サン・クッキングスクール

ヘルシーでスピーディなお料理の実習や、バランスのとれた食生活についても幅広く学習できる教室です。

いよいよ冬へ

2009-11-29 15:32:27 | Weblog
 11月も残すところ一日になりました。インフルエンザが流行しているようですが、皆様はお元気でお過ごしになられましたでしょうか。前回はスパイスを色々使いましたが、今回も使ってみようと思います。
 りんごが最盛期となり、蜜がたっぷり詰まった物が出回っています。今回はそのりんごを使ったピラフを致しました。ご飯が甘口になりますが、適度に入ったカレーの風味が良くマッチして、色もきれいで食欲をそそります。
 冬になると長ネギが色々使われますが、今回はさつま芋と一緒に使いビシソワーズに仕上げました。暖かいものを食べていただいてもおいしいのですが、冷たくしてもおいしく、味が締まります。おしゃれなクリーム色にできますが、さつま芋と言われなければ分かりません。手軽に出来ますので一度お試し下さい。
 サラダ代わりになるものをと思い、変わった白和えを作りました。合えごろも自体はちょっと塩分を感じますが、ほんの少し使った練りごまの働きでこくのある仕上がりになります。りんごやきゅうりと一緒に食べていただくととてもよく合います。色もきれいに仕上がります。
 冬になると毎年干物の作り方をしています。鯵の干物は塩水だけで処理しますが、とても味の良いものが出来ます。市販のものは酸化防止剤や、防腐剤、ワックスなどが表面にたっぷり塗られていますので、干物を食べているのか薬を食べているのか分からない状況になってしまいますので、何とかしたいと思いこの実習を毎年するようになりました。鯵に限らず、色々な魚の干物もこのやり方でできますので是非お試し下さい。今年は干物をマスターしている方のために秋刀魚の味醂干しを新しく入れました。鰯の味醂干しが一般的ですが、この味醂干しは冷めると硬くなってしまい、歯の悪い方は食べる事が出来ません。秋刀魚は肉が厚く、鰯のように硬くなりませんので、食べやすいと思います。
 干物や味醂干しを干す道具は100円ショップに行くと売られている丸い洗濯のハンガーと、洗濯の時に使う大きいネットがあれば万全です。ネットの上になる部分にハンガーの止める部分が出る穴を開けてセットします。鯵の干物は顔の部分を2つの洗濯バサミで挟み、秋刀魚の味醂干しは尾の骨の部分を洗濯バサミで挟むようにします。ネットが軽く日陰になりますので、そのまま天日に干してください。ハエなどの害虫も大丈夫です。硬く干し上がった物は容器に入れたり、ラップに包んだりして一晩冷蔵庫で寝かせます。次の日は、しっとりしたおいしい干物になっています。冷凍する場合は、おいしい干物になった時点で冷凍して下さい。
 お友達にお菓子を差し上げても喜ばれますが、この干物は更に喜んでいただけるものと思います。次回はクリスマスやお正月に役立つものを致します。皆様お元気でお過ごし下さい。

りんごのピラフ

2009-11-29 15:21:52 | Weblog





りんごのピラフ ( 4人分 ) 489 kcal

材 料       分 量

米           2合
ベーコン       100g
玉ねぎ        60g
バター        20g
カレー粉      小さじ2
りんご         1個
ミックスベジタブル 60g

a)
りんごジュース   300㏄
水           100㏄
塩           小さじ1
ローリエ        1枚

作 り 方

1、 米を30分前に洗い、水を切る。ベーコンは3cm幅に切り、玉ねぎはみじん切りにする。りんごは芯を取り皮付きのまま1~1.5㎝角に切る。a)のりんごジュース、水、塩を混ぜておく。

2、 フライパンにバターを熱し、玉ねぎを透き通るまで炒める。カレー粉を加え軽く混ぜてから米とベーコンを加え、炒め合わせる。1の a)を加えざっと混ぜて炊飯器に入れる。ローリエとりんごをのせてスイッチを入れる。

3、 炊飯器が沸騰した時点で、ミックスベジタブルを加える。

4、 炊飯器のスイッチが止まったら10分蒸らしてから器に盛る。パセリのみじん切りを散らす。

さつま芋のビシソワーズ

2009-11-29 15:16:53 | Weblog





さつま芋のビシソワーズ ( 4人分 ) 226 kcal  

材 料        分 量

さつま芋       400g
ねぎ          1本
サラダ油       小さじ1
水           3カップ
コンソメスープの素  2個
塩           小さじ1/2
牛乳          2カップ
塩・コショウ      各少々
生クリーム      小さじ1
4ナツメグ       適宜

