ヘッジファンドが株式のウェイトを高め前向きになってきた。
昨年の成果は市場平均を下回り苦戦したが年初来の世界の株価の上昇をみて株式のウエィトを高めている。
今月は世界の株式の時価総額は昨年末比で22兆ドルも上回りS&P500は8連騰になった。
背景には好調な米企業の決算発表がある。引き続き今週もヤフー、キャタビラー、フォード、アマゾン、フェイスブック、エクソンの大物の発表が行われる。決算発表はヤマ場に入る。
一方、東京市場が先週は前半3日間続落した。円相場が一時的に円高になったのが主因だが、いまひとつ短期間に年初来5%近い下落となったのでテクニカル面での過熱感に注目したい。
個々の銘柄でみると過熱感は解消される銘柄も出てきた。
週末は海外では円相場が91円まで下落したので、再び為替をみながら東京市場も再び輸出関連をはじめ、内需関連の銘柄にも物色の幅は広がっていくだろう。
今週は東京市場でも決算発表が始まる。
東芝、村田製、ホンダ、商船三井、ソフトバンク、野村HD,オリックスなど内容によっては株価にインパクトを与える企業が発表する。
特にソフトバンク(9984)に注目したい。