サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

寒さの中で

2010-01-23 15:38:17 | Weblog
 寒い毎日が続きますが、皆様お変わりございませんか。とうとう教室でもお一人がインフルエンザになりました。その方はもうお元気になられましたが、40.2度まで熱が出てしまわれたそうです。皆様もくれぐれもお体を大切になさって下さい。
 今回はお野菜がたっぷり入った湯麺を実習しました。肉を炒めて次に野菜を順々に炒め、最期に調味すれば出来上がる簡単な麺です。注意する事は、食べる時に野菜の歯ざわりが柔らかすぎず固すぎずに出来ているようにするため、野菜は1分炒めたら次の野菜を入れ、また1分炒めて次を入れるようなやり方で、やっていただくと失敗がありません。
 焼売は豚挽肉で作るのが一般的ですが、今回は鶏挽肉と海老で作りました。色は白く、風味もよく出来ます。豚挽き肉で感じる独特の風味がありませんので、食べやすいと思います。
 いちご大福は、30年位前に出てきました。その頃は電子レンジも出ていたのですが、余り使われない状態でした。学校の調理室にも1台ありましたが、積極的には誰も使いませんでした。私はいちご大福にとても興味があり、何とか自分でも同じものが作りたいと思い、色々勉強した結果、電子レンジで求肥が出来ることが分かりました。白玉粉と、砂糖、水の割合がどの位ならずっと皮が柔らかいままでいるのか何度も実験を繰り返し、結局今の割合に落ち着きました。在職中は、この季節になるといちご大福を必ず致しました。今回は今までのものに変化を加え、チョコレートをコーティングした新作を作りました。実習前に色々な方に食べていただきましたところ、いちごとあん、チョコレートの3つの味が良く合っておいしいと評価を頂き、実習に取り入れることに致しました。実習した方も、おいしいと言って下さっています。皆様も如何でしょうか。チョコレートの大福を召し上がる時は、チョコレートが溶けるようにゆっくり召し上がっていただくと良いと思います。
 次回はご飯になります。チョコレートを使った物も何か作る予定です。皆様お元気でお過ごし下さい。

湯麺

2010-01-23 15:25:57 | Weblog





湯麺 ( 2人分 ) 426 kcal        

材 料      分 量

中華そば     2玉

豚もも肉      75g
人参        40g
生しいたけ     1枚
きくらげ       3g
白菜         1枚
小松菜       60g
さやえんどう又はさやいんげん   30g
長ネギ      1/2本
サラダ油     大さじ1
塩・コショウ    少々
塩         大さじ1/2
醤油        大さじ1
鶏がらスープの素  小さじ1
熱湯        500㏄

作 り 方

1、 豚もも肉は一口大に切る。人参は長さ5cm、1cm幅の短冊切りにする。生しいたけは薄い削ぎ切りにし、きくらげはもどして石づきを取る。

2、 白菜は縦二つ割にして葉と軸に分け、葉は2㎝幅のざく切にし、軸は繊維を断ち切るように2㎝幅の削ぎ切りにする。小松菜は葉と茎に分け、葉は2㎝幅に切り、軸は4cm長さに切る。さやえんどうやさやいんげんは筋を取り、さやいんげんは斜めに二等分する。ねぎは斜め薄切りにする。

3、 フライパンを強火で熱しサラダ油を入れ、始めに豚肉を炒める。肉の色が白く変わったら塩・コショウを振り、人参、さやいんげん、しいたけ、きくらげ、白菜の軸、小松菜の茎の順に固いものから炒める。人参がしんなりしたら白菜と小松菜、ねぎの順に加えて手早く炒める。(さやえんどうは人参がしんなりしたところで入れる) 塩・醤油・鶏がらスープの素を、熱湯500㏄から100cc取ったものでよく溶かす。

4、 具が炒められたところで調味液と残りの熱湯400ccを加え混ぜ、一煮立ちしたら火を止め、ゆでた麺を入れた丼にスープと具を上に入れる。


海老焼売

2010-01-23 15:19:02 | Weblog





海老焼売 ( 4人分 ) 148 kcal          

材 料      分 量

焼売の皮     20枚
小エビ       100g
酒         小さじ1
玉ねぎ       80g
生しいたけ     1枚
片栗粉      大さじ1
鶏挽き肉      150g
塩         小さじ1/3
砂糖・醤油    各小さじ1
ごま油      小さじ1/2
グリンピース又は枝豆 少々
レタス        4枚

