夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

『小満(しょうまん)』の時節の頃となれば・・。

2010-05-22 09:32:08 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活6年生の65歳の身であるが、
今朝、雲ひとつない青空となり、快晴の朝を迎えている。
朝方の6時に18度前後、昼下がりは26度前後、夕暮れの6時には23度前後、
と地元の天気情報は報じて折、
平年の6月中旬の頃かしら、と私は微苦笑をしたりしていた。

されど私は5時半過ぎに起きだして、朝の陽射しをまばゆく感じたりして、
思わず陽に向かい、感謝の意味で両手を合わせたりしていた。

昨日は真夏のような30度の暑さとなり、暑さに苦手な私は戸惑ったり、
その前の2日間は走り梅雨のように雨が降り続ける日々であった。

昨日は『小満(しょうまん)』とカレンダーに明示され、
私が愛用している『日本文化いろは事典』のサイトに寄れば、
《・・
小満とは秋に蒔(ま)いた麦などの穂がつく頃で、
ほっと一安心(少し満足)するという意味です。

田畑を耕して生活の糧(かて)を稼いでいた時代には、
農作物の収穫の有無は、人の生死にかかわる問題でした。

そのため、麦などに穂がつくと
『今のところは順調だ、よかった』と満足したことから、
小満と言う名前が付いたようです。
・・》
と教示されたりしていた。

NHKの天気予報などを見たりしていると、
陽気がよくなり、草木が繁って天地に満ち始める頃という意味です、
と報じられていた。

いずれにしても、25度前後の燦燦とした陽射しを受け、
ときには初夏のような暑さとなったり、
ある時は本格的な梅雨の前の一時時期、小雨が降ったり止(や)んだりする走り梅雨の日々、
そして大切に保存管理してきた豊かな土、
この三拍子の調和の中で、
農作物はもとより果樹、樹木、草花がめざましく成長する、
と私は現代風に思ったりしている。

先程、庭先に下り立ち、樹木のたわわな青葉が日増しに色合いを深めたり、
枝葉を勢いよく伸ばしたりしているのを眺めたりすると、、
それぞれの樹木が、この時節が一年の中で最も心地よいのよ、
と私は実感させられたりしている。

そして稲穂に近い小判草(コバンソウ)の群生は揺れ、
半夏生(ハンゲショウ)、秋海棠(シュウカイドウ)は日増しに成長し、
どくだみ(ドクダミ)の白い花、雪ノ下(ユキノシタ)の穂が白い花になり、
この時節を教示してくれる。

私は暑い夏の季節は苦手なので、
この時節は、秘かな願いは、
23度前後の快晴の日々が4日続き、曇り空の日、雨降り日、
こうしたサイクルに天上の気候の神々が采配して下されば、
私はこよなく愛(いと)おしい日々であると思いながら、
空一面に青空の広がっている情景を見つめたりしている。



href="http://www.blogmura.com/">ブログランキング・にほんブログ村へ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« プリンセス・プリンセスの『... | トップ | たがが『宝くじ』、されど『... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

定年後の思い」カテゴリの最新記事