サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

夏本番

2009-07-26 16:40:34 | Weblog
 今年はエルニーニョ現象のおかげで、太平洋高気圧の勢いが余り強くなく、梅雨がすっかりあけきらない地方では大きな土砂災害に見舞われる被害がでています。千葉県は梅雨明け宣言が出て久しいのですが、お天気がなかなか長続きしていません。皆様の方は如何でしょうか。
 今回のパンの実習は、メロンパンを致しました。外側をクッキー生地で包むメロンパンですが、外側のメロン生地が程よくモロモロしておいしいです。昨年はカレーパンを実習しましたが、どちらも夏のおいしいパンです。
 このメロンパンにぴったり合うスープを作りました。暑い夏ですので出来るだけ暑くならないように、電子レンジを使って作ります。アボガドはサラダなどで使われる方が多いと思いますが、ポタージュにすると黄緑色のスープになり、爽やかな色が何ともいえません。香りも良くこくのあるスープに仕上がります。使用するアボガドは黒くなっているもので、外側を押して少しへこみ、二つに割って種を取ってから手で皮がむけるものが最適です。生クリームを使わなくてもおいしく食べられますので、Calを減らしたい場合は生クリーム無しで召し上がって下さい。
 さんが焼きは南房州独特の焼き物です。鯵がおいしい時期は鯵で、秋刀魚がおいしい時は秋刀魚で作ります。今回は従来青じそでつつんでいたものを、とろけるチーズをのせてみてはどうかと思いのせてみたところ、生地にとてもよく合い洋風の感じになりました。お惣菜だけではなく若い人がビールを飲む時のおつまみにもなります。試食した方も、初めて食べたけどチーズがのっているのもおいしいと感想を寄せて下さいました。
 暑い夏が続きます。皆様おいしい物をたくさん食べて乗り切りましょう。次回は麺になります。冷やし中華、餃子、しそ入りの団子などを考えております。

メロンパン

2009-07-26 16:14:10 | Weblog





メロンパン (6個 )  1個 230 kcal     

材 料        分 量

メロン生地
 無塩バター      24g
 砂糖          40g
 レモン汁      小さじ1/2
 溶き卵       大さじ3   
 薄力粉        100g
 ベーキングパウダー  5g

パン生地
 強力粉        100g
 牛乳       65~90㏄
 バター          8g
 塩             1g
 グラニュー糖    大さじ1
 ドライイースト    小さじ1
 打ち粉用強力粉     適宜
 
グラニュー糖     大さじ3

作 り 方

メロン生地を作る。

① 耐熱ボウルに無塩バターと砂糖を入れてラップ無しのまま600Wの電子レンジに30秒かけて取り出し泡立て器でよく溶かし、レモン汁と溶き卵を加えよく混ぜる.

② 薄力粉にベーキングパウダーを混ぜて粉ふるいでふるいながら1に加え、へらでよく混ぜる。6~8等分に丸め冷蔵庫で冷やしておく。

2、パン生地を作る。

① 耐熱ボウルに牛乳・バターを入れ、ラップ無しのまま600Wの電子レンジに20秒かけ取り出しよく混ぜてバターを溶かす。その中へ塩、グラニュー糖、ドライイースト、強力粉の1/3をその都度泡立て器で3回撹拌しながら順に加え、菜箸に持ち替えて残りの粉を加え、ざっくりと混ぜ、ラップ無しで150~200Wの電子レンジに30秒かける。

② 耐熱ボウルに水で濡らして軽く絞ったペーパータオルと蓋をかぶせ、2倍に膨らむまで暖かい所に10~15分おき、打ち粉をしたまな板に生地を取り出しヘラで軽く押さえてガス抜きをする。生地を6等分し、切り口を中に巻き込むようにして丸め、指でつまんで閉じ合わせる。

③ 大皿にクッキングシートを敷き②の生地を間隔をあけて並べ、150~200Wの電子レンジに30秒かけて天板に置きクッキングシートとぺーパータオルをかけて、再度2倍に膨らむまで温かい所に10~15分おく。

④ グラニュー糖を皿に広げ、メロン生地をのばし、③の生地に合わせてピッタリとくっつける。包丁の背で格子状に筋を入れ、メロンのようなネット模様を作る。200℃に熱したオーブンで10~12分焼く。  













アボガドの冷製スープ

2009-07-26 16:08:32 | Weblog





アボガドの冷製スープ ( 4人分 ) 204 kcal   

材 料       分 量

玉ねぎ       150g
にんにく      1片
サラダ油     小さじ1
水         3カップ
コンソメスープの素    1個
絹ごし豆腐     1/2丁
アボガド       1個
塩・コショウ    各少々
生クリーム     大さじ4

作 り 方

1、 耐熱ボウルに薄切りにした玉ねぎとにんにくを入れ、サラダ油小さじ1を入れてラップし、600Wの電子レンジで3分加熱する。その中へ水3カップとコンソメスープの素を入れて、600Wの電子レンジでラップをして5分加熱して冷ます。

