夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

オレオレ詐欺の事件、改めて私たち高齢者は、日ごろの用心も必要だ、と思い憂い・・。

2020-10-27 15:24:55 | ささやかな古稀からの思い
私は東京の調布市に住む年金生活の76歳の身であるが、
先程、ときおり愛読している新潮社の公式サイトの【 ディリー新潮  】
を見たりしている中で、
『 このセールストークが出たら絶対にペテン! 
        「詐欺師の殺し文句」一覧チェックリスト 』
題された見出しを見たりした。

私は東京都の調布市に住む年金生活の76歳になる身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、我が家は家内とたった2人だけの家庭である。




我が家は無念ながら裕福層には無縁であるので、
詐欺などに遭遇して老後資金が無くなり、
残された人生に困窮しないように、私たち夫婦は話し合ったりしている。

たとえばオレオレ詐欺のようなことに注意してきたが、
今回の記事を読み、改めてガードを固めたく記事を読んだりした・・。

この記事は、『週刊新潮』に 2019年2月28日号に掲載され、
 関連の【 ディリー新潮  】に配信され記事の後半部を転載させて頂く。



《・・(略)・・

☆キャッシュカードを騙し取る手口

投資には無縁でも、オレオレ詐欺のように、
不特定多数を電話などで、騙す特殊詐欺に引っかかるリスクはある。

しかも、意外やこれが増えている。

2017年の被害額は約400億円で、
「都内での認知件数は昨年3913件と、2008年以降の最悪を記録しました」
と、警視庁犯罪抑止対策本部企画・統計担当管理官の山上嘉人警視が言う。

「被害者のほとんどが、固定電話利用者と考えられます。
固定電話では、架空の番号を無数に作ることができ、
受ける側が電話に出やすいのです。

2017年までは、現金を持ってくるように仕向けるパターンが半分以上でしたが、
最近、キャッシュカードを騙し取る手口のほうが多くなりました」

いったい、どうやって。
「“警察の者ですが、先ほど中国人の窃盗集団を逮捕したら、
盗品にあなたのカードが混ざっていた。

すぐ再発行しないと、悪用される危険性がある。

隣りにいる金融庁の人間に電話を替わるので、暗証番号を伝えてください”とか、
“キャッシュカードを送り返してください”。

あるいは“還付金を振り込みたいのですが、あなたのカードは古い。

書き換え手続きは、こちらでやるので、
古いカードを送って、暗証番号も教えてください”とか

“外国人グループがあなたのカードをスキミングし、家電量販店で買い物をした。
早急に調べる必要があるので、すべてのキャッシュカードとクレジットカードを預けてください”とか。

冷静に考えれば、おかしいと思うはずですが、
電話口で“警察”なんて言われると、多くの人が思考停止になるのです。



犯人たちは、返信用封筒や引換証を周到に用意し、
受け取りにくる人間もスーツにネクタイ姿で、
金融庁の職員になりきっていたりします」

前出の小川氏が補う。
「最近多いのは、金融機関の職員を装い、
“元号が変わるからキャッシュカードを預かりにきた”と言い、
暗証番号を聞き出すというもの。

ある信用金庫の合併報道が流れた後、
その信金を装った手紙が届き、合併でキャッシュカードが使えなくなるので回収する、
と言ってきたケースもある」



☆電話はいつも留守電に

多田氏が話す例も恐ろしい。
今年1月に2件起きた振り込め詐欺強盗だが、
「オレオレ詐欺の電話をかけられた人は、途中で息子ではないと気づいたものの、
その後強盗に入られ、何千万も盗まれてしまった。

詐欺だと気づく前に、家に多額の預金があることを話してしまっていたのです」

ちなみに、昨年の都内における特殊詐欺の被害者は76%が、
70歳以上で、77%が女性だったという。




警察や銀行、金融庁の職員などが、キャッシュカードの提出を求め、
 暗証番号を聞くことなど、あるはずがないのだが、
それでも騙されるリスクがある以上、どうすればいいか。

「ご自宅の固定電話に
(1)自動通話録音機をつける、
(2)迷惑防止機能付の電話機に変える、
(3)いつも留守番電話にしておき、
   必要な相手からかかってきたときだけかけ直す、などが考えられます。
   警視庁としては(3)を勧めています」(山上警視)

電話が鳴ったら出ないと失礼、と考える人は多いが、
身を守るためには、玄関にカギをかけるように、電話にもカギをかけるべし。
残念ながら、そういう時代なのである。・・》

注)記事の原文に、あえて改行を多くした。



記事を読み終わった後、
多々教示されて、やがて微苦笑したりした・・。


私は60歳で定年退職を迎えるまで、
民間会社に35年ばかり勤めて、各部署に移籍したり、
最後の5年間は出向となり、自分の敵は自分だ、と奮戦したきたので、
言動に関しても、何かと鍛えられてきたひとりである。

昨今のオレオレ詐欺の事件をニュースで視聴したりすると、
高齢者の大切な老後資金をだまし取って、とんでもない悪党だ、
捕まえられたら少なくとも実刑30年以上だ、と思ったりしている。



しかしながら私たち高齢者は、安易にオレオレ詐欺の悪党に、
まかせられないよう、日ごろの用心も必要だ、と思い憂いている。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ニトリ「1989円着る毛布... | トップ | 『鬼滅の刃』の作品の大ヒッ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ささやかな古稀からの思い」カテゴリの最新記事