作 り 方

1、 小エビは殻をむき、背に縦に包丁を入れ背わたを取る。飾り用に2尾残し、フードプロセッサーにかけすりつぶし、ボウルに入れ酒を混ぜる。玉ねぎとしいたけはみじん切りにし、片栗粉をまぶしつける。

2、 鶏挽肉を海老に加え、塩、砂糖・醤油、ごま油を加えてよく混ぜ合わせ、片栗粉をまぶした玉ねぎとしいたけも加えてよく混ぜる。飾り用の海老は20個に分割し、解凍したグリンピースや枝豆と水分を取ってから片栗粉をまぶしつけておく。

3、 焼売の皮を広げ、具をのせて形を整える。飾り用の海老とグリンピース又は枝豆を埋め込むようにしてのせる。平皿にレタスを敷いてから焼売の間隔をあけて並べ、湯気の立った蒸し器に入れて中火で13~15分蒸す。

いちご大福

2010-01-23 15:06:09 | Weblog





いちご大福 ( 8個分 ) 白あんのみ 108 kcal  チョコがけ 140 kcal

材 料      分 量

白玉粉       100 g
砂糖          50 g
水          180 cc
いちご        8個
白あん        160 g
ミルクチョコレート  25 g

作 り 方

1、 白あんを8等分し、いちごを包む。いちごは洗ってよく水気を取る。4個はそのまま白あんで包み、残りの4個はミルクチョコレートを湯煎で溶かしたものをコーティングして固めてから白あんで包む。

コーティングの方法

① 乾いているまな板を用い、チョコレートを角から斜めに大きく切り、大まかに切ったものをみじん切りの要領で細かく均一に刻む。

② 刻んだものを水気や油が付いていないボウルに入れ、50~60度のお湯を張った中に入れて、ヘラでかき混ぜながら湯煎する。

③ ボウルを40度に保ちながら、いちごのへたを持ってチョコレートをくぐらせ、オーブンペーパーの上に置きチョコレートを固める。

2、 ボウルに白玉粉と水を入れ混ぜる。砂糖を加えてよく混ぜ、耐熱ボウルにざるを通してこし入れる。( 加える水の温度は、20~25℃のものを用いる )

3、 ラップ又は蓋をして600wの電子レンジで1分40秒加熱し、取り出してよく混ぜ、再度同様に加熱する。まな板に片栗粉を敷いておく。

4、 加熱後濡らしたへらで数回混ぜてまな板の上に取り出し、片栗粉を全体にかける。なまこ形に形を整え手刀で8等分し、あんの上の部分を中に入れて包み、最後をしっかり閉じて上下を返す。

新春を迎えて

2010-01-15 14:54:36 | Weblog
 いよいよ1月、寒波が押し寄せ、大雪の便りが届きます。皆様のお住まいの方は如何でしょうか。新型インフルエンザが一段落したようでございますが、引き続きお体を大切になさってさい。
 1月始めの調理実習は、あんまんや肉まんが沢山売られておりますので、教室ではカレーを入れるカレーまんを致しました。丁度日光の当たっている場所が25℃位になっておりますので、その場所を使って発酵させていただければ良いと思います。多少小さめでも蒸すととても大きくなりますのでご心配はいりません。冷めてしまったものはラップを軽くかけて電子レンジで温められます。あんまんも肉まんも中の具を変えていただくだけで出来ますので一度お試し下さい。
 焼き餃子は今回で3度目です。冬は白菜がおいしい時期でもありますので今回は白菜を使いました。白菜は特に中の中心に近い部分にアミノ酸が集中しておいしくなっておりますので、中の部分になった時に餃子でお使いいただくとよいと思います。
 鱈と豆腐のスープは、鱈からよいだしが出ますので、野菜や豆腐を加えて簡単にいただけるおいしいスープです。熱いところをフーフー言いながら召し上がって下さい。
 次回は麺になりますので、野菜をたっぷり食べられるタン麺と、焼売、電子レンジで簡単に作れるいちご大福を計画しております。
 皆様お体を大切にお過ごし下さい。

カレーまん

2010-01-15 14:37:10 | Weblog





カレーまん ( カレーライスでは2人分 カレーまんでは8個分 ) 1個分186 kcal

材   料      分   量

中華饅頭基本の生地 ( カレーまん4個分 )

薄力粉        100g
牛乳        65~70㏄
サラダ油      小さじ2
塩            1g
グラニュー糖    大さじ1
ドライイースト    小さじ1
打ち粉用薄力粉  大さじ1

カレーまん( 8個分 )

基本の生地     2個
じゃがいも      中1個
玉ねぎ        80g
人参          50g
豚肉          50g
カレールウ      1/4包
水          1カップ

