夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

真夏の時節に観る映画は・・♪   《初出2007.8.5.》

2008-05-29 09:42:18 | 映画・テレビ
東京の郊外は、昨日に続き、日中は34度前後の猛暑を迎える。

昨日は本屋に出かけたが、最寄の駅前、
そして都心の新宿まで行ってきたが、
半袖のスポーツ・シャツとサングラス、そして扇子の出で立ちで繁華街を歩き、
暑さの苦手な私はクーラーの冷気の下が心身のオアシスとなる。

私は自宅の居間で映画を観るのが好きであるが、
こうした真夏日の時は、何故かしら避けたい作品がある。

デビット・リーン監督の数々の作品は私の心の趣向と合致して、
敬意をしながらもひとつ作品でも30数回観たりしている作品もある。

ただ真夏の時は、『アラビアのロレンス』は避けて、
『ドクトル・ジバコ』を鑑賞しているのである。

灼熱の砂漠を背景にした作品より、
ロシアの酷寒な大地、帝都の寒冷の情景に素直に心を寄せることが出来るのである。

日頃、私は真夏の暑さの時は冬の寒さ思い、
冬の寒冷の時は真夏の暑さを思え、
と少し強がりを公言したりしているが、
昨日、帰宅後の状態は酷(ひど)かったのである。

最優先にしたことは洗面所で顔を洗い、クーラーの冷気の下で冷やした煎茶を飲み、
『XXちゃん・・今年一番の暑さみたいだょ・・暑かったょ・・』
と家内にこぼしたりしているのである。

そして着替えた後、冷気の下で、
『砂漠で歩いた後のオアシスに出逢ったみたい・・』
と私は家内に幼稚なことを言ったりしているのが実情である。



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