サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

おいしいほろ苦さ

2008-05-26 13:02:04 | Weblog
 今回は麺の順になっていたのですが、おいしいふきを材料にした物をどうしても実習したいと思い、ふきの炊き込みご飯と白和えを行ないました。ふきはほろ苦い味わいと特有の香りを持つ野菜で、昔から咳や気管支炎を抑える効果があると言われています。食物繊維が多く、独特の風味や歯ざわりが胃腸を刺激し、消化活動を活発にするため便通を良くする効果を持っています。食物繊維の他カルシウム、カリウム,ビタミンCも多く含まれますが、反対にカロリーが極めて低くダイエットの強い味方でもあります。ふきは煮て食べることが多いと思いますが、炊き込みご飯にしてもおいしく、素朴な味がなんともいえません。また、下味を含ませてからやや濃厚な衣で和えた白和えも絶品です。是非お作りになってみて下さい。一般的にふきは春の食べ物と考えられていますが、手入れをきちんとしていると一年中食べられます。
 そら豆を入れたビシソワーズを作りました。そら豆を入れるときれいなグリーンになって、冷たいだけでなく爽やかな感じになります。
鯛の野菜蒸しは、春小鯛を使って蒸し上げたものです。大きな鯛の場合も考え方は全く同じで、皆さんで取り分けて食べられるように仕上げていただくと良いと思います。蒸し器を使う必要も無く、電子レンジでさっと加熱することが出来ます。今回の具材は和風ですが、具材や調味料を替えると中華にもなります。
次回は、暑さの中でおいしく食べられる麺を考えたいと思っております。

ふきとアサリの炊き込みご飯

2008-05-26 11:18:36 | Weblog




ふきとアサリの炊き込みご飯 ( 4人分 ) 243kcal

材  料  分  量

米     2合 (360 cc )
アサリ剥き身 70 ~ 80 g  又は殻つき 400 g
ふき    150 g
塩     適宜

煮汁 
 水    1カップ 
 酒    大さじ1 
 醤油   大さじ1 
 塩    小さじ1/3
木の芽  適宜

作り方

1、 米をといでザルに上げ、30分置く。

2、 アサリは剥き身の場合は、耐熱ボウルに煮汁を合わせた中に入れ、ラップ又は蓋をして600wの電子レンジに3分かけて取り出し、実と汁に分ける。
殻つきの場合は塩水に浸けて砂を吐かせてから、鍋に煮汁を合わせた中に入れ、蓋をして中火でアサリの口が開くまで加熱し、実と汁に分ける。

3、 煮汁は米と同量にするため、360 ccに満たない分は水を加える。

4、 ふきは鍋に入る長さに切る。塩を振って板ずりし、たっぷりの熱湯の中で2分茹で、水にとって冷まし皮をむき、斜め薄切りにする。

5、 炊飯器の内釜に米と煮汁を入れ、ふきを平らにのせて炊く。炊き上がったら5分そのまま蒸らし、アサリの実を加えてさっくり混ぜる。器に盛り木の芽を飾る。

そら豆の和風ビシソワーズ

2008-05-26 11:12:03 | Weblog





そら豆の和風ビシソワ-ズ ( 4人分 ) 76kcal     

材  料     分  量

じゃがいも   1個 ( 120g )
ねぎ      1本 ( 70 g)
そら豆      200 g
水        2カップ
コンソメスープの素 1個
豆乳       1カップ
塩・コショウ  少々

作り方

 1、 じゃがいもは皮をむいて薄切り、ねぎは5mm厚さの小口切りにする。そら豆は塩を加えた湯で柔らかく茹で、冷水に取り皮をむく。

2、 耐熱ボウルにじゃがいもとねぎを入れ、小さじ1のサラダ油を加え軽く混ぜ、蓋又はラップをして600wの電子レンジで5分加熱する。取り出して水とコンソメスープの素を加え再度5分加熱する。

3、 蓋を開けて粗熱が取れたところで2と飾りに残す以外のそら豆をミキサーにかける。豆乳を加えよく混ぜてから塩・コショウで味を調え、冷やす。

4、 器に盛り、取り分けておいたそら豆を飾る。

鯛の野菜蒸し

2008-05-26 10:58:02 | Weblog




鯛の野菜蒸し ( 1人分 ) 165kcal

材  料     分  量

鯛     1尾( 200 g )
酒     大さじ1
塩     小さじ1/4

( A ) 
酒     大さじ1 
醤油   大さじ1/2 
みりん  大さじ1/2

塩蔵わかめ   8 g
人参       15 g
竹の子      20 g
しょうが      5 g
万能ねぎ     5 g

作り方

1、 塩蔵わかめは水に10分もどし、4cm長さに切りザルに入れ、熱湯をかけた後冷水で洗い水気を取る。人参・しょうがは千切りにし、竹の子は薄りにする。万能ねぎは小口切りにする。