作 り 方

カレーの作り方

1、 じゃがいも、玉ねぎ、人参を1cm角に切り、耐熱ボウルに入れ水を加える。

2、 その上にカレールウ、一番上に豚肉を置き、蓋又はラップをして600wの電子レンジで8分加熱後状態を見て、野菜が柔らかくなるまで更に5分位加熱する。

3、 柔らかくなった物をよく混ぜ、粗熱を取り冷蔵庫で冷ます。

カレーまんの作り方

1、 薄力粉はふるう。耐熱ボウルに牛乳とサラダ油を加え、ラップ無しで600wの電子レンジで30秒 (500wでは40秒) 加熱する。

2、 続いて泡立て器で3回ずつ撹拌しながら、塩、グラニュー糖、ドライイースト、粉の1/3を加える。残りの粉を全部加え、泡立て器を菜箸にかえてグルグル10回かき回す。ラップ無しで、電子レンジ弱(150~200w。又は解凍キー)で30秒加熱する。

3、 まな板に打ち粉用薄力粉を広げ、ヘラを使って生地を耐熱ボウルから取り出して置き、上下を返し生地全体に打ち粉をつける。生地を4等分にして切り口を中に引き込むように丸め、生地の合わせ目をしっかり閉じ、合わせ目を下にして並べる。クッキングシートと水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、温かい所に10~15分置き、生地が2倍の大きさになるまで休ませ、ガス抜きをする。

4、 麺棒で直径10cmの円形にのばす。1/8の具を中央にのせ、中央に向かってひだを寄せるように包む。最後に合わせ目を指でつまんでひねり、しっかり閉じる。再度クッキングシートと水で濡らしたペーパータオルをかぶせ、温かい所に置き(10~15分)、2倍の大きさになるまで休ませる。鍋に湯を沸かし、クッキングシートを敷いて生地を並べ、中火で10分蒸す。




焼き餃子

2010-01-15 14:26:27 | Weblog





焼き餃子 ( 4人分 ) 334 kcal           

材 料       分 量

餃子の皮( 大判 )   20枚
豚挽き肉       200 g
玉ねぎ         80 g
しょうが        1片
にら         1/2束
キャベツ又は白菜    80 g
にんにく       1片
塩         小さじ1/2
サラダ油      大さじ1
湯        1/2カップ

あんの調味料
 こしょう      少々
 酒       大さじ1
 ごま油     大さじ1
 しょう油    大さじ1/2
 砂糖      小さじ1/2

つけだれ   しょう油 酢 ラー油好みで柚子コショウ


作 り 方
 
1、 キャベツ又は白菜は水洗いして、熱湯でさっと茹でてみじん切りにし、水気を良く絞る。

2、 玉ねぎはみじん切りにし、しょうがはすりおろす。にらは洗って1cmの長さに切る。

3、 ボウルに豚挽き肉と塩を入れ、粘りが出るまで良く練り、あんの調味料を加えて更に練る。キャベツ、玉ねぎ、しょうが、ニラを入れ混ぜ合わせ一まとめにし、( にんにくを入れる場合はここで入れる) 包む。全体に薄く茶漉しで片栗粉を振りかける。

4、 フライパンを火にかけ、薄くサラダ油を敷く。( 鉄鍋の場合は焼く前にフライパンを煙が出るまで空焼きする。)
餃子を並べ、底がこんがり焼けるまで待つ。分量のお湯を餃子についている片栗粉を落とすように流し入れ、蓋をして火を全開にして蒸し上げる。蒸し時間は生餃子で2分。冷凍餃子で4分を目安に行なう。

5、 蓋を取り水分を飛ばし、仕上げにサラダ油大匙/1/2をたらして中火にし、こんがりと焼き色がつくように焼き上げる。



 

鱈と豆腐のスープ

2010-01-15 14:21:21 | Weblog





鱈と豆腐のスープ ( 4人分 ) 63 kcal        

材 料       分 量

生鱈         2切れ
豆腐        1/2丁
ほうれん草      30g
長ネギ         30g
水           4カップ
塩           小さじ1
醤油・酒       各小さじ2
鶏がらスープの素  小さじ1

作 り 方

1、鱈は一口大に切り、豆腐は1cm角に切り水をはったボウルに入れる。ほうれん草は4cmの長さに切りそろえる。長ネギは斜め薄切りにする。

2、鍋に水と鱈を入れ火にかけ、鱈が煮えたところに豆腐を加えて調味し、ほうれん草、長ねぎを加え手際よく仕上げる。