2、 ミキサーに皮を取ったアボガドと絹ごし豆腐、冷めた1を加えて滑らかになるまでかける.塩・コショウを加えて調味し、冷蔵庫に入れて冷やす。

3、 器に盛り、生クリームを入れる。

鯵のさんが焼き

2009-07-26 15:57:02 | Weblog





鯵のさんが焼き ( 2人分 ) 139 kcal         

材 料      分 量

鯵          2尾
青じその葉    4枚
ねぎ        8㎝
しょうが       1片
にんにく       1片
味噌        大さじ1/2
酒          大さじ1/2
薄力粉       小さじ2
とろけるチーズ    1/2枚
青じその葉     適宜
みょうが       2個

作 り 方

1、 4枚の青じその葉は大きめのみじん切りにし、ねぎもみじん切りにする。しょうがとにんにくはすりおろす。

2、鯵を3枚に下ろし、腹骨を取り頭から尾に向かって皮をむく。中骨を取りはじから小さく切ってたたき、そのまままな板上で1を加え混ぜ、味噌、酒を加えて調味する。薄力粉を加えてよく混ぜる。

3、 6等分して丸め、サラダ油を熱したフライパンで両面をこんがり焼く。両面が焼けてから青じその葉やとろけるチーズをのせる。青じそは、葉の表側が見えるようにして葉の方をフライパンでサッと加熱する。とろけるチーズは1/4をのせて軽くとろけるまで温める。

4、うす切りしたみょうがを置き、周囲にさんが焼きを盛る。好みのたれをつけて食べる。( 醤油とレモン汁  醤油とラー油  醤油と大根おろし  ぽん酢と大根おろし)

新しい季節へ

2009-07-13 14:04:29 | Weblog
 梅雨も終わりに近づいています。昨日は東京都の都議選があり、新しい東京が歩みだしました。今までの政治が改善されて、多くの人が幸せになってくれればと思います。
 今回の実習は、夏休みも近いこともあり、昼食にしてもまた、夕食にしてもよい丼物をすることに致しました。丼物といえばまずは親子どんぶりをということで実習しました。材料を煮る煮出し汁は、その都度作っても良いのですが、冷蔵庫に長期保存できる汁も便利かと思い、その汁で実習しました。多めに作って冷蔵庫に保存していただきますと、材料を切る所から考えても10分もしないで丼が出来ます。お忙しい時や冷蔵庫に食材が少ない時など、卵と玉ねぎと肉さえあれば出来ますのでとても便利です。肉は豚でも牛でも構いませんし、ウナギなどを入れてウナ玉丼にするのもおいしいです。是非一度お試し下さい。
 熱いご飯にはやっぱり汁は冷たい方が良いですね。今回はオクラをたくさん使ったオクラのすり流し汁をしてみました。オクラは食物繊維やビタミン、無機質を多く含み夏ばて防止にもってこいの野菜です。刻んで食べるだけではたくさん食べることが出来ないのですが、このように汁にするとたくさん食べることが出来ます。色もグリーンでつるつるした食感があり、冷たくすると本当においしく食べられます。
 西京漬けの魚が売られていますが、決して安くありません。やってみたいと希望される方が多く、今回取り上げました。作り方の説明にもありますが、従来はガーゼで被って漬けていましたが、みそ床がすぐ水っぽくなる悩みがありました。ここでは味噌を無駄にしない直漬けでつけてみました。漬ける材料は魚やほたて、いかの他に肉類なども漬けることが出来ます。材料は新鮮なものをお使い下さい。作り方の1にあるように、材料は全て塩少々を振って20分おいてから、ペーパータオルでよく水気や臭みを取り除く事が大切です。その部分をきちんとしないと水っぽくなったり、臭みが出ておいしくありません。西京みそをまぶしてチャック袋に入れる所まで教室の皆さんには体験していただきましたが、試食用に私が漬けた物を皆さんに味わっていただきました。
 かぼちゃにはβーカロテン、ビタミンC・Eが多く、老化を遅らせたりがん予防に力を発揮します。、動脈硬化を予防し血行を良くする効果もあり、肩こりや冷え性にも効果があるといわれています。今回はそのかぼちゃを水羊かんにしました。皮に近い部分の緑色が入ってしまうとやや羊かんが緑がかってしまうのですが、皮が薄いときれいなオレンジ色の羊かんになります。甘さも丁度良くさっぱりしています。裏ごしする場合は目の細かいものをお使い下さい。フードプロセッサーでもよろしいです。是非一度お試し下さい。
 次回はパンです。メロンパン、アボガドのポタージュ、鯵のさんが焼き、じゃがいものサラダを考えています。暑い毎日になると思いますが、皆様お体を大切になさって下さい。

