サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

年末に向かって

2016-11-27 14:51:14 | Weblog


 天候不順が続き、めっきり寒くなってしまいましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。我が家では柿がよく干しあがって、間もなく収穫の時を迎えます。
 今回の実習は年末の献立という事で、年越しそばを中心に作りました。そばつゆから作り、海老の天ぷらが1本300円するという事で、それに代わるかき揚げ風の物も作ってみました。色が綺麗に仕上がり、味・色共に満足していただく事が出来ました。このそばつゆは、常温で3週間は大丈夫なものです。うどんのつゆにしたり、煮物の煮汁にも使えますので、大目に作って色々お使いいただくのが良いと思います。
 向う付けは、以前から何とかならないかと思っておりました使った後の昆布です。昆布で出汁をとったり、湯豆腐にも使いますが、その後をどうしたらよいかと色々しているうちに、とうとう佃煮になりました。新しい昆布でもできますが、使い終わった昆布でお作りになってみて下さい。売られている昆布の佃煮に負けないものが出来ます。試食された皆さんも、割と簡単にでき、味も佃煮らしくなっていて美味しいと喜んで下さいました。
 冬至になると、いとこ煮を召し上がる方が多いと思います。以前一度実習しましたがその時は、缶詰のあずきを使いました。今回は血糖値を余り上げないようにと思い、小豆の渋抜きもせず、やや薄味で煮ることに致しました。ふっくらと小豆が煮えて、カボチャの甘さとよく合い、ヘルシーな味わい深いいとこ煮になりました。もう一品は旬の春菊を使ったピーナツ和えです。和え物では胡麻和えが一般的ですが、やや酢の効いたピーナツ和えも美味しいものです。今回の年越しそばのかき揚げで油を使っていますので、この酢の味がさっぱりとよく合います。
 久しぶりにスモークを行いました。今回は味のついている食品をただ燻すだけの物ですが、年越しそばを食べた後、お酒を飲みながら召し上がっていただくのに、作りやすいものがよいかと思い、簡単なものに致しました。本格的なスモークの設備が無くても出来ますので、大みそかの時間を有意義にお過ごし下さい。
 次回の実習は、今までクリスマスや年末年始のご馳走は色々作りましたので、どうしようかと悩んでおります。
 寒さが一段と厳しくなっていくと思われます。皆様お体を温める物を召し上がって、お元気でお過ごし下さい。

年越しそば

2016-11-27 14:43:39 | Weblog


年越しそば ( 4人分 ) 719 kcal

材 料      分 量
  
干しそば     400g
海老         8尾
桜えび        8g
春菊        100g
薄力粉     大さじ1
マヨネーズ   大さじ2
冷水         150ml
薄力粉       100g

そばつゆの素  400ml
 醤油・みりん・水 各1カップ
 削り節       30g
 昆布        10㎝
 干し椎茸       2枚
かけづゆ
 そばつゆの素  240ml
 水         960ml

さらしねぎ     1/2本
七味唐辛子     少々

作 り 方

1、そばつゆの素を作る。鍋に調味料、削り節、昆布、干し椎茸を加えて火にかけ、煮立ったら弱火にして2/3量になるまで煮詰めて濾す。
つけそばの場合は、2倍量の水で割る。かけそばの場合は、4倍量の水で割る。

2、かき揚げを作る。海老は尾を残して殻と背ワタを取る。腹側に3本の切り目を入れ、尾の先端を切り、水分をしごき出す。薄力粉を少々振っておく。春菊は3㎝長さに切り、よく洗って水気を切ってボウルに入れ、桜えびと大さじ1の薄力粉を加えてよく混ぜる。
揚げ衣は、別のボウルにマヨネーズを入れ、冷水を少しずつ入れながらよく混ぜ、薄力粉を加えて切るように混ぜて海老をくぐらせ、続いてその中へ春菊と桜えびの混ざったものを加えてよく混ぜ、春菊の中へ海老を飾り、170℃に熱した揚げ油の中に入れ、揚げ油を上からかけながらよく火を通して油を切る。同様に人数分のかき揚げを揚げる。

3、そばを茹でて湯を切り、器にいれてかきあげをのせ、4倍量の水で割り、熱くしたかけづゆをはる。さらしねぎを添え、好みで七味唐辛子をかける。

昆布の佃煮

2016-11-27 14:36:53 | Weblog


材 料      分 量

昆布の素干し    20g    
水          1カップ
a)
 酒        50ml
 砂糖     大さじ2・1/2
 みりん    大さじ2・1/2
 醤油     大さじ2
 酢      小さじ1
白ごま     大さじ1

作 り 方

1、たっぷりの水に昆布を浸けて戻し、太めの千切りにする。

2、鍋に水と昆布を入れて煮立て、a ) を順に混ぜながら加え、沸騰したら弱めの中火で時々混ぜながら15分加熱し、少し火を強めて汁気が無くなるまで煮て火を止める。

3、2にごまを混ぜ、バットに空けて冷ます。

かぼちゃのいとこ煮

2016-11-27 14:33:57 | Weblog


かぼちゃと小豆のいとこ煮 ( 4人分 ) 124 kcal 

 材 料      分 量

小豆        1/2カップ
水          300ml
かぼちゃ      200g
a )
砂糖       大さじ1・1/2
酒・みりん・薄口醤油   各大さじ1

作 り 方

1、洗った小豆と水を圧力鍋に入れ、沸騰して錘が揺れたら火を弱め、15分加熱して火から下ろし、圧力を下げる。

2、かぼちゃは8個に切り分け、a ) と共に圧力が下がった鍋へ入れ、再度火にかける。沸騰して錘が揺れたところで火から下ろし、蒸らした後煮汁が適当な量になるまで煮含める。

