先程、ときおり愛読している【NEWS ポストセブン 】を見ている中で、
『 「孫疲れ」に野末陳平氏警告、「子供なんてズルいのが基本」 』と題した見出しを見てしまった。
私は東京の調布市に住む年金生活のまもなく73歳の身であるが、
私たち夫婦は子供に恵まれなかったので、たった2人だけの家庭であり、もとより孫もいないので、
実感がなく、少子高齢化の加速する今日、私も責任を感じる時もある。
こうした中、私の友人、知人などと懇親会で談笑する中、
『孫は可愛いが・・3時間ぐらいあずかると疲れてしまうょ・・』
と私は聞いたりしてきた。
或いは私は独りで公園などに散策して、休憩でベンチに座ったりしている時、
ある日、若きママがベビーカーで、一歳前後の男の児を乗せてきた・・。
まもなく男の児は、歩き出して、笑いながら私の方に手を振ったりした。
私は微笑みながら少し手を挙げて振ったりした。
そして私は、あどけない笑顔、しぐさに、100万ドルの笑顔だよねぇ、と瞬時に心の中で呟いたりした。
まもなく若きママが私に近づいてくると、
『あどけなさ・・可愛いですねぇ・・』
と私は微笑みながら若きママに言ったりした。
やがて若きママが、男の児に、
『おじさんに・・バイバイしましょうねぇ』
と言ったりした後、男の児は私に手を振りながら、ベビーカーに向かって歩いた。
こうしたような私の体験は幾たびもあり、友人、知人から孫可愛いことを思い重ねたしてきた。
昨今、祖父母にとって、「孫疲れ」の話題が新聞、雑誌などで私は読んだり、
友人、知人からも私は聞いたりしてきたので、今回の記事を精読してしまった。
この記事の原文は、『週刊ポスト』の2017年9月1日号に掲載された記事のひとつであり、
関連の【NEWS ポストセブン 】に8月22日に配信され、 無断ながら転載させて頂く。
夏は、「孫疲れ」のシーズンだ。
お盆で遠くから息子家族や娘家族がやってきて、孫の遊び相手をしてヘトヘトになり、
体調を崩す人も多い。
さらに、「お盆玉」や「帰省の交通費を出す」などで経済的負担を強いられるケースもある。
年に1、2度の帰省ですら、一苦労なのだから、近くに住んでいる「じいじ・ばあば」はもっと骨が折れる。
孫たちが、学校や幼稚園に行かない夏休み期間は、なおのことだ。
東京都内で息子家族の近くに住む70歳男性が悲鳴を上げる。
「小学5年生の孫娘を、進学塾の夏期講習に送り迎えするのと、
小学1年生の弟の世話は、私の仕事。
自転車の後ろに乗せて、市営プールに連れて行くのですが、
小学3年生以下の子供は、付き添いなしでの遊泳は禁止。
だからしかたなく私も、一緒にプールに入る。
毎日ヘトヘトですよ。
会社で働いていたときより重労働かもしれません。
なのに嫁と来たら“夫婦共働きなので、助けていただかないと”と感謝の言葉もない」
ちなみに孫娘の夏期講習代約10万円も、祖父が払っているという。
『団塊世代の孫育てのススメ』の著書がある家族問題評論家・宮本まき子氏がいう。
「今の子供世代は、“祖父母世代は高度経済成長を経験してきた裕福な人たちだから頼っていい”
という感覚を持っている。
一方の祖父母世代は、『貧しかった日本』を知っているので、自分の子や孫に同じ思いをさせたくない。
だから『感謝もなく、当たり前のように、親に依存する子供世代』と、
それに『言われるがまま、甘やかしてしまう祖父母世代』という構図になってしまう。
しかし金と労力を際限なく提供して、自分たちの老後が脅かされては元も子もありません」
元参議院議員で作家・経済評論家の野末陳平氏もこの現状を憂う。
「自分の金と時間は、自分のために使う、という基本に立ち返るべきでしょう。
普段、刺激のない生活をしているからこそ、孫恋しさがエスカレートしてしまうし、
老人は嫌われたくないから言いなりになってしまう。
子供なんてズルいのが基本なんだから、甘い顔しちゃいけない。
そういう“甘えの連鎖”をいかに断ち切るかが、今後の家族関係の大きなテーマになる」
孫可愛さが、「老後破産」を招いては笑えない。・・》
注)記事の原文に、あえて改行を多くした。
私の知人の男性は、娘家族と二世帯同居する家で、
現代は、息子、娘さんも殆ど共稼ぎしている時代であり、
やはり娘さんも働いている。
そして小学2年生の孫息がいて、学校で主催している防犯バトロール担当を
知人の男性は、自主的に奮闘したたりしている。
或いは、地方に住む友人は、OB会の懇親会が都心で開催されているが、
以前は福岡空港から航空機、そして当日の夜は都心で一泊する行程で参加して下さったが
10年前に孫ができてからは、何かと孫にもお金がかかるょ、と欠席となっている。
私は孫がいないので、こうした実情は疎(うと)く、発言権はないが、
祖父母にとっては、孫の「あどけない笑顔、しぐさ」と「孫疲れ」に揺れる思い、
少しばかり学んだりした。
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