親子どんぶり

2009-07-13 13:55:28 | Weblog





親子どんぶり ( 2人分 )   600 kcal       

材 料      分 量

米        1合


鶏肉       100 g
玉ねぎ      100 g
三つ葉       10 g
卵         2個
煮出し汁     100 cc

煮出し汁 ( 4~5人分 )
 出し汁・みりん・酒    各1/2カップ
 醤油 ・砂糖         各 大さじ4

作 り 方

1、 米を炊く。

2、 煮出し汁を作る。出し汁と調味料を鍋に入れて火にかけ、軽く沸騰させてアルコールを飛ばす。

3、 鶏肉は薄く削ぎ切りにし、玉ねぎは2mm厚さの薄切りにし、三つ葉は3cmの長さに切る。

4、 親子鍋に1人分の玉ねぎ、鶏肉、煮出し汁を入れてふたをして火にかける。沸騰したら火を弱めて1~2分煮る。溶き卵を一面に流し入れ三つ葉を散らしふたをして20~30秒弱火で時々ゆすりながら蒸す。

5、 炊きたてのご飯をどんぶりに盛り、4を煮汁と共に形よくのせる。


オクラのすり流し汁

2009-07-13 13:51:29 | Weblog





オクラのすり流し汁 ( 2人分 ) 15 kcal     

材 料      分 量

オクラ       8個
出し汁       300 cc
薄口醤油    小さじ1/2
みりん      小さじ1/4
塩         小さじ1/4

作 り 方

1、 出し汁をひと煮立ちさせて、調味して冷ます。

2、 オクラは塩でもんでから電子レンジにかける。600wで2分。

3、 水でサッと洗い水気を切る。飾り用に1本使い、残りをざく切にする。出し汁の半量と共にミキサーにかける。ボウルに入れ、残りの汁で溶き伸ばし不足する塩分を加えて冷ます。

4、 冷えたものをわんに盛り、うす切りしたオクラを上に静かにのせる。


西京漬け

2009-07-13 13:43:13 | Weblog





西京漬け     鮭1切れ 139 kcal

材 料      分 量

みそ床 
 西京みそ    100 g
 酒        大さじ2 
 みりん      大さじ2

酒かす風味みそ床 
 西京みそ    100 g 
 酒        大さじ2
 みりん      大さじ2 
 酒かす       20 g

作 り 方

1、 魚はザルにのせて塩少々を振り20分おき、ペーパータオルで水気を拭き取る。

2、 みそ床は、ボウルに西京みそ・酒・みりんを入れてよく混ぜ合わせる。

3、 出来上がったみそから50 gを取り魚にまぶし付け、チャック袋に入れ、中の空気を除いて袋をとじる。冷蔵庫に入れ、2・3日後から食べられる。1週間を目安に食べきるようにする。

4、 漬け上がったものを冷蔵庫から出して10分常温にもどしてから、みそが焦げないように弱火又でじっくり焼き上げる。好みで、大葉やみょうがを刻んだ薬味を添える。

西京みそを使う焼き物は、従来たっぷりのみそ床を用意して、材料をガーゼでおおった漬け方をしているが、何回か漬けるうちに水分が出てきてしまう。水が出てしまったものを鍋に入れて弱火にかけて水分を飛ばすとまた使えるが、そう何度もすることが出来ないものである。今回のやり方は直漬けすることで、みそ床が少量で済み、しかも使い切ってしまうため無駄が無く、冷凍保存をする時はそのチャック袋のまま冷凍することが出来る。上記分量では魚を4切れずつ漬けた場合、3回分使えるようになっており、魚以外に肉類も漬ける事が出来る。漬ける材料は余り厚くしないようにし、鳥の胸肉の場合は、厚みを半分にして漬け込む。
酒かす風味みそ床の酒かすは、ほんの少量ではあるが良い風味がある。酒かすを先に酒で柔らかくしておくと混ざりやすい。その他みそ床にもう少し塩分が欲しい場合は、普通のみそを加え、風味を良くしたい場合はゆずやすだちの皮を加える事も出来る。何回か作って好みのみそ味や漬け時間を探してみよう。

かぼちゃの水羊かん

2009-07-13 13:37:56 | Weblog





カボチャの水羊かん ( 流し缶14×174㎝ ) 1/4缶 143kcal 

材 料      分 量

かぼちゃ     正味200 g
水          300 cc
粉寒天        4 g
砂糖        100 g

作 り 方

1、 かぼちゃは種を除き5等分し、ラップをして600wの電子レンジで5分加熱し、皮をむき熱いうちに裏ごしする。

2、 鍋に水を入れ、粉寒天を振り入れてやや弱めの火にかけ、ヘラで撹拌しながらよく溶かす。砂糖を加えて溶かし火を止め、かぼちゃを少しずつ加えよく混ぜる。

3、ボウルを冷水に浸け、粗熱を取ってから器に流し、冷蔵庫で冷やし固める。