春菊のピーナツ和え

2016-11-27 14:30:23 | Weblog


春菊のピーナツ和え( 4人分 ) 53 kcal

材 料       分 量

春菊         200g
a)
ピーナツバター 大さじ1
砂糖・醤油    各大さじ1/2
酢          大さじ1
落花生       大さじ1/2

作 り 方

1、鍋のお湯に塩を一つまみ入れ、春菊の根元の部分を入れて、茹ったところで上の葉の部分を入れてさっとかきまぜて取り出し、冷水にとり、すすいでザルに上げ、軽く絞り、醤油大さじ1/2を絡ませて絞りなおして4㎝の長さに切る。

2、a) で春菊をあえて器に盛り、刻んだ落花生をかける。

簡単スモーク

2016-11-27 14:27:26 | Weblog


簡単スモーク ( 4人分 ) 178 kcal

材 料       分 量

魚肉ソーセージ    2本
竹輪           4本
卵            4個
塩            少々


1、魚肉ソーセージと竹輪は、食べやすい大きさに切る。卵は茹でて殻をむき、塩を適量すり込む。

2、スモーク容器にアルミホイルを敷き、スモークチップを大さじ2杯入れて蓋をして中火にかける。煙が出たら網を置き、適当な間隔を開けて食材を並べ蓋をして加熱する。中火で5~8分加熱し、火を止めて3分燻す。

3、食材を取り出して冷ます。

立冬を迎えて

2016-11-14 13:25:33 | Weblog


 暦の上では立冬を迎え、いよいよ冬になりました。昔は11月になると温かい房総でも霜が降りたものですが、まだそのような気配はありません。今年は久しぶりに干し柿に挑戦しています。
 今回の実習は、忙しい年末年始に役立つものと考え、ご飯ものをはじめ、すぐできる物に致しました。デザートのクッキーは久しぶりですが、ちょっとクリスマスを意識してみました。
 冬のカレー丼は、最初スープカレーを考えておりましたが、玉ねぎを炒めたり時間がかかりますので、ただ煮込むだけで出来る簡単なものに変更致しました。大根を入れたカレーは皆さん初めてでしたが、出来上がった物は美味しく、特に大根を感じないで食べていただく事が出来ました。
れんこんと厚揚げの旨煮は、レンコンを炒めてから煮ますので、独特のシャキシャキ感が残り、簡単な煮物でしたが、喜んでいただく事が出来ました。
舞茸ときゅうりの酢の物は、特にカロリーが低く抑えられました。砂糖の少ない合わせ酢ですが、さっぱりと仕上がり、舞茸のかさもあり、カロリーが低い割には沢山食べた感じになります。
 シナモンクッキーは、血糖値を下げる働きのあるシナモンを利用できたらと思い、前回のさつま芋と豆乳のシナモンケーキ同様に使用しました。写真のクッキーは大きな型で抜き、モミの木の感じを出しました。実際の実習では皆さんが色々ある抜型を使い、楽しいクッキーが焼き上がりました。クッキーはどうしてもバターを沢山使いますので、カロリーが高くなることを恐れ、この10年の中で今まで2度しか作っておりませんでしたが、またやりたいとのお声もありましたので、今度は違うクッキーを作ってみたいと思っています。
 次回は年越しに向けての実習を考えております。皆様だんだん寒さが増してくると思われますが、お体を大切にお過ごし下さい。
 

冬のカレー丼

2016-11-14 13:24:54 | Weblog


冬のカレー丼 ( 4人分 ) 403 kcal 

材 料      分 量

米          2合
豚切り落とし    120g
大根        100g
人参         50g
玉ねぎ       200g
しめじ        100g
出し汁      1カップ
a )
 カレー粉     小さじ1
 醤油・みりん  各大さじ1
 塩        小さじ1

片栗粉      大さじ1・1/2

作 り 方

1、米を炊飯する。

2、豚の切り落としは食べやすい大きさにし、大根・人参は薄い半月又は銀杏に切り、玉ねぎはスライスしてしめじはほぐす。

3、大根・人参・玉ねぎをだし汁で煮て沸騰したら豚肉としめじを入れ、a ) を加え火を弱め、材料が柔らかくなるまで加熱する。片栗粉の2倍量の水で溶いた水溶き片栗粉を回し入れてとろみを付けて火を止め、こんもり盛られたご飯にかける。

れんこんと厚揚げの旨煮

2016-11-14 13:13:31 | Weblog


れんこんと厚揚げの旨煮 ( 4人分 ) 149 kcal 

 材 料     分 量

れんこん      150g
厚揚げ       1枚
舞茸        100g
銀杏        12個
オリーブ油   小さじ2
a)
出し汁     150ml
砂糖・酒・みりん・薄口醤油  各大さじ1・1/2

作 り 方

1、れんこんの皮をむき、7㎜位の厚さに切る。油抜きした厚揚げは8切れにし、舞茸は8切れに切り分ける。

2、フライパンにオリーブ油を熱し、れんこんをやや透き通るまで加熱して鍋に入れ、続いて舞茸を加え、やや軽く焦げ目がつくまで加熱して鍋に入れる。厚揚げも加え、a ) を加えて落し蓋をして火にかけ、沸騰したら火を弱め途中で銀杏を加える。

3、煮汁が殆んどなくなるまで加熱できたところで火を止めて冷めたところで器に盛る。