夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
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伊豆半島・堂ヶ島のたわむれ遊学記 ②トンボロ現象を求めて

2016-05-12 10:25:22 | 
今回、私たち夫婦が伊豆半島の西海岸にある『堂ヶ島』で、3泊4日の旅路をした。

ここ一年近く、家内は家内の母の小事、介護をしてきたが、
やがて昨年の初秋の頃から、家内の妹も加わり、交互で家内の母の小事、介護をしている。

そして一か月前の頃、家内は介護の疲れた表情が見られ、海を見たいわねぇ・・と私に言ったりした。

こうした時、通販旅行会社として名高いクラブツーリズムから送付されてくる月刊誌から、
伊豆半島の西側にある『堂ヶ島』で、温泉のある観光ホテル『堂ヶ島温泉ホテル』で3泊4日滞在プランがあり、
海辺を眺め、周辺を散策したり、何かとゆっくりと過ごせそうなので、私たち夫婦は瞬時に同意した。

この3泊4日滞在プランには、下田プリンスホテル、東急下田ホテルもあったが、
私たち夫婦は下田には幾たびも訪れてきたので、対象外とした。
何よりも『堂ヶ島』を選定したことは、トンボロ現象が見られることであった・・。

何かしら三四郎島は、沖あい200Mほどの処にある伝兵衛島・中ノ島・沖ノ瀬島・高島からなる4つの島で、
見る角度により3つに見えたり、4つに見えたりすることからこう呼ばれている。

こうした中で、普段は海なのに、干潮時になると一番手前の伝兵衛島まで瀬が現れて、
足をぬらさずに歩いてわたることができる現象を「トンボロ」と称されている。

ただし、干潮時でも30センチ以上潮が引く時でなければ、歩いて渡ることは難しく、
たまたま5月8日の午前12時半には、潮位がマイナス4センチ、
翌日9日の午後1時には、潮位がマイナス1センチが予報され、ここ一か月以内で最少の潮位と知り、
これだったら私たちでも、歩いて『海の道』を歩いて行ける、と悦びながら旅路を選定した。
          


5月8日、私たち夫婦は東京駅より特急『踊り子』に昼12時に乗車し、下田駅で下車した後、
路線バスを利用して『堂ヶ島』バス停で下車した後は、
宿泊滞在する『堂ヶ島温泉ホテル』の送迎車が待機して下さり、チェツクインしたは、午後4時であった。

そして宅配便で到着させた旅行ケースを受領後、指定された4階にある部屋で身支度を改めた後、
明日の昼過ぎに『海の道』を歩く予定にしていた私たち夫婦は、庭園から海辺を歩き廻ったりした・・。
  

そして私たちが気付かされたことは、海岸、海辺は砂浜でなく、玉石とじゃりが集積され、
歩きづらいと処であった。

『海の道』を歩くことは、海水が引いた後で、大小の玉石が殆ど海水に浸かって、苔もあるので滑りやすく、
油断をするとケガになるので、注意しながら歩く処と思ったりした。

その上、天候は本日は晴れ間から曇り空となり、明日からは朝の9時過ぎから小雨が予測され、
その後の日々も小雨時々曇り、と報じられていた・・。

『XXちゃんさあ・・小雨の中、傘を差して『海の道』を歩くことは・・難儀だよなぁ・・』
と私は悪い予感を家内に苦笑しながら言ったりした。


翌日、午前中は曇り、と報じられていたので、堂ヶ島の中心街の近くにある遊歩道を散策した。
          

やがて一時間過ぎた頃から雨雲に変貌してきたので、宿泊している『堂ヶ島温泉ホテル』に10分ばかり歩いて戻り途中で、
小雨が降りだした。

そして『堂ヶ島温泉ホテル』の庭園近くにある松林で、傘を差しながら『海の道』が潮が引くときを待ちわびたりした。
まもなく本降りとなり、私たちは松林にある木のベンチに、傘を差して腰を下ろしたりした。
          

やがて10時半過ぎ、『海の道』が殆ど潮が引いたので、私たち夫婦は歩き出した。
本降りの中、傘を差して歩き始めたが、やはり足元は大小の玉石が海水に浸かっていた為、苔もあるので滑りやすく、
ゆっくりと歩いたりした・・。

途中で、私はデジカメでシャッターを押しても、傘を差しているので定まらい中、撮ったりした。


そして後方を見ると、私たちを見て、渡ろうかと数人の人が思案していたり、
その後も10数人増えたが、やはり歩くことを断念して、退散している状景が見られた。
  

やがて私たち夫婦は、沖あい200Mほどの処ある伝兵衛島にたどり着き、私は記念に撮ったりした。
          

そして私たちは帰還して、松林に戻った時、雨は激しさを増した・・。
          

私たちは幸運にもタイミング良く渡れたよねぇ、と私は家内に微苦笑しながら言ったりした。


*当面はコメント欄を閉鎖させて頂きます。

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