サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

春一番が吹いて

2014-03-25 14:32:34 | Weblog
 昔から、暑さ寒さも彼岸までと言われておりますが、やっと暖かくなって参りました。暖かな春はうれしいのですが、花粉症でお困りの方も多いと思います。私自身も20年ほど花粉症を患っておりましたが、ブログの最初の方でご紹介しております野菜ジュースを飲むようになって、あっという間によくなりました。詳しいメカニズムは分かりませんが、良くなるのに1年もかからないのが不思議です。
 今回の実習は、まだ寒いかもしれないと皆さんが思われており、パスタではなくうどんに致しました。冷凍した野菜をたっぷり入れたカレーうどんです。野菜を冷凍することによって野菜の甘みが増しカレー汁がとても奥深い甘みのある汁になります。たっぷりある汁を残していただいてよかったのですが、全部召し上がって下さった方も多く、心配とうれしさが入り混じったうどんでした。
 うどんの付け合せに今回はポテトサラダを致しました。塩漬けの桜葉を少し入れるとほのかな桜の葉の香りと味がします。寒天を入れて固めたものですが、とてもおしゃれな感じに仕上がり皆さんにとても喜ばれました。ジャガイモも電子レンジであっという間に柔らかくなりますので是非お試し下さい。
 デザートは以前に紫芋をお預かりしていましたので、寒天で作る羊かんとムースのいずれかにしようと作ってみたところ、羊かんよりムースの方が美味しいのではと思われムースに致しました。
紫芋ではなく普通の黄色のサツマイモでも同じように出来ますので是非お試し下さい。美味しく出来ますのでお芋と言わなければ分かりません。トッピングが無くてもおいしく食べられます。今回はトッピングにゆであずきを使いましたが、黒蜜にきなこのようなものでもよく合いますので、食後のデザートにお楽しみ下さい。エネルギーもミネラルビタミンも多くありますので、体調の悪い時などは更に良いと思われます。
 日増しに暖かくなって参りますが、皆様くれぐれもお体を大切にお過ごし下さい。

冷凍の野菜いっぱいカレーうどん

2014-03-25 14:24:13 | Weblog


冷凍の野菜いっぱいカレーうどん ( 2人分 ) 451 kcal 

材 料       分 量

豚ロース肉      50g
塩・コショウ      各少々
玉ねぎ        100g
人参          30g
ごぼう         30g
さやえんどう      6個
a)
カレー粉      大さじ1・1/2
片栗粉       大さじ2
薄力粉       大さじ1/2
水          100ml
b )
出し汁      2・1/2カップ
砂糖        大さじ1
醤油        大さじ4
酒・みりん   各大さじ2

うどん        2玉
ねぎ         20g
七味唐辛子   適宜

作 り 方

1、カレーうどんセットを作る。玉ねぎは薄切りにし、人参は2㎜厚さの短冊切り、ごぼうは2㎜厚さの斜め薄切りにしてから5分位水に浸けてから水気を切りペーパータオルで拭く。さやえんどうは筋を取り、まとめてジッパー袋に入れて冷凍する。

2、豚ロース肉は一口大に切り、軽く塩・コショウする。b ) を鍋に入れて煮立たせ、豚肉と野菜セットを入れ蓋をして沸騰後2分蓋を少しずらし、火をやや弱めて加熱する。続いてよく溶いたa) を加えてヘラで軽く混ぜながらとろみがつくまで加熱する。

3、ゆで上げたうどんを器に入れ、とろみがついたかけ汁をかけて晒しねぎを添える。

◎ 豚ロース肉も塩・コショウを振ってラップに包み、野菜のジッパー袋に入れて冷凍してもよい。使用する場合は半解凍以上解凍してから使用する。

桜葉入りポテトサラダ

2014-03-25 14:17:35 | Weblog


桜葉入りポテトサラダ ( 4人分 ) Ⅰ/8切れ 118 kcal

材 料       分 量

じゃがいも     正味300g
ミックスベジタブル   50g
ハム          1枚
豆乳          1カップ
粉寒天          4g
桜葉の塩漬け      2枚
マヨネーズ       40g
塩          小さじ1/4
コショウ         少々
ごぼう          30g
れんこん        50g
水菜           30g
a)
オリーブ油      大さじ2
ポン酢        大さじ2

作 り 方

1、じゃがいもを600wの電子レンジにかけ、柔らかくなるまで加熱する。皮をむきポテトマッシャーでつぶす。ハムは大きめのみじん切りにする。桜葉の塩漬けは水に浸して軽く塩を抜き、大きめのみじん切りにする。桜葉をじゃがいもに混ぜる。マヨネーズを加えよく混ぜる。

2、鍋に豆乳を入れ、粉寒天を振り入れ、ミックスベジタブルとハムのみじん切りを入れて2~3分煮立てて火を止め、1のじゃがいもに加えて塩・コショウしてよく混ぜ、味を確かめ不足する塩・コショウを加えて調味する。

