夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

暦(こよみ)の上では『大寒(だいかん)』を迎えて、都心の郊外は3月初旬のような陽気に恵まれて・・。

2020-01-20 09:20:04 | ささやかな古稀からの思い

今朝、ぼんやりとカレンダーを見ると『大寒(だいかん)』と明記されていた。

過ぎし1月6日は『小寒(しょうかん)』となり、
『小寒』は古来より、寒さの始まりの『寒の入り』と伝えられ、
この頃から寒さは厳しくなり、その後の1月20日の本日は『大寒(だいかん)』を迎えて、
一年で最も寒い時期と伝えられている。

そして『小寒』から『大寒』までの15日間、
その後の『大寒』から2月4日の『立春(りっしゅん)』までの15日間の合計30日間を『寒の内』と
古人から長らく伝えられてきている。

『寒の内』と称せられる『小寒』、『大寒』そして『立春』までの時節は、
旧暦であるので、今の暦(こよみ)に於いては2月中旬頃から始まると思われるが、
私の住む東京の郊外の調布市の地域でも、寒い時節となる。

          

ここ2週間に於いても、どんよりとした曇り空の中、ときおり北風が強く吹き、
少し寒いじゃないのと思いながら防寒服の襟を立てて、手袋をしたりした・・。

そして私は歩きながら、何かと単細胞の私は、
♪春は名のみの風の寒さや・・
かぼそい声で『早春賦(そうしゅんふ)』の歌を唄ったりした。

しかしながら天上の気候の神々のきまぐれな采配より、
ときには南風に乗って暖気が運ばれて、陽射しは燦燦と、風もなく、
冬晴れの日中となり、平年より5度ぐらい暖かく、戸惑いながら微笑んだりしてきた。

こうした三寒四温に高齢者の私は戸惑いながら、家内より、幾たびも教えられてきた、
寒い時節は暖かさが何よりのごちそうです・・と思い浮かべて、微笑んだりした。

この後、地元の天気情報を視聴していたら、
朝の6時は2度で寒い朝を迎えましたが、昼下がり12度前後の3月初旬のような陽気となり、
冬晴れのおだやかな日中となります、と報じられていた。

          
      
このように毎年、3月中旬のような暖かい日もあれば、平年より寒い日もあり、
やがて女の子が全国的に祝賀される3月3日の『桃の節句』まで、三寒四温の時節でもある。

          

          

          

          

私は午後の大半を冬眠のように読書をしたり、
午前中の散策の時には日本水仙、福寿草、椿(ツバキ)、或いは白梅に励まされながら、

冬麗の美を心の友と私は思いながら、年金生活の冬の季節を15年ばかり過ごしたりしてきた。

          

このようなことを思い馳せたりした・・。

そして私は、いつものように買物メール老ボーイの身であるので、
ご近所の奥様方に恥ずかしくないように清潔感のある容姿に着替えて、
家内から依頼された品を求めて、スーパーに行こうとしている。

やがて買物を終えた後、自宅から3キロ以内の遊歩道、小公園などを歩き廻ったりしているが、
本日はどちらを歩こうかしら、と思案しながら微笑んだりしている。


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