夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

東京の郊外の我が家は、簾〈すだれ〉に別れを告げて、ときには午後のひとときは・・

2011-09-30 10:49:37 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の67歳の高齢者3年生の身であり、
我が家では、5月の大型連休の頃から秋のお彼岸の頃まで、
簾〈すだれ〉を各部屋に掛けているのが、ここ10数年の習〈なら〉わしとなっている。

洋間であったら、雨戸、網戸、ガラス戸、そしてカーテンを外して簾〈すだれ〉とする。
和室も同様に、雨戸、網戸、障子、簾〈すだれ〉としている。

朝涼(あさすず)が残る9時が過ぎる頃まで、
網戸と簾〈すだれ〉にして、風を通したりしている。

私は居間で机の上に置いているパソコンに向かったり、
或いはソファーに座り、庭を眺めたりする時、ほのかな暗さを通して、
樹木、草花が涼しげに見えるのである。

このような陽射しが熱く感じらる季節に対応して過ごしてきたが、
過ぎし27日に、初秋の陽射しが恋しくなり、
家内の先導の下で、簾〈すだれ〉を取り外したりした。

何かしら初秋の陽射しが直接に受けると、部屋全体が明るくなり、
簾〈すだれ〉に今年も大変お世話になりました、来年の5月までお別れねぇ、
と心の中で呟〈つぶや〉きながら、私は別れを告げたりした・・。


こうした中で、ここ数日は午後の2時過ぎ頃からは、
居間の17畳ぐらいの広さの洋間の片隅に、移動式の簡易ソファ・ベットに横たわる多い。

私は本を1時間前後読み、そして昼寝を1時弱したりしている。

夏季の時節は、暑さに苦手な私はエアコンの冷気をこよなく愛していたが、
ここ数日はガラス戸を開けて、網戸越しに外気を取り入れ、
秋色の微風が通り過ぎ、心身心地良く身をまかせているのである。

昼食後、私は台所へお運びさんの役割を終え、
家内は皿洗いなどをし、庭の外れにある洗濯物を取り込む4時頃まで、
安息のひとときとなる。


家内は居間の外れに、夏掛けの古びた布団を敷いて、バスタオルを2枚掛けて床に横たわっている。
家内はソファの椅子席は苦手であるので、
当初、私は夏掛けの整然とした布団と枕を持ち運ぼうとしたが、
こうした方が気持ちが良いから、と家内は言ったりしている。

そして、本棚が6冊ばかり雑誌を取り出して枕代わりし、
ときには軽い寝息をしたりしている。


4時過ぎに、お互いに起き上がり、整理をするが、
家内の仮枕の雑誌を見ると、私はいつも微苦笑させられる。

月間総合雑誌として名高い『中央公論』、『文藝春秋』であり、
日本広しといえ、この雑誌を枕代わりにしているのは、
我が家の家内ぐらい、と思っているのである。


このような午後のひととき、5月の下旬頃から10月の中旬頃まで、
1週間で4日前後、午後のひととき過ごしたりしている。

これ以外の季節は、寝室で暖かな布団で、横たわり昼寝のひとときを享受し、
過ごすこともある。


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