3、水に濡らした型に流し入れて冷やし固める。

4、ごぼうを2㎜厚さの斜め薄切り、れんこんは皮をむいて2㎜厚さの薄切りにして、一緒に熱湯でさっと固めに茹でザルに取り冷ます。水菜を3㎝長さに切りそろえる。

5、冷めたごぼう・れんこんと水菜を合せ 器に盛り、a) を合わせたドレッシングをかける。手前にポテトサラダを盛る。

紫いものムース

2014-03-25 14:08:39 | Weblog




紫いものムース (5個分 ) 214 kcal

材 料       分 量

ゼラチン      大さじ1
水          50ml
紫いも       200g
牛乳        1/2カップ
生クリーム      50ml
砂糖          50g
プレーンヨーグルト 100g
ブランデー      小さじ1
卵白          1個
砂糖           15g
ゆであずき      100g
ミント         1枝
 
作 り 方

1、ゼラチンを水50㏄に振り入れて戻す。

2、紫いもを1㎝の輪切りにして皮をむき水にさらす。いもの水気を切って鍋に入れ、いもが被る位の水を加えて加熱し、竹串がすっと通るまで茹でてザルに取り水気を切る。

3、ゼラチンを600wの電子レンジに30秒かけて溶かす。いもをフードプロセッサーにかけて軽く撹拌し、砂糖と牛乳、生クリームを加えて撹拌する。続いてプレーンヨーグルトとブランデーを加え撹拌し、ゼラチン液を加えて撹拌後万能ざるにかけて濾す。

4、しっかりしたメレンゲを作る。3の溶液を氷水に入れて少しとろみがついたらメレンゲを加えて切るように混ぜる。型に流し冷蔵庫で冷やし固める。ゆであずきとミントを添えて供する。

卒業の時

2014-03-14 11:02:03 | Weblog
 3月のこの季節は思い出の多い季節です。色々な思いを込めて巣立っていく皆様の未来が、明るいものであることを願っています。3月になりだんだん春めいてきました。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
 今回の実習は、久しぶりにクロワッサンを行いました。バターを織り込みパイのような層が出来た三日月型のパンです。層を作るための作業に時間がかかりますが、とてもおいしいパンが出来ます。実習した皆さんはバターの折込みがとても上手で、模範的なクロワッサンになりました。
 パンを食べる時のスープは、コーン缶以外の物は冷凍野菜で作りました。あっという間にできるスープでとてもおいしいです。甘酒塩を以前漬物で利用しましたが、今回は鶏の胸肉を浸け込んでみました。鶏の胸肉はパサパサしてちょっと固いので敬遠される方もいらっしゃると思います。そこで今回はその固さやパサパサがなければもっとおいしく食べられるのではと甘酒塩に浸けてみました。1晩ではやや味の浸み込みが十分ではありませんが、柔らかく食べる事が出来ます。2晩浸けると味もよく滲み込み、更においしく食べる事が出来ます。肉が柔らかくなるのは甘酒の酵素の作用ではないかと思います。今回の実習のように焼いてそのまま食べていただいても宜しいのですが、サラダの中に入れていただいてもまたおいしく食べることが出来ます。また、塊のままではなく、食べやすい大きさに切ってから浸けても宜しいです。この胸肉も前回の魚と同様3日を超える場合は冷凍して下さい。
 デザートはバナナケーキのご希望があり、炊飯器で作ってみました。作り方は簡単ですが、とてもおいしいものが出来ます。底に張り付けるバナナをやや厚めに切って頂いた方がきれいに出来ます。このケーキはラップをかけておいていただくと、4~5日してもしっとりしていて固くなりません。
 もうすぐ暖かい春が来ます。皆様花粉や風邪などに負けず、お元気でお過ごし下さい。
 

クロワッサン

2014-03-14 10:50:03 | Weblog


クロワッサン ( 4個 ) 1個分 228 kcal

材 料      分 量

強力粉        75g
薄力粉        25g
牛乳         65ml
バター         8g
塩           1g
グラニュー糖    大さじ1
ドライイースト   小さじ1
折込用無塩バター   40g
打ち粉        適量

作 り 方


1、折込用バターをサランラップにはさみ、7㎝四方にのばし冷蔵庫で冷やしておく。

2、耐熱ボウルに牛乳とバターを入れ、600wの電子レンジで30秒加熱する。泡立て器でバターを溶かし、3回ずつ撹拌しながら塩、グラニュー糖、ドライイースト、合わせた粉の1/3を加える。泡立て器を菜箸にかえてざっくり混ぜる。

3、一次発酵 電子レンジ弱 ( 150~200 w ) に30秒かける。水で絞ったペーパータオルを被せ容器に蓋をして温かい所に10~15分おき2倍量に膨れた生地にする。

