夢逢人かりそめ草紙          

定年退職後、身過ぎ世過ぎの年金生活。
過ぎし年の心の宝物、或いは日常生活のあふれる思いを
真摯に、ときには楽しく投稿

夏の季節に愛惜を秘めながら別れを告げて、秋日和の陽射しに微笑んで・・。

2014-09-21 11:33:18 | 定年後の思い
私は東京郊外の調布市に住む年金生活の身であり、
まもなく下旬の誕生日を迎えると、恥ずかしながら古希と称される70歳となるが、
ここ4日は朝夕が肌寒く戸惑ったりしてきた。

過ぎし6月の梅雨の時節の頃から、私は平素の買物、散策に行くときは、
半袖のスポーツシャツとかアロハシャツで来て、長ズボンのストレッチパンズで颯爽と歩いてきた。

やがて学童が夏休みに入った7月下旬には、
更に夏の帽子を被り、そして扇子を煽(あお)ぎながら、汗を流し、
燦々と照らす33度前後の中、何かとの熱さに苦手な私は、ときには冬の寒さを思い馳せて、
気力で遊歩道、公園などを歩き廻ったりした。
          

こうした時は、大きな樹の下の緑陰の路を歩きながら、ときおり微風を受けると心地よく、
微笑みながら歩いたりしてきたが、
緑陰が途切れると、炎天下の熱い陽射しの中を歩き、
人生の苦楽と同じだよねぇ、と心の中で呟きながら歩いたりした。

私は2004年(平成16年)の秋に定年退職した2004年(平成16年)の秋から、
多々の理由で年金生活をして、60代の10年の日々を過ごしてきたので、
今年は60代の最後の夏・・と感じながら過ぎ去った幾たびの夏の季節に思い重ねたりし、愛惜が深めてきた。
          

ここ4日は朝夕は半袖のスポーツシャツで家の中にいると肌寒く、
日中に買物、散策に行く中、陽射しの中でも半袖はベストだねぇ、と微笑んだりしてきた。
そして何故かしら、緑陰を道を避けて、陽射しのある路を選んで歩いて、
我ながら身勝手な身だよねぇ、と微苦笑したりした。

そして古人から、熱さ寒さ彼岸まで、の名言を思い浮かべて、
確かにそうですよねぇ、と微笑んだりした。


今朝、居間に陽射しが射し込み、私は心地よく、秋日和の到来の季節になったのかしら、
と微笑んだりした。

そして地元の天気情報を視聴すれば、朝の6時は15度、昼下がりは24度前後、
夕暮れの6時は21度前後、と明示されて、
晴れ時々曇りの過ごしやすい日中となります、と報じていた。

やがて私は、冷房も暖房も不要な時節だよねぇ、と家内に言ったりした。

この後、私は半袖のスポーツシャツに別れを告げて、スリー・シーズンの長袖を着た後、
そして私は最寄りのスーパーに買物に向かう中、足早に歩くと熱さを感じたが、
腕まくりすると心地よく、過ごしやすい季節になった、と独り微笑んだりした。
          

帰宅後、家内は押し入れにある幾つかの衣装ケースを出して、
スリー・シーズンの衣服を出したりしていた。

そして夏用はすべて洗濯して収納しますから、と家内から私は言われて、
いよいよ私の好きな秋日和の日を迎える、と思いながら微笑んだりした。

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4 コメント

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貴兄のお住まいの貴地、今頃の情景を思い馳せれば・・。 (夢逢人)
2014-09-22 19:09:02
プー太の父さま。

>初日の昨日は大好きな山登りを楽しんできましたが、今朝は何をしようかとウキウキした気持ちです。
>年金生活のご先輩が、ブログを通していろいろ楽しんでいる様子はとても励みになります。

>そちらもだいぶ過ごしやすくなったようですね。
>最近のこちらは、早朝が5度から8度くらいで日中は22度くらいの日が続いていましたが
>山は黄葉が始まって平野部も少し色づいてきましたので、本格的な秋の感じがしてきました。
>厳しい冬の前の大変いい季節になります。

私たち夫婦は何かと北海道の旅は、心身波長が合い、幾たびか訪れています。

そして貴兄のお住まいの貴地、今頃の情景を思い馳せれば、
過ぎし2006年10月中旬に於いて、私より14歳上の家内の母が、
家内に8月頃に『元気なうちに・・一度は北海道に行ってみたいわ・・』と言ったりしてきたので、
私たち3人で7泊8日の旅路をしました。

私は自動車の運転免許証は判断力が衰えてきましたので、更新しませんでしたので、
晩秋の北海道で程々ゆったり観光するにはと、家内と色々と話し合った結果、
北海道を周遊するには、効率と快適さ、そして程々の価格を配慮して、
【JAL STAGE(ジャル・ステージ】を利用することとしました。