2、 鯛はうろことわたを取り除き、尾頭付の三枚下ろしにする。切り身の腹骨をそぎ取り、中骨は骨抜きで取り除く。切り身をそれぞれ2つに切り分け、塩と酒を混ぜたものに5分位浸ける。

3、 盛り付けの皿に鯛の尾頭を敷き、その上にわかめを盛り、2の切り身、竹の子、人参、しょうがの順に盛り ( A )を回しかけ、軽くラップをして600wの電子レンジで3分加熱する。取り出して万能ねぎを振り掛ける。


ふきの白和え

2008-05-26 10:29:56 | Weblog




ふきの白和え ( 4人分 )  86kcal       

材  料     分  量

ふき        8本( 200 g )
塩         適宜
( A )
出し汁      1カップ
薄口醤油    小さじ1
塩         小さじ1/2

木綿豆腐     1/2丁
( B )
白すりゴマ    大さじ2 
ピーナツバター 大さじ2 
薄口醤油    小さじ1

作り方

1、( A )を鍋に入れて煮立て冷ましておく。豆腐は水気を切る。

2、ふきは半分に切って塩を振って板ずりし、たっぷりの湯の中で硬めに茹で、水にとって冷まし皮をむき4cm長さに切って( A )に30分位浸ける。

3、 フードプロセッサーに木綿豆腐と( B )を合わせ、滑らかになるまで撹拌し、ふきを和えて器に盛る。

待ち遠しい五月晴れ

2008-05-13 13:31:00 | Weblog
 いよいよ5月になりました。爽やかな夏のような日もありましたが、まだ寒い日の方が多いように感じられます。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
 今回はパンの順で、レーズンパンを作りました。実習日は幸運にも暖かい日が多く、発酵が順調に進みました。これからはパン作りに適した季節になります。パンの粉は強力粉を使いますが、外国から輸入する小麦は"ポストハーベスト"と言って、強力に消毒してから日本に入っています。その他の穀類やかんきつ類、野菜・果物類もそうですが、人体にとって安全なものではありません。そこでこの教室では、出来るだけ国内産のものを使用することにしています。パン用の小麦粉は北海道でてきたものを使用しています。使用する小麦粉の種類によって加える水分量が違いますので、良い状態になるよう調整して下さい。
 舌平目に使ったオレンジソースは、舌平目だけでなく白身の魚やソテーした鶏肉などに良く合います。丁寧にする時は生のオレンジを絞って使うのですが、オレンジジュースでも良い味に仕上がります。
 キャベツがおいしくなってくると一度は作りたいロールキャベツですが、今回は電子レンジで簡単に作る方法で行ないました。電子レンジの場合は中の種をしっかりこねてしまうと出来上がりがやけに硬いものになってしまいます。ざっくり混ぜるだけにして下さい。回しかけるソースもキャベツの大きさによって異なりますので適当な濃度になるよう調整して下さい。キャベツのおいしい時期に是非お作り下さい。
 次回は麺・パスタの順になるのですが、この時期においしいものと言えば"ふき"があります。煮て食べることが一般的なのですが、炊き込みご飯にしたり白和えもおいしいです。そのため順番を替えて"ご飯"にしようと思っています。
天候が不順で体調を壊しやすい時です。体を温める物を食べて乗り切りましょう。

レーズンパン

2008-05-13 12:18:06 | Weblog





レーズンパン  ( 4個分 )   1個 164kcal

材 料      分 量

レーズン     50 g
水       大さじ1

強力粉     100 g
牛乳       65 cc ( 粉の種類により調整 65~90 cc )
バター       8 g
塩         1 g
グラニュー糖  大さじ1
ドライイースト  小さじ1
打ち粉用強力粉  適宜 