4、まな板に打ち粉を敷いて3の生地をヘラで取り出してのせ、指で押さえてガスを抜く。生地の四隅に綿棒を当て、中央の厚みを残したまま外へ向かってのばす。生地のふちに水を軽く塗り、中央の高い部分に冷やしたバターをのせて生地の裏の打ち粉を刷毛で払いながら1辺ずつバターを包む。

5、生地の両面に打ち粉をし、中央から上に四回体重をかけながら麺棒を移動する。更に中央から手前に4回同様に麺棒を移動する。生地を裏返し同様にのばし、生地を12×36㎝の大きさになるまでのばす。

6、刷毛で打ち粉を払いながら、手前から1/3のところから内側に折り、裏返して同様に己の形になるように折って三つ折りにする。その生地を12×36㎝にのばし同様に三つ折りし、更にもう一度のばして三つ折りする。ラップでぴっちり包み、冷凍庫で20分ねかせる。

7、打ち粉を敷いたまな板に冷やした生地をのせ、12×25㎝にのばす。生地を正方形に2等分しさらに斜めに切って2等分する。生地の頂点が上にくるようにまな板に置き、中央から上方に麺棒を転がして2㎜厚さにのばす。斜め右下、左下も同様に行い、長さ12㎝のタワー型にする。底面から生地を左右に引っ張りながら伸ばし気味にくるくる巻く。巻き終わりを下にして左右の生地を内側に曲げて三日月形にする。

8、クッキングシートに生地を並べ、150~200wの電子レンジに30秒かけて天板に取り出し、上にクッキングシートと水で濡らしたペーパータオルをかけて室温に10分おく。

9、生地に霧をかけ、200℃に予熱したオーブンで12~15分きつね色の焼き色がつくまで焼く。

冷凍野菜のコーンクリームスープ

2014-03-14 10:44:40 | Weblog


冷凍野菜のコーンクリームスープ ( 4人分 ) 144 kcal

材 料       分 量

鶏もも肉        50g
塩・コショウ    各少々
冷凍野菜
 じゃがいも     120g
 玉ねぎ        90g
 人参          60g
 さやいんげん    30g
水           350ml
コンソメスープの素  1個
クリームコーン缶    190g
塩          小さじ1/4
コショウ         少々

作 り 方

1、冷凍野菜セットを作る。じゃがいもはやや大きめの一口大に切り、水にさらしてから水気を切る。玉ねぎは大きめのくし型切りにし、人参は一口大の乱切りにする。さやいんげんは筋を取り、4㎝長さに切りそろえる。じゃがいもから人参までを一袋にまとめて冷凍し、さやいんげんを別にして冷凍する。

2、鶏もも肉は一口大に切り、軽く塩・コショウする。鍋に水とコンソメスープの素を入れて加熱し沸騰したら鶏もも肉を入れてほぐし、さやいんげんを除いた冷凍野菜を入れて蓋をして中火で8~10分加熱する。

3、じゃがいもに竹串を刺して火が通っていることがわかったらさやいんげん、クリームコーン、塩・コショウを加えて時々かき混ぜながら蓋を開けたまま5分加熱する。最後に不足する調味料を加えて味を調え火を止める。

鶏胸肉の甘酒塩焼き

2014-03-14 10:38:33 | Weblog


鶏胸肉の甘酒塩焼き ( 2人分 ) 390 kcal

 材 料      分 量

鶏胸肉         1枚
甘酒塩       大さじ3 (甘酒200mlに塩15gを溶かす )
キャベツ       50g

作 り 方


1、鶏胸肉を開き、包丁の背でたたく。フォークで身と皮を刺してからジッパー袋に入れ、甘酒塩を入れてよくまぶし冷蔵庫に入れ、1晩~2晩漬け込む。

2、魚焼きグリルに入れ、中火で15~20分透明な汁が出てこんがり焼き目がつくまで加熱する。食べやすい大きさに切り分け、キャベツと共に器に盛る。


炊飯器で作るバナナケーキ

2014-03-14 10:33:12 | Weblog


炊飯器で作るバナナケーキ ( 5合~1升炊きの炊飯器1台分 ) Ⅰ/8切れ 238 kcal

材 料      分 量

バナナ       3本
レモン汁      小さじ1
砂糖        1カップ ( 120g )
卵          2個
塩         小さじ1/4
薄力粉       1・1/2カップ ( 165g )
ベーキングパウダー  小さじ1
サラダ油         大さじ2 


作 り 方

1、炊飯器の内釜に薄くサラダ油を塗り、1本のバナナを2~3㎜位の厚さの輪切りにし、内釜に貼り付ける。

2、フードプロセッサーに残りの2本のバナナを3㎝位に切って入れ、レモン汁と砂糖を加えて撹拌する。続いて卵と塩を加えて撹拌し、薄力粉とベーキングパウダー合わせて篩ったものを加え撹拌し、最後にサラダ油を加えて撹拌する。炊飯器に流し入れ軽く空気を抜いてスイッチを入れる。炊き上がってスイッチが切れたら竹串を刺して生地の様子を確認してから取り出す。