつ切りにする。

2、 生姜は半分皮をむいて千切り、半分は皮付きのままおろし、汁を絞る。

3、 鍋にa ) を加えて煮立て、皮を上にして鯖を入れ、3分煮る。

4、 味噌と砂糖を煮汁で溶いて鍋に入れ、落し蓋をして弱火で10分煮る。

5、 魚の間にねぎを入れて5分煮る。最後に生姜汁を回しかけて火を止める。



ポテトうぐいす

2012-01-30 12:19:41 | Weblog


ポテトうぐいす ( 8個分 ) 1個分 125 kcal

材 料      分 量

さつま芋     200g
砂糖      大さじ2・1/2
白味噌     大さじ1/2

白玉粉      100g
水         180㏄
砂糖         50g

青きな粉      20g

作 り 方

1、 ポテトあんを作る。さつま芋は1㎝厚さに切り、厚めに皮をむき水に10分さらす。

2、 耐熱容器に並べ入れ,水大さじ1を加えて蓋又はラップをして600wの電子レンジで5分加熱する。取り出してフードプロセッサに入れ、砂糖・白味噌を加えてよく混ぜ、8等分して丸める。トレーに青きな粉を茶漉しで敷いておく。

3、 ボウルに白玉粉と水を入れ混ぜる。砂糖を加えてよく混ぜ、耐熱ボウルにザルを通してこし入れる。

4、 蓋又はラップをして600wの電子レンジで1分40秒加熱し、取り出してよく混ぜ、再度同様に加熱する。取り出してヘラでよく混ぜてからトレーにあける。生地の上にも茶漉しで青きな粉を薄く振る。

5、 生地を8等分する。生地を円形に広げ、内側のきな粉を払ってあんをのせる。生地であんを包み口をつまんで閉じる。生地の両端をつまみ、うぐいすの様に形を整える。きな粉を全体に振る。

大根のビール漬け

2012-01-30 12:15:32 | Weblog


大根のビール漬け

材 料      分 量

大根        1㎏
砂糖        150g
塩          40g
酢          40㏄
和がらし       20g
ビール        130㏄

作 り 方

1、 大根は3~4cm長さに切って皮をむき、4~6割りにする。

2、 ビニール袋に大根を入れ、他の材料を全部加えてよく混ぜ、冷蔵庫で保存する。

3、 時々返す。

4、 2~3日で食べられるようになる。

厳冬の中で

2012-01-21 13:27:17 | Weblog
 いよいよ寒さ厳しい毎日が続きますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
今回の実習は手打ちうどんを作り、かき揚げをのせた天ぷらうどんを致しました。うどんは小麦粉の中力粉を使いますので、ある程度の力が必要です。以前は全て手でやりましたが、腕や肩が痛くなってしまう事もあり、この教室では始めから足で踏んで作る方法に替えています。力が十分かかりしっかりした生地が出来ます。また途中2回軽く電子レンジにかけることによって、網目を構成するグルテンに適当な刺激を与えるためにきめの細かい綺麗なうどんが出来ます。時間もそんなにかかりませんので是非お試し下さい。この分量で4人分出来ますので、天ぷらうどんやカレーうどん、鍋物の最後にお使いいただいてもよろしいと思います。出来上がったうどんを見て、「買って来るうどは白すぎますね」と思われた方も多く、試食して「こしがあって美味しい」と皆さんが喜んで下さいました。
 冬になるとぶり大根がよく作られます。今まではぶりのあらで作りましたが、福島第一原発の事故で、魚の内臓や頭部は危険であると言われていますので、今回は切り身で実習しました。魚も注意し九州の養殖されているものを使いました。ぶり大根で一番大事な事は、大根にしっかり味がしみて柔らかく仕上がっていることです。そうするために大根を油で揚げることをお勧めします。今まで大根を揚げた事の無い方は多いと思いますが、今まで色々工夫した結果、揚げるのが一番と言う結論に達し、私の家では20年近くこの方法で行なっています。今回は圧力鍋で作りましたので、あっという間に出来てしまいますが、中の大根は一晩煮ていたのかと思えるような仕上がりになります。普通のお鍋で作る場合は、出し汁を1.5倍位に増やし、沸騰したら火を弱めことこと煮含めるように加熱していただくと良いと思います。
 デザートは柚子シャーベットです。こんなに寒いのにと思われる方も多いと思いますが、この時期しか食べられない美味しいデザートです。鍋物の後などお口の中もサッパリしますのでお勧めします。以前は固まったものをスプーンでほぐしたりして大変でしたが、今はフードプロセッサーできめの細かいシャーベットを作る事が出来ます。
 次回はご飯になりますので、炊き込みご飯を予定しています。
皆様、美味しいものをたくさん食べて、寒さに負けずお元気でお過ごし下さい。