作り方

1、 レーズンは洗い鍋に入れる。大さじ1の水を加え弱火で煎り煮する。冷ましてから細かく刻む。

2、 耐熱ボウルに牛乳とバターを入れ、蓋をしないで600wの電子レンジで30秒加熱する。取り出して泡立て器でバターを溶かす。

3、 泡立て器で3回ずつ撹拌しながら塩、グラニュー糖、ドライイースト、強力粉の1/3を加える。2/3の粉を加え続いてレーズンを入れ、泡立て器を菜箸に持ち替えてざっくり混ぜる。

4、 一次発酵  
何もかけないでそのまま電子レンジ弱( 150~200W )に30秒かける。容器に水で濡らしたペーパータオルをかけ蓋をする。2倍の大きさになるまで温かい所に10~15分置く。

5、 成型する。
まな板に打ち粉を振って生地をのせる。ゴムベラで軽く押してガス抜きをする。包丁に強力粉を少しつけて対角線になるように包丁を入れ、生地を4等分する。切り目を中に巻き込むようにして丸く形を整える。1個ずつ麺棒で10×15㎝の大きさに伸ばし、三つ折にし,合わせ目をしっかり閉じる。両端を中心に折り込んで表に返し形を整える。

6、 二次発酵  
耐熱皿にクッキングシートを敷き5を並べ、何もかけないで電子レンジ弱で30秒加熱する。クッキングシートごと天板に移し、上にかけたクッキングシートの上に水で濡らしたペーパータオルをかけ、生地が2倍の大きさになるまで温かい所に10~20分置く。

7、 生地の表面に刷毛につけた打ち粉を振り、表面を白くする。ナイフの先にサラダ油を少しつけ、中央に1本縦に長く切れ目を入れる。200℃に熱したオーブンで15~20分焼く。


舌平目のムニエル

2008-05-13 11:52:13 | Weblog





舌平目のムニエル (1人分 )  207 kcal

  材 料     分 量 

舌平目    1尾 ( 60 g )
塩・コショウ   各少々
薄力粉   小さじ1・1/2
サラダ油  小さじ1/2

粉ふきいも 
 じゃがいも   60 g
 塩・コショウ  各少々

オレンジソース 
 オレンジジュース 50 cc 
  白ワイン      大さじ1
  砂糖         小さじ1 
  片栗粉       小さじ1
オレンジ       40 g
パセリ        1枝

作り方

1、 粉ふきいもを作る。じゃがいもは1切れが30gになるように大きめに切り、茹で上がったところで水分を飛ばしてから鍋をよくゆすり、粉をふかせ塩・コショウする。

2、 オレンジソースは材料を合わせ、適当なとろみが付くまで加熱する。オレンジは白い部分を取り除き、3等分する。

3、 舌平目の皮、内臓を取りよく洗い、ペーパータオルで水分を拭き取る。

4、 両面に塩・コショウし、小麦粉を付ける。熱したフライパンで、盛り付けて表になる方からこんがり焼き器に盛る。

5、 舌平目の上にオレンジソースをかけ、オレンジを飾る。付け合せの粉ふきいも、パセリを添える。

    

ロールキャベツ

2008-05-13 11:23:21 | Weblog





ロールキャベツ ( 4人分 ) 222kcal

材 料     分 量

キャベツ    8枚 ( 400 g )
玉ねぎ    中1個( 200 g )
マッシュルーム    50 g
合挽肉        200 g
生パン粉        50 g
牛乳         大さじ3
卵            1個
塩          小さじ1/2
コショウ・ナツメッグ   少々
ホールカットトマト   200 g
コンソメスープの素(顆粒) 1袋
ローリエ         1枚
塩            小さじ1/2
パセリ( みじん切り )   適宜

作り方

1、 キャベツは葉と芯が互い違いになる様にし、4枚1組でポリ袋に入れる。600wの電子レンジで表裏共に2分ずつ加熱する。取り出して芯をそぐ。

2、 玉ねぎとマッシュルームをみじん切りにして小さじ1のサラダ油でよく炒めて冷ます。

3、 合挽肉、生パン粉、牛乳、卵、塩、コショウ・ナツメッグと2を軽く混ぜ合わせ、キャベツの葉に包み閉じ終わりを楊枝で止める。

4、 耐熱容器に並べ入れ、ホールカットトマト、コンソメスープ、ローリエをかけ、蓋又はラップをして600wの電子レンジで8分加熱する。取り出して煮汁で塩を溶き入れ再度8分加熱する。取り出して器に盛る。

5、 小さじ2杯の片栗粉を大さじ2の水で溶いたものを煮汁に加え更に30秒~1分加熱したソースをキャベツに回し入れ、パセリを散らす。