作 り 方

1、 さつま芋の皮をむき、1cmの輪切りにして水にさらす。ねぎは斜め薄切りにする。

2、 耐熱ボウルにねぎを入れサラダ油を回しかけ、蓋をして600wの電子レンジで3分加熱する。取り出してさつま芋と水、コンソメスープの素、塩を入れて蓋をして600wの電子レンジに16分かける。柔らかくなっている事を確かめ、取り出して粗熱を取る。飾り用のさつま芋を3切れ取り除く。

3、 粗熱が取れたものをミキサーにかける。滑らかになったものを鍋に入れ、牛乳を加えて沸騰させ、コショウ・ナツメグ・不足する塩分を加えて調味する。

4、 器に盛り、飾り用のさつま芋をのせ、生クリーム、ナツメグを散らす。

りんごときゅうりの白和え

2009-11-29 15:03:08 | Weblog





りんごときゅうりの白和え ( 4人分 ) 86 kcal 

材 料      分 量

きゅうり       200g
りんご        1/2個

木綿豆腐     1/2丁
a)
味噌       小さじ1・1/2
砂糖       大さじ1/2
練りごま     大さじ1
しょうゆ      小さじ1
塩          少々

作 り 方

1、 豆腐は沸騰した湯に崩しながら入れて、煮立ったらすぐザルに上げ水気を切る。

2、 きゅうりは1cm角に切って、小さじ1/2の塩を振って5~6分おき、ペーパータオルで水気を拭く。

3、 りんごは皮つきのまま1cm角に切り、薄い塩水にサッと浸けて水気を切る。

4、 a) を混ぜ、豆腐を加えて滑らかに混ぜる。食べる直前にきゅうりとりんごを加えてさっくりとあえる。



鯵の干物

2009-11-29 15:00:08 | Weblog





鯵の干物  ( 1尾 ) 84 kcal         

作 り 方

1、 鯵のうろこを取り、内臓をつぼ抜きして取る。鯵のあごの下から尾に向かって腹びれの上を通るようにして包丁を入れ、中骨に沿って背身まで開く。(背の 表の皮を残すところまで切り開く。)

2、 あごを切り開き、頭の部分を手前にして、腹側から口先に向けて頭を割って開く。ブラシで血管を取り除き、その部分をさっと水洗い後、薄い塩水できれいに洗ってざるに上げて水気を切る。

3、 4 % の塩水  ( 水1リットルに粗塩40g )を溶かし30分漬けた後、新しい4%の塩水に30分漬けて軽く水気を取って干す。天日に5~6時間干す。硬く干しあがるので冷蔵庫で一晩寝かせてから使用する。

秋刀魚の味醂干し

2009-11-29 14:52:04 | Weblog





秋刀魚の味醂干し ( 4~5尾 ) 372 kcal    

材 料       分 量

秋刀魚       4~5尾
あら塩          少々
a)
みりん        100 cc
醤油        大さじ2
酒          大さじ1

白ごま        適宜

作 り 方

1、a) のたれを小鍋に入れて火にかけ、半量になるまでにつめて冷ます。

2、秋刀魚の頭を落とし、腹から尾まで包丁を入れ、中骨に沿って背身まで開く。内臓を取り塩水できれいに洗ってザルに上げて水気を切る。

3、バットに秋刀魚を並べたれを回しかけ、時々返しながら20~30分漬けて汁を切り、干す。(たれは残しておく)

