夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

秋、純米酒・・♪

2005-10-07 18:34:00 | 定年後の思い
私は純米酒の辛口を呑んでいる。

夏の時は、弐合弱の瓶を冷蔵庫に入れ、
冷酒にして呑む。
猛暑の日中、夜になっても熱気が残っている中、
ぐい呑みに冷酒を注(そそ)ぎ、呑むと陶然となる。

秋分の日を過ぎた頃、常温で弐合徳利に注いで、
その日に感じた弐合徳利、ぐい呑みを使う。

秋が深まると、弐合徳利にお燗して呑む。
やはり、人肌の温かさにする。

冬の寒い時、お燗をしているのを待ちきれず、
ぐい呑みに常温酒を一杯呑みながら、
人肌になるお燗を待ちわびる・・。

このように一年中、純米酒を呑み始めたのは、
四十なかばの歳になってからだ。

若い頃、ウィスキーに氷を入れただけのオンザ・ロック、
ワイン、ビールと呑んでいたが、
ある程度の歳を重ねると、日本酒の比重が多くなった。
それにしても、日本酒は冷酒、常温、お燗にして温める、
自在になる不思議なお酒である。


昨今、ある銘柄の純米酒の辛口を呑んでいるが、
旅行先ではその地の地酒を呑むようにしている。

その地域の文化は、まぎれなくその地にある地酒が、
その地の文化形成の一端をなしている。




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