手打ち天ぷらうどん

2012-01-21 13:13:34 | Weblog


手打ち天ぷらうどん ( 4人分 ) 482 kcal     

材 料       分 量

中力粉        300g
水           145㏄
塩           15g

 かけ汁   
 水         5カップ 
 昆布        10㎝角1枚 
 鯖節・かつお節  各20g 
 薄口醤油      70㏄ 
 みりん       大さじ3

かき揚げ 
 玉ねぎ       中1個 
 桜えび        5g 
 卵          1個 
 冷水        100㏄ 
 薄力粉        80g 
 揚げ油 

作 り 方

手打ちうどんの作り方

1、 水に塩を加えよく混ぜ、塩水を作る。

2、 ポリ袋に中力粉と塩水を入れ、混ぜて団子状にする。

3、 足で踏みながら伸ばし、巻いて左右に踏むやり方を7回繰り返し、最後は平らに伸ばす。袋に入れたまま電子レンジ弱で表裏ともに1分ずつ加熱し、大きく一まとめにして5分ねかせる。

4、 本ごねをする。巻いて左右に踏むやり方を7回繰り返し、最後はできるだけ平たくして袋に入れたまま電子レンジにかける。表裏とも1分ずつ加熱して10分ねかせる。

5、 片栗粉を打ち粉にし、3mm厚さに伸ばし屏風だたみにする。小口から5mm幅に切り分ける。端を持って麺を伸ばし、打ち粉を十分振りかける。

6、 大きめの鍋に湯を沸かし麺をほどきながら入れ、菜箸でくっつかないように混ぜる。ふきこぼれない程度 ( 中火 ) で茹でる。茹で上がったら冷水にとり、もみながらよく洗い水を切る。

かけ汁の作り方

1、 通常の作り方は、鍋に水と切れ目を入れた昆布、他の材料を全部入れて中火にかける。一煮立ちしたら布巾でこす。
今回は、鍋に水と切れ目を入れた昆布を1時間ほど水につけてから、出しパック2個を入れ中火にかける。
沸騰後昆布を取り出し、やや火を弱めて5分加熱を続け、出し材料を取り除いた後に薄口醤油とみりんを入れて一煮立ちさせる。

かき揚げの作り方

1、 玉ねぎを縦半分に切り芯を取る。端から5~7mm位の厚さに切る。

2、 ボウルに卵を溶いて冷水を加えよく混ぜ合わせる。薄力粉を加えさっくり混ぜ、玉ねぎと桜えびを加えて軽く混ぜる。

3、 170℃の揚げ油に1/4ずつ滑らせるように入れ、両面が色よくなるまで揚げる。

盛り付け

水気を切ったうどんをザルに入れ、熱湯で温め丼に入れる。温めたかけ汁をはり、かき揚げをのせる。



ぶり大根

2012-01-21 11:21:10 | Weblog


ぶり大根 ( 4人分 ) 283 kcal          

材 料       分 量

ぶりの切り身   4枚
大根        450g
揚げ油
a )
 砂糖      大さじ2
 酒        大さじ2
 醤油      大さじ3
 出し汁     100㏄
 生姜     薄切り3枚

b )   
 みりん     大さじ1 
 醤油      大さじ1
生姜の千切り  適宜

作 り 方

1、 ぶりの切り身は1切れを2等分し、ザルに並べて熱湯を回しかけて臭みを取る。

2、 大根は2㎝厚さに切り皮をむく。大根の太さにより、輪切り、半月切り、いちょう切りにする。切った大根を160℃に加熱した揚げ油の中で揚げる。

3、 圧力鍋に 大根とa ) を入れて火にかけ、煮立ったらぶりを入れる。蓋をしっかり閉めて加熱する。沸騰して錘が回ったら、やっと錘が動く位の弱火にしてそのまま7分加熱する。火を止め中の圧力が下がるまで自然放置する。

4、 圧力が下がったら注意して蓋を開け、味を確かめる。不足している場合はb )を加え更に火にかけて煮詰める。味が良い場合も3~5分位弱火で煮詰める。器に盛り、生姜の千切りを添える。

柚子のシャーベット

2012-01-21 11:14:28 | Weblog


柚子のシャーベット ( 4人分 ) 60 kcal      

材 料       分 量
  
柚子        中1個
ゼラチン     小さじ1/2
水         大さじ1
a )
  水        300㏄
  砂糖       60g

作 り 方

1、 ゼラチンを大さじ1の水に振り入れ、15分おいてふやかす。

2、 鍋にa ) を入れて煮溶かし、火から下ろして1のゼラチン液を加えて完全に溶かし冷ます。

3、 ゆずの皮を薄くむき、細かいみじん切りにする。実は果汁を絞る。( 約大さじ1位 )

4、
冷凍容器に、2とゆずの皮と果汁を入れて混ぜる。ラップをし冷凍庫で冷やし固める。( 3~4時間 ) 固まったらフードプロセッサーに入れてよく混ぜる。空気がよく混ざり氷が細かくなって舌ざわりが滑らかになる。