この当時は日本航空、全日空の航空会社の旅行専門会社が、
各地のホテルとホテルの間を定期的に周遊観光バスを走らせていました。

私たち夫婦は、昭和55年の夏に道南周遊に利用し、
その後、秋の沖縄本島と諸島、やがて真冬の北海道に周遊した成功体験がありました。


この家内の連れた旅路は6泊7日以内の旅行会社の規約があり、別途シティホテルを加えたりしました。
そして高齢者でもゆっくりと周遊できるコースとして、

①羽田空港から旭川空港に着いて、旭川のシティホテルに宿泊。

②動物好きな家内たちは、旭山動物園で日中過ごして、私は層雲峡に直行して、周辺を散策。
 その後、層雲峡の観光ホテルで合流する。

③層雲峡よりJALライナーのバスで知床半島の宇土(ウトロ)に行き、観光ホテルに宿泊。
 この間、指定された観光地に寄りながら走破する。

④ウトロに連泊。周辺を散策。

⑤ウトロよりJALライナーのバスで阿寒湖に移動する。
 知床観光船に乗ったりした後、知床峠を越えて、ウラスから摩周湖に寄ったりする。
 阿寒湖の湖畔の観光ホテルに宿泊。

⑥阿寒湖に連泊。周辺を散策。

⑦阿寒湖に三連泊。周辺を散策。

⑧阿寒湖からJALライナーのバスで釧路空港に移動。
 この間、釧路湿原を2時間前後で散策。

釧路空港から羽田空港に着陸し、その後、軽食をして、家内の母と別れ、帰宅。

こうした旅行日程でありましたが、幸いに朱紅色、黄色に染められる錦繍の時期が、
平年より遅れていましたので、錦繍の情景を見ることができました。

この旅路の中、快晴の朝の中、層雲峡の銀河、流星の滝をほめた後、
石北峠に向かう道は、私は魅せられてきた景観のひとつのエゾマツ、トドマツ、
そしてダケカンバの多い樹林の中、左側の道路沿いに数多くのせせらぎがありました。

こうした中、ときたま鹿を見かける時もあり、
『クマ(熊)なく・・シカ(鹿)と・・コンキよく・・観てください・・』
とバスガイドさんが言ったりしていました。
確かに、この辺は熊、鹿、そしてキツネを見かけることもありました。

北見市に抜ける途中は、広大な畑が広がり、
その奥まった処が小高い里山となり、紅葉、黄葉に染められた錦繍の世界が展開し、
私は道内の風物詩のひとつと思い深めていました。

こうした時、休憩の時に、
広大な畑の中、タマネギ、ジャガイモなどの収穫を終えた中、
畑の片隅に鉄条の網状の高さ180センチ、縦横90センチぐらいの大きなカゴ(?)、
幾10も並び、圧倒されながら魅了された情景が、今でも心の片隅に残っている次第です。

このような貴地の今頃の情景が思い馳せたりしましたので、
冬の前の今の時節・・貴兄も付近の山、里道を歩かれる御姿・・何となく想像できます。

>またこれからも宜しくお願いいたします。

こちらこそ、今後ともよろしくお願い致します。

返信する
おはようございます (プー太の父)
2014-09-22 07:59:10
昨日は退職祝いのメッセージをいただきましてありがとうございました。
初日の昨日は大好きな山登りを楽しんできましたが、今朝は何をしようかとウキウキした気持ちです。
年金生活のご先輩が、ブログを通していろいろ楽しんでいる様子はとても励みになります。

そちらもだいぶ過ごしやすくなったようですね。
最近のこちらは、早朝が5度から8度くらいで日中は22度くらいの日が続いていましたが
山は黄葉が始まって平野部も少し色づいてきましたので、本格的な秋の感じがしてきました。
厳しい冬の前の大変いい季節になります。
またこれからも宜しくお願いいたします。
返信する
千年前の人々と・・。 (夢逢人)
2014-09-22 07:33:02
咲くや姫さま。

石岡市にお住まいの貴女様からのお便り嬉しく読まさせて頂きました。

>秋日和で彼岸日和の一日が暮れました。
>夜空の景色も秋に変わりつつあります。
>深夜、外に出て
>星空を見上げるのも寒くなった2014年の
>彼岸です。

昨今は朝夕が少し肌寒く、日中の陽射しは夏の香りが残る過ごしやすく、
月を愛(め)でる日々をおだやかに過ごし、千年前の人々と同じかしら、と私は享受しています。

私は貴女様の投稿文をいつも読ませて頂きながら、
父上様のお墓参りの情感は、父恋きを感じて、好感しています。

そして『季節の花』シリーズは、古来よりの四季折々の情景が的確に表現され、
圧倒的に魅了されている次第です(例えば、9月17日、投稿文)

私は貴女様のブログ・・前回に記載した通り、
堀文子(ほり・ふみこ)さんの日常のうつろう情景を綴られ、そして絵を描かれていましたので、
貴女様は、堀文子さんのような形式に準じて、
貴女様は随筆を綴られる素質があり、そして従来通り写真を添付されてブログで表現されれば・・
圧倒的に突出したブログになる、と秘かに期待しているひとりです。

お便りありがとうございました。


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Unknown (R.咲くや姫)
2014-09-22 00:06:20
秋日和で彼岸日和の一日が暮れました。


夜空の景色も秋に変わりつつあります。


深夜、外に出て
星空を見上げるのも寒くなった2014年の
彼岸です。
返信する

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