夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京郊外の鈴虫、こうろぎ、めまぐるしい天気に戸惑いながら、ときおり鳴き・・。

2011-09-22 18:44:14 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の66歳の身であり、
私達夫婦は子供に恵まれなかったので、我家は家内とたった2人だけの家庭であり、
そして雑木の多い小庭に古ぼけた一軒屋に住んでいる。

ここ三週間ばかり鈴虫とこうろぎの2部合唱が、早朝、夕暮れ、夜の3度ばかり鳴いている。

昨夕は台風15号の暴風で、元気だった鈴虫とこうろぎは、
もう駄目よ、と雨宿りして、
鳴くより、風を避けて、雨に濡れるのは、ご免よ、といったように鳴き声も途絶えた・・。

その後、夜の9時過ぎになると、雨は上がり風もときおり吹く中、
鈴虫とこうろぎは、盛大に鳴きはじめて、今鳴かなくていつ鳴くの、というように、
健気〈けなげ〉に鳴いていた。


今朝は早朝から澄み切った青空となり、雲が5つばかり浮かぶ快晴を迎え、
鈴虫とこうろぎは、どうしてこうなるの、と驚いたせいか、
或いは夜通しで鳴き疲れたのか、鳴くのも忘れたりしていた。

その後、昼下がりの2時過ぎ、にわかに黒い雲が空いっぱいに変貌し、
まもなく小雨が降りだし、
鈴虫とこうろぎは、戸惑いながら鳴き、その後に本降りになる雨宿りし、鳴き声も途絶えた・・。

齢ばかり重ねた私は、昨夕から本日の夕方まで、
めまぐるしい天気の変貌に戸惑ったりしてきたが、鈴虫とこうろぎも同じような心情かしら、
と微苦笑させられている。


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