4、天日で5~6時間干す。秋刀魚が半乾きになったらたれを刷毛で塗る。これを1~2回繰り返し白ごまを塗る。

晩秋へ

2009-11-15 15:20:41 | Weblog
 昨日は台風のような日でしたが、、今日は暖かな晴天になりました。どこのお宅でも洗濯物やお布団ががたくさん干されています。皆様の方は如何でしょうか。
 今回は寒くなると思い、麺はカレーうどんを致しました。使用する肉は一般的に豚のばら肉ですが、カロリーが高くなりますので、ばら肉に限ったものではありません。かけ汁にしっかり味が付いておりますので、どのような肉でもおいしく食べられると思います。うどんも茹でるものと冷凍になっているものとありますが、冷凍のうどんは電子レンジで容易に温められますので、鍋を使わないで手軽に出来ると思います。またこのかけ汁はうどんだけでなく、パスタやご飯にかけてもおいしく食べられますので、色々お試しください。
 大根がいよいよ盛りとなり、値段もずっと安くなってきました。1本を上手に使い切る方法は、先端の部分は大根おろしに、加熱すると柔らかくなる太くて白い部分は、煮物やおでんに、葉に近く青みがかっている部分は煮てもおいしく出来ません。今回はその青みがかっている部分でサラダを作りました。大根の歯ざわりと帆立貝の旨味がとてもよく合います。レタスや水菜のような青みとトマトの色が合いますが、このようなものが無くても大根と帆立だけでも十分おいしく食べられます。帆立貝の缶汁も捨てないで全部使って下さい。
 紅玉がまだ売られていましたので、シナモンとナツメグをたっぷり入れたケーキを作りました。沢山りんごを入れているのにもかかわらず、生地がふんわり膨らみりんごの甘酸っぱさが何とも言えないおいしさになります。農薬をきちんと落としていますので皮つきのまま作りましたが、農薬を落とせない場合は、皮をむいて下さい。また、紅玉が終わってしまったら他のりんごでもおいしく出来ます。今回使用した型は19cmの正方形の型を使いましたが、18cmの丸型でする場合は、全体の量を2/3にしていただければ良いと思います。
 香辛料が細胞を元気にしてくれますので、体調が良くない時は努めて摂って下さい。インフルエンザにも負けないようにしましょう。
 次回は涼しくなってきましたので、魚の干物やみりん干しなども入れてみたいと考えております。皆様、お元気でお過ごし下さい。

カレーうどん

2009-11-15 15:09:57 | Weblog





カレーうどん ( 2人分 ) 519 kcal

材 料      分 量

ゆでうどん      2玉
豚ロース肉      100 g
玉ねぎ        100 g
ねぎ          5cm
a)
カレー粉    大さじ1・1/2
片栗粉      大さじ2
薄力粉      大さじ1/2
水          100 cc

b)
出し汁       500 cc
砂糖       大さじ1
醤油       大さじ4
酒・みりん   各大さじ2

作 り 方

1、 豚肉は一口大に切り、玉ねぎは薄切り、ねぎは小口切りにする。

2、 a)を合わせる。b)のかけ汁を鍋に入れ煮立たせ、1の豚肉と玉ねぎを加えて沸騰後2~3分加熱する。火を止めてa)を加えてヘラで混ぜ合わせ、軽く混ぜながら加熱する。

3、 全体にとろみが付いたら火を止める。うどんを熱湯で温めて湯を切り器に入れる。とろみが付いたかけ汁をかけ、ねぎをのせる。

大根と帆立のサラダ

2009-11-15 15:04:28 | Weblog





大根と帆立のサラダ ( 2人分 ) 106 kcal

材 料      分 量

大根     4cm( 100 g )
塩       小さじ1/2
帆立水煮缶詰   30 g
水菜          10 g
トマト          60 g
マヨネーズ      20 g
帆立汁        20 cc

作 り 方

1、 4cm長さの大根を縦に1cm幅で切り取り、2mm厚さの色紙切りにし、ボウルに入れて塩をまぶして10分おく。水菜は4cm長さに切り、トマトはくし型にする。

2、 10分おいてしんなりしたものを軽くもみ、水でサッと洗ってしっかり水気を切り、ほぐした帆立、マヨネーズ、帆立汁を加えてよく混ぜ合わせる。

3、 器に盛り、水菜とトマトを飾る。

アップルケーキ

2009-11-15 14:56:13 | Weblog





アップルケーキ ( 19cm×19cmの型1つ分 ) 1/8切れ 407 kcal

材 料      分 量

紅玉         3個
レーズン       30 g
ラム酒       小さじ2
卵          2個
グラニュー糖    100 g
サラダ油      100 cc
a)
薄力粉        200g
重曹・ベーキングパウダー  各小さじ1
シナモン      小さじ2
ナツメグ       小さじ1
塩          1つまみ

作 り 方

1、 型の内側にオーブンペーパーを敷く。a)を合わせる。オーブンを200℃に予熱する。

2、 紅玉は皮付きのまま4~6等分にして芯をとり、1cm厚さに切る。レーズンは大きく刻みラム酒を振る。

3、 ボウルに卵を溶きほぐし、グラニュー糖、サラダ油の順に加えて泡だて器でよく混ぜる。白っぽくなってドロッとしてきたら、りんごとレーズンを入れて切るように混ぜ、その中へ、a)を粉ふるいに入れて一気にふるい入れる。

4、 切るように混ぜ、粉っぽさが無くなったら型に流し、表面を平らにして200℃のオーブンで5分焼き、180℃に下げて35~40分焼く。竹串を刺して焼き具合を確認する。何も付いてこなければよい。

5、オーブンから出して冷まし、食べやすい大きさに切る。好みで粉砂糖を振る。