北国から雪の便りが届き、いよいよ冬になりました。朝夕めっきり寒くなりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
今回の実習は、年末年始に少しでもお役にたつものをと思い、電子レンジで作る赤飯を始め、オーブンで焼いて巻けばすぐ出来る伊達巻、カキを使った茶わん蒸し、鉄やビタミンAが豊富な鶏砂肝をおつまみ風にしたものなど、ちよっとあると便利なものを致しました。
赤飯は中にさつま芋を少し入れ、ささげや小豆の豆以外の色と味を入れてみました。さつま芋の甘さが時々感じられて普通の赤飯と違った美味しさがあると喜ばれました。カキの茶わん蒸しは最初生のカキを入れて練習したところ、なかなか火の通りが悪く、食べてみると生っぽいカキでした。カキは食中毒を起こしやすい事もあり、あらかじめ下味をつけてフライパンで8割位火を通すことに致しました。実習された皆さんは、臭みも無くカキのおいしさが滲み出ていてとても美味しいと喜んでいただく事が出来ました。
鶏砂肝は鉄分やビタミンAがとても多く、手が荒れやすくなったり、喉がいがらっぽくなる乾燥しやすい冬にはもってこいの食べ物です。レバーは食べられなくてもこの砂肝はそれほど匂いも無く、適度の味付けがあれば、コリコリした感触で美味しく食べられます。砂肝を触ることが初めての方ばかりでしたが、白い筋も上手にとれて、美味しい炒り煮が出来ました。お酒の席では砂肝の唐揚げがあるとのことで、近いうちに唐揚げにも挑戦しようと思います。
簡単塩辛は、麹漬けの塩辛に似ています。濃縮タイプの甘酒が、漬けて3日頃から美味しい味を出してくれます。
次回は電子レンジで作る簡単チャーシューやキノコの餃子、中華風の茶わん蒸し、大豆とココナッツオイルを使った認知症予防のクッキーや、簡単ガトーショコラをする予定です。
皆様寒くなりますが、美味しいものを沢山食べてお元気でお過ごし下さい。